塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

リーボックの現在が気になりました

2022-09-13 17:53:42 | 日記
 2006年にアディダスが買収したリーボック。

 しかし2021年にアディダスはリーボックの売却を宣言し、以後リーボックは独立した形で運営されています。

 今公式ホームページを閲覧したのですが、既に今秋の新作ウエアの記事が確認できましたし、リーボックは自分の道を歩み始めていると再確認しました。

 いいと思うんですよ。

 ある意味で今でも看板商品が「インスタポンプ・フューリー」の復刻版、1980年代からのベストセラーである「フリースロー」など、過去の遺産であっても、リーボックのベクターラインが消えないことの方が大きな意義があると思うためです。

 リーボックが十八番のフィットネスでも、今後斬新な商品はでないかもしれませんし、もうかつてのようにサッカーやバスケットボールでナイキを追随することもないでしょう。

 リーボックのスパイクを履いていた方は「ああ。懐かしい」と思うでしょうし、デニス・ベルカンプやティエリ・アンリ、ライアン・ギグスが契約選手であったことを知る世代よりも、「現在」を知るファンの方が増加しているはずですしね。

 ただ、ナイキが買収しリーボックのように再度独立したアンブロが、ナイキを気にせずに商品を開発し、しがらみから解放されていることを思えば、アディダスの手を離れたことはリーボックの未来にとって大きな出来事ではないでしょうか。

 ただ、日本市場から撤退したカッパ、ディアドラの例を考えますと、事業を継承する大切もわかります。

 ビジネスが成功するかどうかは経済と世相も考慮しなくてはいけませんし、何より良品を作っても必ずしも受け入れらないことは、「夜警」という名画を生み出すも酷評された画家、レンブランドの事例からもわかることですから。
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フランチェスコ・トッティが離婚の危機を迎える

2022-09-13 17:37:13 | 日記
 フランチェスコ・トッティは妻であるイラリーと離婚寸前のようです。

 ローマにはASローマとSSCラツイオの2クラブがあるわけですが、パウロ・ファルカンと同様にローマでトッティの名前は絶対ですから、ファンの多くはトッティの擁護(理由と原因がとうでも)付くのではないでしょうか。

 トッティはレアル・マドリードへの移籍を視野に入れる中、最後までローマに残留し続け(晩年は東京ヴェルディが移籍を打診しましたね)、2001年のスクデット、2008年のコパ・イタリアをもたらし、ルシアーノ・スパレッティ政権では「ゼロ・トップ」の担い手でした。

 2006年ワールドカップでも優勝し、契約するディアドラ(最後はナイキ契約)はトッティのために「マクシムス」と呼ばれる専用スパイクを開発、提供するなど常にクラブと代表での責任を背負い続けます。

 もしこの当時、妻との不和が表面化されていれば、ディアドラ、ナイキに限らず難色をしめしたかもしれません。

 ただ彼は既に引退していますし、現役時代ほどプライバシーが関与されない可能性はありますが、トッティは既にマスメディアに心情を語り、子供への悪影響を防げないか思案しています。

 妻のイラリーのほうが先に浮気をした
 確認のために、その際初めて彼女の携帯電話に触れた

 とトッティは言います。

 ただイラリーからすれば、現役時代の絞った身体が現在では太り気味であり、容姿やその他のことでトッティに何かしらの疑念が生じたのでしょうか。

 ローマン・カソリックは今は幾分柔軟になりましたが、離婚が実に難しくかつてACミランとイタリア代表で中軸だったアレサンドロ・コスタクルタも、離婚では相当揉めたっものです。

 ローマは今季、ユヴェントスからアルゼンチン代表のパオロ・ディバラを獲得し、昨年制覇したUEFAカンファレンス・リーグ以上の成績を求めますが、ファンの関心はむしろかつての背番号10にあるのかもしれません。
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強豪が古豪になる苦しさを思って

2022-09-13 14:05:23 | 日記
 イングランドならばノッティンガム・フォレスト
 イタリアならばクレモネーゼ

 かつて1部リーグで戦うことが当然だったクラブが2部に降格し、ようやく1部に昇格した今季、ファンは野心を求めて上位進出を希望するのか、それとも残留がンの字を考えるのか興味深いと思います。

 Jリーグでいえばジェフ千葉や東京ヴェルディが冒頭のクラブに相当し、大宮アルディージャは3部降格かとも騒がれます。

 そう、サッカーではどのリーグでも「降格」はたやすくとも「昇格」は実に難しいわけです。

 特にノッティンガム・フォレストのように

 1・1979年、1980年のUEFAチャンピオンズ・カップで2連覇
 2・指揮官のブライアン・クラフは名将として知られていた
 3・かつてのイングランド・リーグを代表するクラブ

 が強豪ではなく「古豪」と呼ばれるようになるのは、クラブ関係者だけではなく往時のファンにしても寂しいでしょうから。

 代表でいえばウルグアイがそうで、英雄エンゾ・フランチェスコリだけでなくイタリアでプレイするダニエレ・フォンセカ(ナポリ)、ルベン・ソサ(インテルミラノ)という強固な攻撃陣がいても、1994年、1998年のワールドカップを逃します。

 パオロ・モンテーロ ユヴェントス
 アルバロ・レコバ インテル・ミラノ
 ファビアン・オニール ペルージャ

 など、以後も有能な選手たちはウルグアイからイタリアへ渡るも、満足のいく成績はディエゴ・フォルランが輝いた2010年の4強進出まで得られませんでした。

 むしろ日本代表、JクラブならばJ3のいわきFCのように、過去の名声と成功に縛られない存在のほうが、自身のやりやすい形で戦えるメリットがあるのではないでしょうか。

 日本代表はまだワールドカップでは「アウトサイダー」ですからね。
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忘れる、忘れないの議論について

2022-09-13 13:54:18 | 日記
 セックス・ピストルズが1977年に発売したシングル2作目「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」

 「女王は人間ではない」
 「お先真っ暗夢見る英国」

 という歌詞は、ロンドンパンクで最も知られるスローガン「ノー・フューチャー」とともに大きなうねりをもたらします。

 セックス・ピストルズの面々はこの1977年は、女王陛下即位25周年のジュビリーであり、そのお祝いの席に合わせて作詞、作曲をして発売したわけではないと声明を出します。

 僕はある意味、半分正しくて半分は「嘘」だと思っています。

 彼らパンクロックの住人は基本「低所得者」であり、王室に限らず英国政府の統治事態に関心を抱かないはずですし、本当にジュビリーのことなど念頭になかったのではないでしょうか。

 ただ実際曲が完成し、発売しようと思った際に初めて事実に気づいた
 ピストルズと契約するレコード会社「ヴァージン」は、広告反響の大きさを考えて発売しようと決断した
 そこにはザ・クラッシュを筆頭に、パンクロックの市場が拡大

 という面もあった、ピストルズも金儲けならヴァージンも金儲けだったのではないかと考えます。

 サッカーにおいて日本代表簡関係者ならば、ワールドカップアジア最終予選、本大会の組み合わせ抽選、そしてアジア杯の日程を考えないなどありません。

 それは僕たちも選手も指揮官もすべてが

 同じ立場であること
 目標が皆同じ事を描いている

 という共通認識の下にあるためです。

 それはアディダスやアルフレッドダンヒルというスポンサーもそうですし、埼玉スタジアムにように予選でスタジアムを貸し出す側も当然ですしね。

 だからこそワールドカップはファンが忘れないという意味合い、あるのではないでしょうか。

 ただゴッド・セイブ・ザ・クイーンのメロディは、過激というよりも熟練された味わいですがね。
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