塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

今、あの人の声が聴きたいと思うことありませんか

2022-12-18 18:19:41 | 日記

 2006年に他界された、服飾評論家の落合正勝氏

 

 服飾の泰斗として数多くの著作を執筆したわけですが、先生は

 

 「例えばゼロ・ハリバートンの鞄は、スーツに合わない。天然素材とそうでないものの相性が悪いからだ」

 「美しさと機能は両立しない」

 

 とおっしゃっていたと思いますが、同時に韓日ワールドカップにおけるフィリップ・トルシエの背広姿は強く印象に残ったようです。

 

 先生がご存命ならば、現在の背広や服飾文化、つまり

 

 イージーケアという手軽に扱える素材

 背広でもトラウザーをイージーパンツのようにゴムで調節する形

 革靴ではなくスニーカーやレザースニーカーを背広に合わせる

 

 形をどう考え、どうあるべきかを考慮し、執筆なさったとおもうのですがね。

 

 そのような羅針盤のような存在が、現在の日本には欠けているのではないでしょうか。

 

 例えばサッカーでは

 

 セサ・ルイス・メノッティ アルゼンチン代表指揮官として1978年ワールドカップ優勝

 ヨハン・クライフ 1974年伝説のオランダ代表の中軸

 

 が卓越した見識と愛情で、選手だけでなく指揮官や試合内容、戦術に至るまで提言をし、脳道な議論を繰り返していました。

 

 2016年にクライフが他界し、メノッティも高齢ですからマスメディアの前に登場する機会は減少するでしょう。

 

 今サッカーの世界でも羅針盤となる存在が求められているのではないでしょうか。

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カタール・ワールドカップも決勝が残るだけですね

2022-12-18 18:04:48 | 日記

 カタール・ワールドカップも残すは決勝戦のみとなりました。

 

 幸運にも日本代表の活躍で、ワールドカップの勝利(11人対11人での勝利は2010年のデンマーク代表戦以来でしたね)を心から堪能できました。

 

 ワールドカップを楽しむにはやはり

 

 自国の代表が出場すること

 どんな形であろうとも勝利し、勝ち点3を得ること

 

 が不可欠ということが改めてわかりましたよね。

 

 そのカタール・ワールドカップでは

 

 1・アルコール販売をどうすべきか

 2・欧州各国の主将たちは、人権問題に関する特別な腕章を巻くべきか

 3・ホスト国カタール代表は勝利できるか

 

 などが不安視されました。

 

 少なくとも「2」に関していえば、そこにイスラム教への「あてつけ」があったのではないかと考えます。

 

 欧州各国は人権という言葉を用いていますが、その「人権」が「融和」と「平和」に直結しないからこそ、ギリシャとドイツとイタリアは混乱が絶えないわけですよね。

 

 ギリシャの債務超過

 イタリアは毎日救いを求める北アフリカの難民

 ドイツは難民を受け入れることで、地元の貧しい方々に支援が及ばない

 

 という点が彼らには抜けているにでしょうか。

 

 また本当に「人権」があるならば、植民地支配だけでなく僕たち欧州人種への侮蔑的背景にも言及すべきと思いますが、そんな形は見られません。

 

 欧州代表のサッカーは当然本場ですから見ごたえがありますが、それ以前に思想の基準はアジアと欧州で異なることはもっと考慮すべきなのではないかと思うのです。

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クロアチア代表、3位でカタール・ワールドカップを去る

2022-12-18 17:57:51 | 日記

 クロアチア代表が1998年ワールドカップ以来の3位となりました。

 

 2018年ワールドカップは準優勝でしたから、単純に成績だけを考えれば後退になりますが、クロアチア代表としての存在意義を再度明らかにしたという点は素晴らしいと思います。

 

 ただ、ここからの舵取りが難しいのではないでしょうか。

 

 A代表は年齢制限がありません。

 

 ですから代表監督が必要とあれば、ルカ・モドリッチ、イバン・ペリシッチ、マテオ・コバチッチなど今大会の主役たちに引き続き頼ることは可能です。

 

 欧州選手権1996を制覇したドイツ代表は、1998年ワールドカップを前に代表選手の平均年齢が30代となり、最前線の主役は1990年ワールドカップ優勝時の主役

 

 「ユルゲン・クリンスマン」

 

 であることに、明らかにいらだっていました。

 

 クロアチア代表も平均年齢を下げ、同時に新しい力を考慮しなければ、2018年から現在までの時間が後々に

 

 「あの時代はよかった」

 「それに比べて今はどうだ」

 

 と未来の代表監督と選手たちが完全に自縄自縛となってしまいます。

 

 1998年の時は、ダボル・シュケルにスラベン・ビリッチと有力選手がおり、だからこそ2000年代中期の選手たちは比較で悩んだと思いますよ。

 

 もしクロアチア代表が刷新するのであれば、欧州選手権予選は最適ではないでしょうか。

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