塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

改めて思うセンターハーフのふたり

2022-12-14 20:50:59 | 日記

 僕は21時から、夕飯を食べながら「相棒」を鑑賞します。

 

 杉下右京の「相棒」はシリーズによって変化してきましたが、僕個人は勝手にこの相棒のふたりが、サッカーにおけるふたりのセンターハーフだったならば、と思います。

 

 アルベルト・ザッケローニ体制では、日本代表の基本布陣が4-2-3-1に固定され、その「2」は常に長谷部誠と遠藤保仁で構成されていたものです。

 

 今は4-2-3-1よりもバック3の形(最新号のフットボリスタもこのバック3,もしくはバック5の流れを特集していましたが)が多いわけですが、ブラジル代表も強いときはこの

 

 センターハーフの2選手が素晴らしい補完性を持つ

 そして怪我やカード警告とは無縁である

 

 という印象があります。

 

 1994年 ドウンガとマウロ・シルバ

 2002年 クレベルソンとジウベルト・シウバの

 

 の両選手は攻撃でも守備でも全体に落ち着きを与え、相手の勢いを削ぐことに成功していました。

 

 2002年のクレベルソンは、アトレティコ・パラナエンセ、つまり国内リーグでの経験しかなく、同時に代表歴も少なかったのですが、鮮やかにワールドカップを勝ち取ります。

 

 日本代表もカタールでは素晴らしい活躍をみせましたが、そこに柴崎岳の姿はなく、再度代表での活躍を秘めスペインで研鑽を積むのでしょうね。

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サッカーにおける人間の行動を考えて

2022-12-14 20:30:37 | 日記

 フランス警察は首都パリが歓喜に湧くなかで、治安維持に無茶をしている印象があります。

 

 幾分暴力的活動にも見えますし、そこには

 

 「移民が治安を脅かす」

 「我々が秩序を守るのだ」

 

 という強い自己意識が備わっているように見えるんですね。

 

 例えばラグビー・ワールドカップで暴動や治安を脅かす行為が見られないのは、そこに宗主国だとか植民地支配という感覚が薄いためでしょうか。

 

 アジアでは韓国も中国もラグビーという競技に関しては、完全に日本にかないませんから、政治的見解をもちこめるはずがありません。

 

 ラグビーもサッカー同様に近代英国から始まり、確かにニュージーランドやオーストラリアなど「コモン・ウエルス」のような存在があることは事実です。

 

 それでも彼らはラグビーという競技を通じて

 

 英国という姿を学ぶ

 ラグビーからマナーを学ぶ

 ラグビーから人間にとって必要な行為をしる

 

 という観点で生きています

 

 英国4協会、フランスにイタリアなどラグビーは欧州でも盛んのように見えますが、実際はオランダやベルギー、ドイツなど全く関心を示さない国もあります。

 

 そこにはベルギーの南北問題、トルコとシリアの関係性、ドイツの極右思想などサッカーには当てはまりやすい話題が無いのですね。

 

 サッカーはある意味、人間の思考の縮図ですから楽しくもあり、不愉快になることもあるのでしょうか。

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間違いなくメッシはそこにいましたね

2022-12-14 20:21:12 | 日記

 結局レオ・メッシはそこにいた、という形でしょうか。

 

 アルゼンチン代表が予選ラウンドでサウジアラビア代表に1ー2で敗れ、大切な初戦で躓くとカタールまで押し寄せたサウジアラビアの男性たちは大喝采でした。

 

 彼らはその喜びを

 

 「レオ・メッシはどこにいるんだ」

 

 と挑発的に語りますが、結果最後に笑ったのはアルゼンチン代表の英雄でした。

 

 仮にアルゼンチン代表がワールドカップ2022で優勝しますと

 

 1・レオ・メッシにとって初めての栄冠である

 2・2023年欧州最優秀選手受賞への大きな手形である

 3・彼が仮に8度受賞すれば、自己記録を更新

 

 となります。

 

 バロンドールを企画するフランス・フットボールは

 

 「ペレの時代にバロンドールが現在の形であれば、彼は7度受賞した」

 「従ってメッシはペレに並んだ存在」

 

 と語ります。

 

 そのペレを抜くことは、レオ・メッシだけでなくアルゼンチンという国全体に大きな栄誉となりますが、仮にフランス代表が優勝すればどうなるでしょうか。

 

 エムバッペは優勝2回となり、優勝3回のペレに匹敵する形となり、彼がメッシに代わり玉座を継ぐ存在になる可能性は高まります。

 

 ただ、モロッコ代表の勢いは本物であり、フランス代表もかき消す可能性ありますよね。

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