塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スケッチャーズの人気を探って

2022-12-15 21:04:39 | 日記

 カジュアル・シューズとして大人気のスケッチャーズ。

 

 僕は所有していませんが、実に快適な履き心地と聞きました。

 

 実はスケッチャーズの創業者は、マイケル・ジャクソンやハキーム・オラジュワンなど、バスケットボール選手や歌手をサポートしたことで知られる「LAギア」の創業者と聞きました。

 

 LAギアは1990年代当時、リーボックのように空気を注入できるバスケットシューズを制作するなど、機能とデザインが融合していると大きな話題となりました。

 

 しかし、ナイキやリーボックと比較した際、作りが粗く機能面も充実しているわけではないことがわかり、緩やかにトーンダウンしてしまいます。

 

 ですからスケッチャーズでは当時の反省点が活用されているはずですし、LAギアと同じような遊び心がありますよね。

 

 サッカー・スパイクの世界にLAギアのように、人気はあるが作りがいまいち、というブランドが存在しないのは、やはり屋外競技であり、選手が桁外れに走る競技だからでしょうか。

 

 しっかりとした製品でなければ選手がすぐに怪我を負いますし、スパイク時代が長持ちしません。

 

 屋外では当然悪天候の時もありますから、屋内競技よりも大変な側面があり、生半可な商品はまず売れませんしね。

 

 ですからスケッチャーズが仮にスパイク分野に進出するならば、相当な数試作品を作る必要があるでしょうし、サッカー・ジャンキーのようにノウハウを持たないブランドがスパイクを作ること。

 

 これは僕らが思う以上にすごいことですよね。

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レオ・メッシは既に神話の世界にいるだろうか

2022-12-15 20:36:13 | 日記

 ギリシア神話の中で神々の頂点に立つオリュンポスの12神。

 

 最高位であるゼウス(ユピテル)を軸に軍神マルス、戦争の女神であるアテナ、美貌の神アフロデーテなどがよく知られています。

 

 僕は20世紀のスポーツにおいて、マイケル・ジョーダンとモハメド・アリ、そしてペレとアイルトン・セナは、これらの12神のような存在ではないか、と考えます。

 

 ラグビーならばジョナ・ロムー

 アメリカン・フットボールならばジョー・モンタナ

 テニスならばビヨン・ボルグ

 

 などが大変知られていますが、これらは地域性に隔たりがあるために、その功績が知られていない面があると思うんです。

 

 一方でレオ・メッシは世界中、どこでも顔とプレイを知らない人間はいないのではないでしょうか。

 

 逆に言えば、彼には既にプライバシーという概念が通じない、プライバシーが戻るのは彼が引退してある程度の時間が経過し

 

 「レオ・メッシは今何をしているだろうか」

 「彼の近況を知りたいね」

 

 と思うファンが増えるころではないでしょうか。

 

 ただアディダスとの契約は彼が他界するまで続くでしょうし、企画するクリニックへの参加や、ディエゴ・マラドーナのように指揮官として再度戻ってくることも考えられます。

 

 ただ、レオ・メッシがすでに神話の世界にたたずむことは確かではないでしょうか。

 

 

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今、アル・ケライフィは高笑いだろうか

2022-12-15 20:22:19 | 日記

 フランス代表対アルゼンチン代表で行われるワールドカップの決勝。

 

 ほくそ笑んでいるのは、アル・ケライフィに代表されるパリ・サンジェルマン首脳陣だけではないでしょうか。

 

 確かにアル・ケライフィのふるさと、カタール代表の成績はさっぱりでしたが、これはファンも含めて織り込み済みでしょうし、むしろパリ・サンジェルマンが抱える二人の「神の子」

 

 レオ・メッシとキリアン・エムバッペ

 過去10年と未来の10年を制圧する選手

 

 が、ワールドカップを争うわけですし、彼らは終了後はリーグ戦でともに仲間になるわけですからね。

 

 ただ、パリ・サンジェルマンを古くからサポートするファンは、芳しい気持ちではないように感じます。

 

 ジョーダン・ブランドとの契約合意

 ズラタン・イブラヒモビッチを軸にしたスター選手の入団

 パルク・デ・プランスから暴力行為を一掃

 

 という面はありますが、サッカーを観戦するというよりは、メガスターを見る、もしくは洒落た場所へ出かけるという形に変貌していますよね。

 

 実際入場料金は非常に高いといいますし、カタール資本以前の方がむしろ良かったと漏らす方いると思います。

 

 イブラヒモビッチではなく、ライー(1994年から1998年まで在籍のブラジル代表)がファン投票で一番活躍した選手に選ばれたこともその姿ではないでしょうか。

 

 ちなみに新入社員のK君に、昔パリ・サンジェルマンは今のように大きな知名度は無かったと伝えると驚いていたことが印象的です。

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