塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

國澤志乃、長野パルセイロに再加入

2021-06-30 18:28:47 | 日記
 2019シーズン途中まで長野パルセイロ・レディースに在籍し、かねてから内に秘めいていた欧州移籍を実現させた國澤志乃。

 日本代表経験を持つ彼女の離脱は、クラブにとって1部残留を目指す成績状態の中で苦痛だったと思います。

 でも、僕は選手が個人の意見を最優先してもよい時はある、と考えていますので國澤の旅立ちは致し方ないと思っていました。

 すると、クラブは本日公式声明として國澤志乃の再加入を発表し、彼女もまた

 「第2の故郷長野」

 という表現で、再度長野パルセイロ・レディースに在籍できることを喜んでいる様子でした。

 この「第2の故郷」と選手が感じてくれることは、クラブの財産ではないでしょうか。

 レディースの顔である泊志保は愛知県、引退後はクラブの営業として活躍する大橋良隆は宮城県出身と、在籍当初は縁もゆかりもなかった長野県長野市で、根っこをおろして毎日暮らしています。

 それは数少ない長野県出身のプロ選手として、サガン鳥栖を長年支え続ける高橋義希もそうですし、長野市立高校から湘南ベルマーレ、そして現在はガイナーレ鳥取に在籍の新井光も同様です。

 パルセイロファンの中には、アカデミー出身の後者がトップの一員となってプレイしてもらいたいと考える方もおり、そこにも地域制というまなざしが存在します。

 その新井も長野よりも鳥取の一員である以上、J2昇格という目標を糧に、鳥取県でしばらく生活を続けるのでしょう。

 このように選手には地域、という観点から思うと生え抜きやバンディエラという見方がさらに奥深さが感じられます。
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日本は本当に清潔な国なのでしょうか

2021-06-30 18:07:41 | 日記
 セブンイレブンに立ち寄り、購入したアイスクリームを車内で食べていた時の光景です。

 丁度、入り口前に停車していたので、店内に入ってゆくお客の行動がまるわかりだったのですが、残念でしたね。

 ゴミ箱の上には

 「家庭ごみの処分を固く禁止します」

 と大きな張り紙が掲示してあるにもかかわらず、自分の車から多くの方が無分別でどんどん捨てていく光景に、正直呆れましたね。

 彼らの言い分は

 「道路や川に捨てていないだろう」
 「車中のごみと家庭ごみは違う」

 となるのでしょうが、例えばペットボトルはそのまま捨てていましたが、ごみ箱にはボトルキャップを別枠で捨てられる入り口がしっかりと確認できましたよ。

 そんなに自分で食べたもの、飲んだものの処理を無関係の「赤の他人様」にしてもらいたいのでしょうか。

 僕は店頭で購入した飲み物の空き缶を捨てさせていただくことはありますが、お金の節約のために最近はコンビニに立出来る限り立ち寄りません。

 ですから多くの店舗で精算機が刷新され、セルフの形になっていることを思えば、お客のために何かしようという心意気が伝わりますが、アルコール消毒もしない、ごみを勝手に捨てていく。

 これでは店頭に立つ従業員の方の配慮が報われません。

 ちなみに僕は、アイスクリームの包み紙を自宅まで持ち帰って処分しましたよ。

 それくらいした方が良いではありませんか。

 Jリーグに移籍した外国籍選手が、日本は給料の遅配がないし、清潔で道路にゴミが落ちていないところが凄いよ、と感嘆しますがそれは現実から乖離している印象と思います。

 サッカー場でも多くのごみを、当日のボランティアの方が処理してくださるからこそ、清潔が保たれています。

 クラブスタッフやボランティアの方が、今日は良い一日だったねと思える観戦態度を取りたいものです。

 選手と監督への批判と意見は、それからでも遅くないと思いますよ。
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ラファ・ベニテス、新天地はエヴァートンか

2021-06-30 11:37:34 | 日記
 ラファエル・ベニテスがエバートンの指揮官に正式決定した模様です。

 ただ、リバプールを指揮していた際にエバートンを小馬鹿にした発言があったらしく、一部のファンはこのスペイン人指揮官を今でも快く思ってはいないようです。

 ダービーというのはクラブと選手だけに大きく関与していると思われましたが、指揮官にも色濃く反映しているのでしょうか。

 そうならばユヴェントスでリーグ優勝を果たしたアントニオ・コンテが、インテル・ファンから容易に受け入れられないはずですが、実際はそうではなかったですよね。

 ただ、マルチェロ・リッピ就任の際は、やはり違和感を感じるファンはいたでしょうし、仮にラツイオで好成績を残したシモーネ・インザーギがローマの新監督に浮上すれば。

 「反発」という言葉では抑えきれない反発が起きたかもしれません。

 (シモーネ・インザーギはインテルに移籍し、ラツイオは既にマウリツイオ・サッリが就任)

