塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ロナウド、移籍先はどこだろうか

2022-12-10 20:07:34 | 日記

 マンチェスター・ユナイテッドから移籍するロナウドですが、故郷のスポルティングCPだけでなく、パリ・サンジェルマンが移籍先という声は根強いものです。

 

 それはスポルティングCP、つまり彼が生まれ育ったクラブに復帰するという淡い期待がある一方、代理人のジョルジュ・メンデスが、彼最高の顧客に対する報酬額と契約内容を

 

 「ビタ一文譲る気はない」

 

 であろう観点があります。

 

 ロナウドに高額報酬を支払えるクラブが、現状パリ・サンジェルマンのみということもありますが、ロナウドの加入はまずないでしょうし、加入すれば3-4-1-2が崩れてしまいます。

 

 2006年ワールドカップ、ブラジル国内ではカカとロナウド、アドリアーノとロナウジーニョの4選手にロビーニョを加えるべきという声が挙がりますが、そんな不可解な招集はできませんよね。

 

 5人で攻めて5人で守る

 キンテット・マジコの誕生(5人の魔法使いという意味です)

 

 など、議論にならない議論があったわけですが、仮にアル・ケライフィがロナウドを加入させても、指揮官のガルニエは当時のカルロス・パレイラ以上の苦悩を抱えるでしょう。

 

 現状3-4-1-2にロナウドの置き場はなく、マルコ・ヴェラッティやマルキーニョスなど、中盤とラインの選手に尋常でない負荷がかかります。

 

 ベルギー代表のトマ・ムニエやドイツ代表のユリアン・ドラクスラーのような、バイプレーヤーを拡充させるべきではないでしょうか。

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時代と合致する幸運

2022-12-10 19:50:40 | 日記

 「時代と寝る」という表現があります。

 

 恐らく誉め言葉の一種なのでしょうが、時代を先取りしすぎることも、遅すぎることもなくちょうど合致した形で活動できることは、俳優でも歌手でも企業でも大切ですよね。

 

 サッカーでは逆に時代をそぐわなかった選手は多いと思います。

 

 とくに4年周期のワールドカップでは、日本代表の三浦知良の事例はその代表格ではないでしょうか。

 

 エジプト代表ならばアル・アハリに在籍するモハメド・アブトレイカがそうですし、ブラジル代表ではフラメンゴをコパ・リベルタドーレス優勝に導くも、招集外となった「ガビゴル」が当てはまります。

 

 リカルド・グラールのようにブラジル生まれでありながら、中国サッカー協会の熱意もあり国籍変更してもワールドカップ出場がかなわない事例もありますが、出場選手もかみ合わない事例は多いものです。

 

 日本代表選手ならば中村俊輔でしょうし、同国はおろかアフリカ大陸初の4強進出を目指すモロッコ代表ならば、ASローマやユヴェントスに在籍したメディ・ベナティアがそうでしょうか。

 

 2018年のワールドカップにはエントリーするも、モロッコ代表は1次リーグ敗退となるも、ベナティアが長年モロッコ代表を支え続けてきたことが広く知られています。

 

 代表を後進に託し、今回のワールドカップが好結果というのは、どことなく皮肉な気がします。

 

 代表選手のワールドカップへの気持ちは、僕たち素人は簡単に口出しできませんしね。

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アルゼンチン代表とフランス代表、拮抗する関係性

2022-12-10 19:40:22 | 日記

 2002年韓日ワールドカップ、識者の多くはフランス代表とアルゼンチン代表のいずれかが優勝すると考えました。

 

 結果的にどちらも1次リーグで敗退し、優勝は南米予選で最悪とののしられ、「らしからぬ」3-4-2-1を採用したブラジル代表でした。

 

 フランス代表は韓国代表との強化試合で替えのきかない唯一の選手、ジネディン・ジダヌが負傷し、その暗さを払拭できずに初戦のセネガル代表にも0-1で敗れ、失意のワールドカップとなりました。

 

 またアルゼンチン代表はブラジル代表とは異なり、指揮官のマルセロ・ビエルサが採用する中盤ひし形の3-4-3が猛威を振るい、順当に予選を突破します。

 

 しかし鮮やかな戦いを見せる一方で、ファンの多くは

 

 「どうして彼はかたくなに3トップを採用するんだ」

 「エルナン・クレスポとガブリエル・バティストウータを並べる4-4-2でもよいではないか」

 

 と思っていました。

 

 ビエルサからすれば、両者の2トップは補完性がなく意味がないと感じたのでしょうね。

 

 インテル・ミラノやボローニャで活躍したフリオ・クルスのように、柔軟性がどちらかに備わっていなならば、2トッuプを採用したかと言えばそうでもないとは思いますが。

 

 当時の3-4-3はビエルサにとっての哲学であり、信念を曲げるわけにはいかなかったためです。

 

 その両国は20年の月日を経て決勝で対戦する可能性があること、この点が非常に興味深く感じます。

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