塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

先駆けという重大要素

2022-12-23 21:24:06 | 日記

 日本代表がワールドカップ初見参となった1998年は、アシックスが最初で最後のジャージ・スポンサーでした。

 

 代表は1998年まで出場を待たねばなりませんでしたが、1986年には審判員として高田静夫氏が参戦していますし、何より「ミズノ・モレリア」が先陣を切る形でしたね。

 

 ブラジル代表のカレカは5得点と、得点王となるイングランド代表のギャリー・リネカーには1得点及びませんでした。

 

 ただ、ミズノはマラソンシューズやランニング・シューズで知名度があるものの、スパイク分野ではアディダス、プーマ、パトリックと比べると明らかに新参者であり、勇気のいる決断でした。

 

 ですからカレカが着用したこと、その影響で1990年イタリア・ワールドカップでは、ブラジル代表の半数以上が愛用するということは、それだけの履き心地と魅力があったわけです。

 

 今でこそ日本代表の地位は向上し、アシックスとミズノのスパイク、ランニングシューズは愛用者が世界中にいるわけですが、それは彼らの熱意があってこその結果ですよね。

 

 ちなみに1986年はNBAにおいて、ポニーを着用したスパッド・ウエッブが優勝し、(彼は身長160センチ代の選手なのです)、その後ミズノを履くことで知られるわけです。

 

 アシックスは1994年、ワシントン・ブレッツ在籍のカルバート・チェイニーと契約するも、現在では両ブランドどもNBAでは目立った活躍がありませんが、案外狙っているかもしれませんね。

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今週の週刊パルセイロを見て

2022-12-23 21:09:58 | 日記

 昨日信越放送で放送された「週刊パルセイロ」は、2022年をもって現役を退く池ヶ谷夏美、泊志保、両選手の引退試合を放送しました。

 

 現在は米国に住み、2019年ワールドカップ日本女子代表として戦った横山久美の姿も確認でき、元気そうで何よりでした。

 

 横山はAC長野パルセイロ・レディースを退団したのち、自分がトランスジェンダーであることを表明し、在住の米国で結婚生活を行っているはずです。

 

 横山自身はブンデスリーガ、フランクフルトに在籍経験もあるのですが、日本では相当な葛藤と我慢を重ねて暮らしていたのかなあと思います。

 

 横山久美が再度、長野パルセイロと関わる事があれば

 

 「ジェンダーとは何を指すのだろうか」

 「米国とドイツ、日本におけるジェンダーの認識は何が異なるのか」

 

 を共に考えたらよいとは思いますが。

 

 2016年、AC長野パルセイロ・レディースは当時のなでしこリーグに昇格したその初年度の3位に入る、大活躍を見せます。

 

  その快進撃が、横山久美と泊志保の2トップであり、GKとして最後尾から皆を鼓舞した池ヶ谷夏美でした。

 

 他のクラブに在籍する、両選手より先に引退を表明した選手もいますが、彼女たちが少しでも長野と言う都市を今でも好意的に見ていてくれたならうれしいですよね。

 

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プロ野球、球団拡張があるでしょうか

2022-12-23 20:58:21 | 日記

 ウエブ版のフライデーによると、大リーグは近い将来、テネシー州ナッシュビルやネバダ州ラスベガスなど、いくつかの候補地にエクスパンションの可能性があるといいます。

 

 メジャーリーグ・サッカーもそうですが、米国は基本どのプロリーグも欧州サッカーのように降格制度を持たない代わりに、エクスパンションで新顔対決を作っています。

 

 もしくは移転し、新しい環境で収益を考えるわけですね。

 

 僕の住む長野県には、信濃グランセローズという独立リーグの野球チームがあり、近年プロ野球ドラフトでも指名される選手が増えています。

 

 ホームスタジアムの中には(彼らは長野県全域をホームにしているので、松本市や上田市でも試合をします)長野五輪スタジアムがあり、その隣にはAC長野パルセイロの長野Uスタジアムがあります。

 

 中には日程的に「はしご観戦」できる日もありますし、チームが軸を置く長野市より北に位置する中野市には、熱心なファンが大勢います。

 

 サッカー的観点でいえば、県や州が基本ではなく「都市」が基本ですから、同じ県内にプロとアマ問わず、多くのサッカークラブがあることが自然と言えます。

 

 一方で野球は「県」や東北楽天ゴールデンイーグルスのように、「東北」という地域を包括しているチームもあり、だからこそ新しいチームを生み出す概念が希薄なのかもしれません。

 

 でも王貞治氏が語ったように、リーグ数を現行の12から16にする案件は非常に理にかなっていますし、独立リーグとプロ1軍が親善試合をしてもよいように思えます。

 

 プロが増えれば審判員、マッサージ師など野球に携わる関係者に雇用が生まれますし、経済的に良い回転が生じるように考えますが、ワールドカップの現行フォーマートの変更がどうなるのか。

 

 この点も気がかりです。

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