 今後はJ1でも同様の事が起きるでしょうか。

 もし鬼木監督が契約満了でフロンターレを退任し、翌シーズンからFC東京の指揮官として多摩川クラシコを戦うとすれば、論議は起きると思います。

 今セレッソの指揮を執るレヴィ―・クルピも、わずかの期間でしたがガンバ大阪の指揮官でしたし、今後はJ1でも宿敵の指揮官が自分たちの指揮官になる事例は増えるかもしれません。

 ただ、エバートンのファンが「ラファエル・ベニテス襲撃」をほのめかすような発言をしていますが、暴力行為に訴えてはいけません。

 サッカーは時に暴力に頼った意思表示が公開されますが、計画した側の論理は通じませんし、何より自分たちの行為でクラブの名声が落ちるという事は考えるべきでしょう。

 
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長期政権を築いた代表監督たち

2021-06-30 11:15:35 | 日記
 1982年から90年までの8年間、イングランド代表を指揮したボビー・ロブソン。

 クラブでもPSVやバルセロナ、ニューキャッスルを率いましたが、一番のハイライトはポール・ガスコインの名前が世界中に伝播した、90年ワールドカップでしょうか。

 僕の目には8強のカメルーン戦で与えられた2つのPKが、主審の「カメルーンでは」という思惑が反映されていたとすれば、案外ここで敗れていたかもしれません。

 勿論与えられたPKを外さなかったリネカーが素晴らしいわけですし、だからこそ4強でドイツに敗れた際、今もって語られる

 「ポール・ガスコインの涙」

 が誕生したわけですしね。

 ですからレーブとデシャンが率いた在籍期間、デシャンは2012年からの9年、レーブに至っては2006年からの15年という年月は本当にすごいという言葉が陳腐に感じれれる長さと言えます。

 特にレーブは2004年のクリンスマン政権発足時からかかわっていますから、その時代を含めると17年になりますからね。

 その間、デシャンもレーブもワールドカップ優勝を果たしていますから、ファンの間では

 引っ張りすぎたのではなかろうか
 代表監督を残すなら、コーチ陣を刷新すべっきだったのか

 という気持ちが強いのでしょうか。

 デシャンが優勝を果たしてから3年ですから、まだ「マンネリ」というわけではなかったとも言えますが。

 ドイツ代表はレーブの参謀役であったハンジ・フリックが既に代表監督に決定しており、チェルシーのカイ・ハベルツ、ティモ・ベルナーが主軸となるのでしょう。

 興味ぶかいのはGKの人選で、レーブはマヌエル・ノイアーを自身が監督を始めた当時から信頼し、招集対象としてきましたが、今後はベルント・レノやテア・シュティーゲンなど、顔ぶれに変化はあるのか。

 フランスはまだデシャン政権が維持されるのか、解体されるかはわかりませんが、デシャン自身は休養に入っても、指揮官としてすぐに復職するようにも思います・

 
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ロナウドはあの夜、憂さ晴らしをしただろうか

2021-06-30 11:04:35 | 日記
 16強で敗退し、欧州王者を防衛できなかったポルトガル代表。

 2024年大会はロナウドが仮に現役を続けてており、招集されたとしても1986年ワールドカップ、セレソンのジーコのように、サブの選手としてまずは状況を見守る形になると思います。

 ジーコの場合は体調が万全でなかったことが大きかったわけですが。

 僕の推測ですが、16強で敗れた「憂さ」をロナウドは僕らが行うような安直な形には求めなかったと思います。

 いつものように米や鶏肉で用意された食事と水、早い時間での就寝で翌朝を迎え、練習、反省というある種の孤独の中で、憂さ晴らしを果たしたように想像します。

 僕なんで何か不得手な事が待ち構えている際、ストレスがたまると、チョコレート・アイスクリームやマクドナルドのハンバーガ―を食べて、気を紛らわせるのです。

 いやあ、自分でいうのもなんですが、安直ですよね。

 でも、マクドナルドをほおばり、ああおいしいなあ、こんな時くらい牛肉を食べても良いよなあと思うと、腹が満たされるせいか正直心が落ち着くんですよ。

 (僕は普段、さほど肉をくちにしないので)

 ただ、欧州選手権優勝はエウゼビオ、ルイス・フィーゴ、そしてルイ・コスタという、同国の代名詞たる名手でも成し遂げることはできず、2016年の勝利は今後も色あせないと思います。

 ただ、彼からすれば記憶やお金よりも、優勝の方を最優先することに間違いはありませんが。

 引退しても、ナイキとの関係は続く、各国を飛び回りナイキ製品のすばらしさを説くでしょうし、お金に困らない生活である事に間違いはありません。

 だからこそロナウドは、「今」という瞬間にかけているからこそ、腕章を放り出し感情を放出したように感じます。

 ロナウドの招集はワールドカップ2022まで続くでしょうが、招集が断たれた瞬間、同国の歴史が変わります。
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