既にマンチェスター・ユナイテッドからの退団が決定しているロナウド。
彼の進路は米国でもなく故郷のポルトガルでもなく、サウジアラビアとささやかれますが実際はどうなのでしょうか。
恐らくサウジアラビア(ジョルジュ・メンデスに打診しているのは、アル・ヒラルのようですが)全体の思惑として
1・カタール代表は予選で敗退したが、カタールはAFCアジア杯2023のホストでもある
2・カタールとパリ・サンジェルマンの強い結び付き
3・UAEは代表がアジア予選で敗れたものの、エティハド、エミレーツという同国の航空産業とサッカーがつく影響を持つ
4・サッカーではないが、バーレーンはF1グランプリの開催国でもある
というように、隣国が競技普及により対外外交を行っていること。
この点を考慮し、サウジアラビアという国をロナウドが移籍先に選んだ国として認知してほしいと考えているように感じます。
アル・ヒラルはAFCチャンピオンズ・リーグ優勝経験もありますし、アル・イテハドもよく知られています。
サウジアラビアは1994年米国ワールドカップで16強進出に成功していますが、この時に参加国は24ですから今よりもはるかに高い価値があると思いますし、すごい事ですよね。
今回のワールドカップも地の利はあったでしょうが、アルゼンチン代表に勝利し翌日を祝日にするなど、サッカー人気は非常に高いですし、ニューキャッスル・ユナイテッドへの出資もそうです。
サウジアラビアが現在、原油からの依存、そして女性を抑圧しているという批判に対処する中、サッカーに活路を見出すのでしょうか。