塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

塩野七生の最新作「日本人へ5」を購入して

2022-12-05 22:17:56 | 日記

 「古代のギリシア人やローマ人は、危機という言葉に蘇生という意味も合わせ持たせた」

 

 この一文は今日購入した文春新書刊行、塩野名生最新作「日本人へ5 誰が国家を殺すのか」の裏表紙より引用しています。

 

 森保一日本代表監督は

 

 1・重用してきた大迫勇也と原口元気に依存すること

 2・代表選手が(ワールドカップ中の現在も)怪我で出場が危ぶまれること

 3・ドイツ代表とスペイン代表という実力国と同組になった際、日本国内で起きた悲観的見解

 

 の中に、危機ではなく蘇生を感じたのでしょう。

 

 実際26選手を発表した籍で指揮官は

 

 経験豊富な選手ではなく、野心ある若手選手を選んだ

 ドイツ代表にもスペイン代表にもひるまない

 

 と発言していますから、森保さんの胸中には11月1日の時点で、既に今日の光景が思い描かれていたように感じます。

 

 塩野さんはしばしば著作の中で「魚は頭から腐る」と指摘していますが、少なくとも日本代表はこの4年、頭から腐ることはなかった、この点だけは誰もが感じていると思いますよ。

 

 森保さんは常に

 

 「選手を批判する前に私を批判してください」

 「私より良い指揮官がいると判断した際、いつでも解雇してくれて結構」

 

 と語ります。

 

 言うことは簡単ですが、簡単に言えないことも確かでだからこそ日本代表はまとまっているのではないでしょうか。

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イコンは常に同じ存在であるべきか

2022-12-05 21:58:11 | 日記

 フランスを代表するメゾンの一つにジバンシイがあります。

 

 デザイナーにリカルド・ティッシを指名してから創業者であるユネール・ジバンシイ時代のような快進撃が戻ったように見えますが。変わらない点が一つあります。

 

 それはジバンシイは常に「オードリー・ヘップバーン」がブランド・イコンである点で、彼女の特集本にも衣装紹介だけでなくジバンシイの名前も登場します。

 

 このイコンを変えずに品を提供しづけるのか、それとも変化させるかはメゾンにとって大きな決断ではないでしょうか。

 

 例えばナイキはバスケット・ボールの世界でマイケル・ジョーダンとい特大の契約を結ぶ一方で、アディダスから移籍したコービ・ブライアント、同じく高校時代はアディダスを履いていたレブロン・ジェームズ。

 

 ら3選手(ジョーダンも大学規約とはいえアディダスの愛用者)と契約し、時代に合致したバッシュを提供してきました。

 

 そこにはアンファニー・ハーダウエイやチャールズ・バークリーというオールスターも含まれます。

 

 サッカーでもロナウドが有名ですが、1994年のワールドカップ本格参戦の際は

 

 ロマーリオ ブラジル代表 

 パウロ・マルディーニ イタリア代表

 

 と契約し、98年には今でも進化するマーキュリアルを元祖ロナウドが履くこととなります。

 

 ジバンシイに限らずメゾンは定期的にデザイナーを変更し、代謝を促す一方でトム・フォードのように独立するデザイナーもいますから、やはり広告塔も代謝が必要ではないでしょうか。

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日本代表、運命の一戦がまもなく

2022-12-05 21:44:53 | 日記

 僕は偶然、明日6日は非番ですので、日本代表対クロアチア代表戦を見た後、皆さんもよりもゆっくりできます。

 

 勝利の余韻とともに布団に入るか

 敗北のくやしさで寝つきが悪くなるのか

 

 はまだわかりませんけどね。

 

 少なくとも日本代表がカタールで勝利していることで、2020年から営業が芳しくない旅行代理店、航空会社は手続きの忙しさが戻ってきているのでしょうか。

 

 仮に日本代表の熱が「ほかの日本代表」にも移行すれば、2023年は

 

 1・サッカーAFCアジアカップ カタール開催

 2・ラグビー・ワールドカップ フランス開催

 3・ワールド・ベースボールクラシック、日本代表が日本ラウンドで勝利すれば、米国へ移動

 4・サッカー女子ワールドカップ オーストラリア開催

 

 というように、新型コロナウイルス対策をながら、かつてのように空港に多くのファンが並ぶ、形になるかもしれません。

 

 それは日本人が今回カタールに滞在することで

 

 日本とカタールの処置の違い

 マスクや手洗いなどの予防策

 

 の違いを実体験していることも大きいと思いますし、選手と監督たちも同様ですよね。

 

 現地カタールでは観戦チケットと宿の手配でてんてこまいのファンもいるようですが、こんな喜びはそうありまsねんから、喜んでお金を準備するはずですよ。

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ドイツ代表が駄目ならば、イタリア代表はどうなのか

2022-12-05 21:29:54 | 日記

 2014年ワールドカップ優勝が、2018年と2022年の1次リーグ敗退で相殺されてしまったドイツ代表。

 

 もしかすれば欧州は代表戦の合理化を目的とし、UEFAネーションズ・リーグを発足させたため、アジアやアフリカ諸国が寝首をかこうとする貪欲さを、感じる機会を失ったのかもしれません。

 

 欧州各国はクラブレベルで5大陸すべての人種が揃っていることも確かですが、代表戦とクラブでは調和が異なるという良い見本でしょうか。

 

 でもドイツ代表でダメならば、イタリア代表はどうすべきでしょうか。

 

 2006年ワールドカップ優勝後、2010年と2014年は今回のドイツ代表のように、1次リーグで姿を消し、おまけに2018年と2022年は大会に進むことすらできていません。

 

 2006年の優勝以後、世界規模の実力者は

 

 アンドレア・ピルロ 2006年当時はACミランに在籍

 ジャンルイジ・ブフォン 2006年当時はユヴェントスに在籍

 

 のみで、最終ラインも強固さもセンターフォワードの逞しさも消えてゆきます。

 

 アマウリ パレルモからユヴェントスに移籍

 チアゴ・モッタ インテル・ミラノに在籍

 

 というようにブラジル生まれの選手がイタリア国籍に変更し、代表招集を受ける選手もいましたが、逆にイタリア生まれの選手が枯渇している証拠でもあったわけです。

 

 マリオ・バロテッリにジュゼッペ・ロッシ、リカルド・モントリーボのように、怪我でキャリアが狂う、マスメディアの餌食になった選手がいたことも確かです。

 

 ただ仮に「2026年」も逃すことになれば、イタリア代表は本当に世間から忘れ去られてしまうかもしれません。

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