塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

選手が求める素足感覚とは

2021-06-06 21:22:29 | 日記
 サッカーでもバスケットでも、選手はスパイクの機能に「素足感覚」を求めます。

 興味深いのは陸上競技の方で、短距離は当然軽量で素足感覚を求めるのでしょうが、マラソンや駅伝ではナイキ・ヴェイパーマックスに代表される、前方への促進力と足裏の保護が求めらる点です。

 バッシュですと、ナイキは極薄のエアーである「ズームエア」を開発、アシックスのサッカースパイク「DSライト」は不朽の名作と言えるほど、支持を集めています。

 僕は選手ではないので、素足感覚を各社どのように突き詰めていくのか、正直わかりかねます。

 ただ、素足感覚を突き詰めることにより、軽量化は実現できても足裏への負担が軽減されない、足裏への衝撃を考慮しすぎると、今度は素足感覚が鈍くなる。

 というように、開発担当者からすれば、相当のジレンマがあるのではなかろうか、と想像します。
 
 今は陽射しも強いので、自宅では靴下をはかずに素足でくつろぐ方が多いはずです。

 僕もそうですが素足で歩くという事は、確かに地面(床や畳)の感触を直接体感できますが、自分の体重がそのまま乗る形ですから、足裏を保護するものが何もありません。

 靴下やスリッパをはいている時ならばさほどではありませんが、僕は家を素足で歩くたびに、その衝撃を大きな体感として実感しています。

 なるほど、スパイクだけでなくインソールを用いて足腰の衝撃軽減を求める選手が多いこともうなずけます。

 今後も素材、デザインを軸に新しいスパイクの潮流が生まれるはずです。

 ただ、いつの時代でも素足感覚という題材だけは、廃れることはないのではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バルセロナ、アルゼンチン代表アグエロが加入する

2021-06-06 20:58:11 | 日記
 FCバルセロナにアルゼンチン代表、セルヒオ・アグエロが加入しました。

 周知のように、レオ・メッシとアグエロは親友として知られ。アグエロの欧州の出発点は同国のアトレティコ・マドリードでした。

 バルセロナと首都マドリード、という違いはありますが、アグエロにとってバルセロナへの移籍は、アルゼンチン同様スペイン語での会話も含めて、原点回帰ということになるのでしょう。

 ファンは両者のハーモニー、2005年のアンダー20ワールドカップ、2008年北京五輪の時と同じ喜びが、クラブに与えられると考えたいと思うはずです。

 何せ、バルセロナの負債は日本円で1450億円もあり、ナイキや楽天からいかにスポンサー収入を得たとしても、何ら解決策にならない、ならば選手たちの躍動こそが今こそ必要、と思うはずですから。

 ただ、僕はこの移籍がよくわかりません。

 何もアグエロの実績を無視したい、シティでファンを歓喜させてきた素晴らしい得点力を疑問視しているわけではありません。

 メッシもアグエロも30代半ばの選手ですよね。

 指揮官として残留するかどうかはまだ未定のようですが、ロナルド・クーマンが電話連絡というあっさり(選手からすれば最低最悪)した形でウルグアイ代表ルイス・スアレスをカットしたのが昨年のことです。

 もしクーマンが実力や人間性ではなく、単純に年齢だけでカットを希望したとすれば、アグエロの加入は仮に解約解除金が無しとしても、どこか矛盾していないでしょうか。

 スアレスはアトレティコ移籍1年目でリーグ優勝を果たし、感極まって涙を流しましたが、バルセロナ首脳陣は一瞬でも彼をカットしたことを後悔したのでしょうかね。

 スペインはフランス、リールやモナコ、モンペリエのようにダークホースが優勝するとは思えませんが、バルサとレアルの借金問題は、今回も尾を引くことが予想されます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本6-0でガーナを圧倒するも

2021-06-06 20:38:45 | 日記
 「ブラックスターズ」のニックネームで知られるガーナ代表。

 現在はアーセナルのトーマス・パーティ、過去にはステファン・アピアーにマイケル・エシェン、アンドレとジョルダンのアユー兄弟と、欧州で活躍する選手を続々と生み出してきました。

 アユー兄弟の父親は同国の伝説的名手アベディ・ペレであり、所属するマルセイユでの存在感は抜群でした。

 そのペレの力をもってしてもワールドカップには縁がなく、初出場は2006年のドイツ大会でした。

 例えそうであっても、ガーナ代表の選手たちがフィジカル・コンタクトに長け、正確な技術を持ち合わせていることは確かで、だからこそドイツを軸に海外リーグで活躍する選手が多かったといえます。

 ですから、日本五輪代表が彼らから前半だけで3得点、後半も3得点、計6-0で完勝したことを思うと、正直よくわからなくなったんですよ。

 日本が本当に強いからこの得点差なのか
 そもそもガーナの選手たちは、この日本戦をどう考えていたのか
 彼らの体調や日本戦に向けての準備に、何かしらの不備があったのではなかろうか

 ですから酒井が右サイドからあれだけ攻撃を生み出し、久保に堂安も逞しい姿を見せてくれたのはうれしいのですが、むしろガーナ代表の方が弱かったから、という印象も強いのですね。

 残る試合は、ジャマイカ代表、ホンジュラス代表、そしてスペイン代表の3試合であり、ジャマイカ戦を終えると五輪(開催されればという懸案は残りますが)代表選手が決定します。

 少なくとも森保監督がオーバーエイジで抜擢した遠藤、吉田、酒井の3選手は、文字通り「器が違う」事を見せてくれましたし、指揮官の選択が適切だったと感じさせてくれました。

 最後にあたるスペインが、第3戦のフランス戦への予行演習なのでしょうが、南アフリカ、メキシコ戦でトーナメント進出を決めていたいというのが本音でしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする