塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

監督人事の行方はいつも気になります。

2021-06-12 21:35:46 | 日記
 セルティック・グラスゴーに移籍するアンジェ・ポステコグルー。

 セルティック・グラスゴーは横浜F・マリノスに契約解除金として1億円程度支払う様子ですが、関係者は彼の新しい旅立ちにエールを送っているようです。

 朝日新聞の扱いはさほどではないようで、地元神奈川新聞がアンジェ・ポステコグルー移籍のコラムを、どの程度の紙幅で掲載したかは定かではありません。

 ただ、2019年リーグ優勝に導いた監督が、セルティックという古豪に招聘されたこと。

 これは本場欧州でもJリーグの存在価値が認知されつつあり、同時に選手だけでなく指揮官にも声をかける価値があると判断したならば、大変大きな出来後と言えます。

 ポステコグルー氏の場合は、ワールドカップ出場監督という、Jリーグの監督で最も場数を踏んでいるというアドバンテージがあることも確かです。

 今後は鬼木さんのように、リーグ優勝、AFCチャンピオンズ・リーグなど、日本人の指揮官がリーグとカップの両方で評価され、海外進出を果たせるようになると、Jリーグも更に地位向上となる気がします。

 森保さんのきめ細かい強化方針が現在実りつつあるように、2022年ワールドカップで仮に8強進出を果たせたならば、森保さんの続投、もしくは日本人が続投の形となるはずです。

 つまり、監督は国籍問わず招聘は可能ですが、無暗にビッグネームを招聘しても致し方ない事は、日本代表とファルカン時事例でも明らかです。

 だからこそ監督人事はおろそかにはできませんね。
 
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五輪代表、ジャマイカ代表に4-0で勝利する

2021-06-12 20:56:44 | 日記
 僕は勤務のため視聴出来ませんでしたが、日本五輪代表は4-0の完封という形で、ジャマイカ代表に勝利したのですね。

 コラムを読めば読むほど、久保建英の「4人股抜きゴール」が見たいと思いますが、いよいよ本番に向けて選手選考が開始となります。

 そのジャマイカ代表の指揮官がウイットモアと聞いて、懐かしさを感じました。

 1998年ワールドカップ、日本代表はどことなく

 「ジャマイカ代表には勝利できるはずだ」

 という、根拠なき楽観論が漂っていました。

 ジャマイカ代表はなりふり構わず、プレミア・リーグに在籍しジャマイカにルーツを持つ実力者をワールドカップに向けて勧誘、気化させて強化を図っていました。

 指揮官レネ・シモンエスも日本代表のスカウティングを怠らず、結果が1-2で敗戦、ゴンさんが一矢報いるゴールを決めたことだけが救いでしたが、後で岡田さんが悔やんだように怪我をしていた中での仕事でした。

 その日本戦で2ゴールを奪ったのが、そのウイットモアだったのです。

 ジャマイカ代表は1998年以降ワールドカップに縁がなく、それは2006年初出場のトリニダード・トバコも同様です。

 カリブの島々は国土も人口も限られていますし、日本同様に周囲を海で囲まれていますから、海外遠征は陸続きでできる欧州のような手軽さはありません。

 地理的不利も含めて、強化策には難点があると僕は思いますが、ウサイン・ボルトを生んだ国ですから、すさまじい潜在能力があるとにらんでいます。

 当時はサッカーダイジェスト、サッカーマガジン、ナンバーなど専門誌はこぞって対戦するジャマイカ、クロアチア、アルゼンチンを取材し、現地に赴くこともありました。

 その初々しさが魅力だったころとは異なり、代表、五輪代表が逞しさを見せている事に嬉しさを感じます。
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欧州選手権、ハリー・ケインに注目しませんか

2021-06-12 20:43:38 | 日記
 イングランド代表は欧州選手権で優勝したことがありません。

 しかし、1996年の自国開催では4強に進出し、アラン・シアラーが5得点で得点王に輝きます。

 オールド・ファンならご存じですが、シアラーが名手として存在価値を示した大会になりましたが、それまでマスメディアを騒がせていたのは「シアラー・パズル」という言葉でした。

 1995シーズンには在籍するブラックバーン・ローヴァーズでプレミア・リーグ優勝を果たし、2トップを形成するクリス・サットンとの相性も抜群でした。

 しかし、クラブでは素晴らしいゴールでファンを喜ばせているにも関わらず、代表ではまったく輝くことのないシアラーを、マスメディアは皮肉めいた形でシアラー・パズルと呼んだのです。

 イングランドは初戦スイスと対戦し、1-1の引き分けスタートするも

 「ガスコイン以外は恐れる必要がない」

 とまで言われる始末でしたが、大会中にシアラーが覚醒したことで、指揮官テリー・ベナブルズは手ごたえを得ることができたのです。

 その後シアラーはマイケル・オーウエンとの2トップで1998年ワールドカップ、2000年欧州選手権に参戦しますが、以後大舞台で得点王には到達できませんでした。

 つまり、ハリー・ケインが仮に今大会得点王に輝くならば、ワールドカップ、ユーロとビッグ・トーナメントと続けての快挙となります。

 代表の連覇は1972年と74年の西ドイツ、2008,2010,2012年のスペインが果たしていますが、恐らく得点王という個人タイトルは前人未踏のはずですよね。

 イングランド代表でもワールドカップ得点王は、ケインとギャリー・リネカーのみで、あのジェフ・ハーストさえ成し遂げていません。

 ウエイン・ルーニーが持つ代表最多得点を更新できる可能性があるのも、現段階ではケインだけでしょうし、だからこそ彼はスパーズ残留か移籍かで悩んでいる形になります。
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