塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今は芝生のピッチが当たり前になりましたが

2022-09-23 18:00:33 | 日記
 漫画キャプテン翼では、数多く「スライディング・タックル」の描写が登場します。

 小学校編の明和はその代表格ですが、現実世界はスライディング・タックルをすれば

 1・基本は土のピッチ(当時はグラウンドという表現でしたが)では短パンのひどい汚れが考えられる
 2・同時に擦り傷が絶えないに違いない

 という課題が生じたはずです。

 小学館のコロコロ・コミックで連載されていた「がんばれ・キッカーズ」も、同様に土のグラウンドが舞台でしたが、これらは

 いつか海外のように芝でサッカーをしたい
 それは子供でも大人でも関係ない

 という強い願いだったのでははないでしょうか。

 コパ・トヨタが日本のサッカー好きにとって、海外の有名選手が一番近くで観戦できる唯一の機会でしたが、選手は一流でも部隊となる国立競技場の「茶色」のピッチは、名手たちに相当な違和感を与えたに違いありません。

 サッカーは芝生の上でやるもの
 土の上でプレイする価値はあるのか

 と口には出さずとも、きっとそう考えたいたと思いますよ。

 ですからJリーグが誕生した1993年以降、選手もプロ化して意識が変化したように、運営側も芝生の管理を学び、選手たちが怪我を負う危険を回避できるように工夫するようになった、これは欧州では当然なのでしょうが、日本サッカーからすれば実に大きな進歩と言えます。

 僕はプロではないので、芝の感触と土の感触、そしてスパイクの消耗に関して言及はできないのですが、今の当たり前の光景がやがてアジア各国にも普及し、アジア全体の競技力向上につながるとよいですね。

 特に長野Uスタジアムの芝生は素晴らしいことで知らて、これもJリーグ誕生の恩恵と言えます。
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コカ・コーラとベレーザの激熱な関係

2022-09-23 12:42:10 | 日記
 WEリーグにおいて一番の話題は、ベレーザの胸スポンサーに「コカ・コーラ」が刻まれることでしょうか。

 若い方はご存じないでしょうが、東京ヴェルディの前身であるヴェルディ川崎は、これまでに「モルツ」「アメーバ」「ゼビオ」など、さまざまな胸スポンサーが存在しました。

 その中でも1992年のJリーグ誕生以前の深緑のプーマ。ジャージのコカ・コーラ、リーグ誕生のミズノ製ジャージとコカ・コーラというコンビは

 リーグ屈指の名手がそろうヴェルディ川崎
 優勝を総なめにし、屈指の人気を誇ったヴェルディ川崎

 を今でも強く印象に残しているのです。

 ですからファンが再度、コカ・コーラがサッカーに進出し、ヴェルディではないにせよ姉妹クラブのベレーザを指名したことは、往年のファンからすれば実に画期的な試みというわけです。

 一方でヴェルディは川崎市から東京都に移転して以降、胸スポンサーだけでなくジャージ・スポンサーも大きく変化しました。

 ナイキの時代
 エネーレの時代
 アスレタの時代

 と時代が新しくなればなるほど、読売クラブ時代からリーグ創世記に見られた深緑ではなく、黄緑色とはいきませんが明るい緑を採用するようになったことが、大きな変更点でしょうか。

 現在のアスレタとの契約はブラジルをお手本にしてきたヴェルディらしい関係性だと思う一方、コカ・コーラだけでなく新スポンサーがプーマに変更になれば、更に話題沸騰になるでしょうね。

 ただそれは僕の創造であり、仮にプーマと新契約してもある種の「懐古主義」になっては意味がないですからね。

 当然ヴェルディの目標がジュフ千葉もそうですが、かつて自分たちの居場所であったJ1に戻ることだけですから。
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米国サッカーの環境を考えてみました

