塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

フランクフルトと在籍する日本人選手たち

2021-06-07 21:26:16 | 日記
 ブンデスリーガを代表するクラブ、フランクフルト

 1980年代は韓国代表のボンクン・チャ
 1990年代はガーナ代表のイエボア

 そして2010年代から20年代の現在では、日本代表経験者3人、乾貴士、長谷部誠、そして鎌田大地が在籍経験、もしくは在籍しています。

 乾がスペインのエイバルで活躍する土台となったのは、このフランクフルト時代の積み重ねが大きいと思います。

 ちなみに乾在籍時のスポンサーは「ヤコ」でしたが、近年はDFBポカールの優勝、ヨーロッパリーグへの参戦と好成績を得ているためか、ナイキがスポンサーになりましたよね。

 ちなみに「キャプテン翼 ワールドユース編」に登場する韓国代表の選手のうち、誰かがフランクフルトに在籍という設定だった気がします。

 実はフランクフルトは、漫画(現在は連載終了)エリアの騎士に登場する「倉知快人」が在籍するクラブ、としても登場するなど、案外漫画ファンにも知られているのではないでしょうか。

 週刊マガジン連載時、エリアの騎士は看板作品のひとつでした。

 特に主人公の逢沢駆が作品中、アンブロを履いていることを逆手にとり、実際のアンブロが

 「アンブロ、逢沢駆と契約!!」

 と大々的に宣伝したことは、実に興味深い出来事でした。

 バスケットでいいますとスラムダンクが登場人物の履くバッシュを丁寧に描いていることで有名ですが、エリアの騎士でもディアドラやヒュンメルなど、スパイクの細部が見事に再現されていましたね。

 だからこそアンブロも最高の広告が作成できたのではないでしょうか。

 今、週刊マガジンではアンダー20ワールドカップ出場をかけて戦っている漫画「ブルーロック」が連載されています。

 かつての少年サッカーや部活動ではなく、世界を目指す選手たちが描かれていること、それは過去の「ホイッスル」や「ビバ・カルチョ」もそうですが、Jリーグ発足の影響を感じますね。
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今年もあの一冊が店頭に並びました

2021-06-07 21:05:40 | 日記
 この時期お馴染みのワールド・サッカーダイジェスト編集部の一押し

 「2020ー21欧州サッカー・トウディ 完結編」

 が書店に並びましたね。

 相変わらずチャンピオンズ・リーグ決勝から印刷、製本に至るまでの手際の良さ、内容の充実さは「さすが」としか言いようがありません。

 この完結編を読むだけで、さほど馴染みのないポルトガルやオランダの実情も見えてくるため、実にありがたい事だと毎年思います。

 (ポルトガルには日本代表選手が在籍する事例が増え、今後より情報量は増加する気がします)

 勿論、5大リーグのように久々にリーグ優勝した事例もあります。

 イタリアはインテル 2009-10シーズン以来の優勝
 スペインはアトレティコ・マドリード 2013ー14シーズン以来の優勝
 フランスはリール 2010-11シーズン以来の優勝

 それよりもポルトガルではスポルティング・リスボンが、2001-02シーズン以来19季ぶりの優勝を果たしたのですね。

 ファンからすれば我慢の連続だったでしょうし、現在のスポンサーはマクロンですが、当時は(既にサッカー界から撤退している)リーボックがスポンサーであり、主力が

 ブラジル代表 アンデルソン・ポウガ ファビオ・ロッケンバック

 という顔ぶれを思い出すと、その時間の長さが改めてわかります。

 またポルトガル・カップの優勝はブラガ、エール・ディビジはリーグとカップをそれぞれアヤックス・アムステルダムが制覇し、オーストリアはレッドブル・ザルツブルクの強さが際立つ。

 というように、この「完結編」を眺めるだけでも、欧州サッカーを俯瞰できます。

 これからエル・ゴラッソを軸に、他の媒体もシーズン回顧禄を発売するでしょうから、読み比べも楽しいものです。
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日本代表対タジキスタン代表戦を観ながら

2021-06-07 20:44:46 | 日記
 TBSが中継している、日本代表対タジキスタン代表の一戦を気にかけながら、ブログを書いています。

 クラブとの報酬、待遇をめぐって「結果的に」無所属の形で招集された浅野拓磨。

 それでも自分に目をかけてくれてる森保監督の存在は、浅野にとって非常に大きいのではないでしょうか。

 そう、サザンプトンに残留するのか、保有権を持つリバプールにレンタルバックになるのか、南野拓実もそうですが、今夏移籍先がまだ決定してない選手にとって、ユーロやワールドカップ予選は

 「僕に注目してくださいね」
 「こんなプレイができますよ」

 と訴えることができる、良い機会ではないでしょうか。

 と言いますのも、欧州リーグに在籍している日本人選手、もしくは代表選手たちも復帰すべき、もしくはどうして招集されないのかと思う選手が多々おり、競争がより厳しくなる可能性があるためです。

 ポルトガル 安西幸輝 
 ベルギー 森岡亮太 鈴木優磨
 オーストリア 北川航也

 などはその一例と僕は考えます。

 特に北川は、アジアカップ2019までは常に代表招集を受けており、再度代表ジャージをまとうべく、ラピド・ウイーンに移籍しました。

 また浅野同様に実力や人間性、故障の多さではない形でトラブルに巻き込まれ、ポルトのセルジオ・コンセイソン監督との不和が聞かれる中島翔哉も忘れてはいけません。

 勿論、グランパスエイトの中谷のようにこのタジキスタン戦で先発に食い込む実両者がJリーグもいますし、ロドリゲス体制で好調を維持している関根貴大なども興味深い存在です。

 勿論、森保監督の中にはすでに最終予選を戦う骨組みは描かれているはずですが、セントラルと異なり選手の入れ替えはより柔軟になれます。

 選手たちにとっては競争の落ち着かない日々が今後も続きますが、その後にカタールの大地が待っているはずです。
 

 
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