カジュアル・シューズとして大人気のスケッチャーズ。
僕は所有していませんが、実に快適な履き心地と聞きました。
実はスケッチャーズの創業者は、マイケル・ジャクソンやハキーム・オラジュワンなど、バスケットボール選手や歌手をサポートしたことで知られる「LAギア」の創業者と聞きました。
LAギアは1990年代当時、リーボックのように空気を注入できるバスケットシューズを制作するなど、機能とデザインが融合していると大きな話題となりました。
しかし、ナイキやリーボックと比較した際、作りが粗く機能面も充実しているわけではないことがわかり、緩やかにトーンダウンしてしまいます。
ですからスケッチャーズでは当時の反省点が活用されているはずですし、LAギアと同じような遊び心がありますよね。
サッカー・スパイクの世界にLAギアのように、人気はあるが作りがいまいち、というブランドが存在しないのは、やはり屋外競技であり、選手が桁外れに走る競技だからでしょうか。
しっかりとした製品でなければ選手がすぐに怪我を負いますし、スパイク時代が長持ちしません。
屋外では当然悪天候の時もありますから、屋内競技よりも大変な側面があり、生半可な商品はまず売れませんしね。
ですからスケッチャーズが仮にスパイク分野に進出するならば、相当な数試作品を作る必要があるでしょうし、サッカー・ジャンキーのようにノウハウを持たないブランドがスパイクを作ること。
これは僕らが思う以上にすごいことですよね。