2022-09-23 12:28:21 | 日記
 米国におけるサッカーは過去、若年層がプレイする代物でした。

 米国国内で常にテレビ中継で高視聴率を獲得できるのはNFLであり、今年2月のスーパーボウルではドクター・ドレ、ケンドリック・ラマー、そしてスブープ・ドッグが共演して観客を脱帽させました。

 実は幼少期からアメリカン・フットボールを学ばせたいという親御さんは多いようですが、コンタクトプレイは怪我の必然性が高く、そのためアメリカン・フットボールよりもプレイしやすい

 「タッチ(フラッグI)フットボール」
 「もしくはサッカー(特に女子)」

 という選択が現実と言います。

 しかしMLSが誕生し、欧州や日本のように降格制度がない、つまりオーナーを新規募集する、エクスパンションで新しいクラブを募る際は多くの億万長者が手を挙げる、つまりクラブ運営でも選手のプレイぶりでも、過去とは大きく光景が異なってきましたね。

 日本も過去、ジーコの代表される名手に助けられてきましたが、その有名外国籍選手も今獲得は難しくなりました。

 一方でMLSは主力であるティモテー・ウエア(リーグ1のリール)やクリスティアン・プリシッチ(チェルシーなど、主力は海外クラブと契約しながらも、有名外国籍選手を獲得し、同時に移民の国だけであり、様々なルーツを持つ選手たちがMLSを賑わせています。

 アレクシー・ララスを筆頭に米国ワールドカップに挑んだ1994年、スポンサーはアディダスでしたが現在はナイキと素晴らしい関係にあります。

 僕は新型コロナウイルスの影響が弱まった暁には、案外日本と米国、オセアニア大陸などの有力クラブが「パン・パシフィッククラブ選手権」のような大会を企画し、地域の連携や競技力向上を目指すのではないかと、勝手に予測しています。

 日本は韓国、オーストラリアとはAFCチャンピオンズ・リーグで対戦しますが、米国やメキシコとクラブ・ワールドカップ以外で対戦することにも意義はあるように感じるのです。
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日本代表対米国代表戦の展望

2022-09-23 12:15:52 | 日記
 本日ドイツで行われる日本代表対米国代表の一戦は、フジテレビが中継をします。

 本日の信濃毎日新聞では、鎌田大地が1トップで起用されるであろう古橋享吾を支える4-2-3-1を提示していますが、これは4-3-3における1トップの孤立を防ぐためでしょう。

 仮に初戦のドイツ代表戦でも同様の試みであれば、4-2-3-1のミラー・マッチとなります。

 ドイツ代表の主軸でまず外せないのはGKのマヌエル・ノイアーと中盤センターのヨシュア・キミッヒ、そしてトーマス・ミュラーでしょうか。

 体調に問題がなければ左翼はリロイ・ザネが起用されると思われますが、日本代表としては90分、ヨシュア・キミッヒにプレスをかけ続け、パスの出しどころを締め出すことは理想であってまず無理ですよね。

 キミッヒのパスがミュラーやザネ、そしてティモ・ベルナーに供給された際も守備も注意ですが、フルバックと両翼が常にこのザネ、そして右で起用されるであろうニャブリをドイツ自陣にとどまるような攻撃を展開することも必要でしょう。

 4-2-3-1と4-3-3では前者は中盤に5人配置できますが、後者は3人と数的不利が生まれる一方で、オフェンス・トライアングルが作りやすいという利点はあります。

 よく南野拓美が左翼で起用されても、カットインしてしまい幅が消えるという声が聴かれます。

 仮に鎌田を3の中央で起用するならば、南野が彼の代役として中央起用、そして三苫薫が左翼という形でしょうか。

 森保一日本代表監督は浦和レッドダイヤモンズの江坂任を起用するなど、かつては4-3-3よりも4-2-3-1を軸に戦っていたわけですが、米国代表、エクアドル代表戦の先発と布陣は、大迫勇也の招集があるかないかの予測がつく可能性も出てきましたね。
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