日本代表は最終ラインを固める板倉が、クロアチア代表戦に累積警告のために出場できません。
富安健洋はスペイン代表戦に途中出場を果たしましたが、最終ラインの人選はクロアチア代表戦において、焦点の一つになりえると思います。
もう一つの焦点は、クロアチア代表戦でも「カメレオン戦術」を採用するかどうかです。
日本では俳優の森川葵が、映画監督のいかなる要望に応えられるよう、セリフの抑揚から髪型までをも自在に変化させる「カメレオン俳優」と名付けられています。
しかし前半を0-0,もしくは0-1で切り抜け、後半に三笘薫を出場させる3-4-2-1の形は、さすがにクロアチア代表も予測できますからね。
逆に三笘薫を伊東純也とともに先発で起用する3-4-2-1はあり得るかと言いますと、そのような形もなく森保一日本代表監督は、スペイン代表戦と同じ形を踏襲するように感じます。
簡単に言えば3-4-2-1の形は「普段着」になりつつある、という点です。
GKは致し方ないと思いますが、フィールド・プレイヤーでは町野修斗と柴崎岳の出場がありません。
ターンオーバーという形であれば、彼らの起用もあるかもしれませんが、ターンオーバーのしすぎがコスタリカ代表戦の低調さにつながったならば、スペイン代表戦と先発選手はほぼ同じと感じます。
仮にクロアチア代表にすれば、8強ではブラジル代表との対戦が濃厚であり、記憶にも記録にも残る大会になりつるあります。