塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イタリアサッカーにおける悲しみを思って

2023-01-06 21:52:38 | 日記

 今でこそサンプドリアはセリエAの中堅クラブですが、1990年代前半はACミランやインテル・ミラノと並ぶ屈指の強豪でした。

 

 指揮官にブヤティン・ボシコフを迎え、現在イタリア代表の指揮官であるロベルト・マンチーニ、同じくイタリア代表のジャンルカ・ビアリを軸に1991年、クラブ初となるスクデットを獲得します。

 

 またACミランからレンタルで加入する1987年欧州最優秀選手ルート・グリットなど、オーナーのマントバーニにより経営観念も広く知られ、FCバルセロナに敗れるも1992年はチャンピオンズカップ準優勝でした。

 

 ちなみにサンプドリアと言えば

 

 日本代表の柳沢敦、吉田麻也が在籍

 三浦知良がジェノア在籍時、ダービーで得点を奪う

 

 事の方がよく知られているは思いますが。

 

 どうしてサンプドリアを話題にしたかと言いますと、逝去したシニシャ・ミハイロビッチとジャンルカ・ヴィアリは、いずれもサンプドリアに所縁ある存在だったためです。

 

 サンプドリアはこの1990年代残半はアシックスがスポンサーであり、主軸であるビアリとマンチーニもアシックスを履いていたはずですよ。

 

 時代の趨勢のよりサンプドリアは財政面でユヴェントスに劣るようになり、選手たちを売却することが必須になり、恐らく柳沢の獲得は日本市場を目指す意味合いはあったと思いますね。

 

 アントニオ・カッサーノも含めて、どこか癖のある選手が多い(グリットは指揮官であるファビオ・カペロとの不和でサンプドリアにレンタル移籍)印象が強いことも確かです。

 

 二人の死にサンプドリアのファンが向きあうには、まだ時間が必要でしょうか。

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かつて記入がはばかられた時代

2023-01-06 21:28:22 | 日記

 祥伝社から刊行されていた雑誌「ブーン」

 

 ヴィンテージ・リーバイス、ヴィンテージ・ナイキ、ヴィンテージ・パタゴニアに代表される米国古着を、体系別でまとめるという斬新な記事と構成で爆発的な売行きを見せました。

 

 今は中古ですら見かけませんが、廃品回収に出すべきではなかった、と今でも悔いが残る雑誌です。

 

 そのブーン1992年7月号だったと思いますが「紀元前1年」という形で、翌年のJリーグ開幕を迎える三浦知良を特集したことがあります。

 

 今ではよく知られている

 

 中学卒業時進路希望を「ブラジル」と記入

 サントスでレギュラーとして帰国

 

 という彼の経歴を知る人間の方が少なく、だからこそ記事にするにはある種のリスクがあったのではないでしょうか。

 

 今でこそ「プロサッカー選手」は職業として認知されていますが、1992年当時はまず「何それ」と言われたに違居りません。

 

 でも先人たちの努力が実ったからこそ、(WEリーグやブラインドサッカー、フットサルなども含めて)選手、指揮官としての認知度と生計が成り立つようになったわけです。

 

 例えばアダルトビデオに主演希望する女性たちは後を絶ちませんが、黎明期は両親に出演が知られてしまい、辞める意志はなくともやめされられてしまうことがありました。

 

 ただ現在はある種の花形職業であり、娘が裸になろうとも両親としては支援したいという立場の方が増えているとも言います。

 

 サッカー選手もアダルト関係も、肉体を酷使し長く生きられる場所ではありません。

 

 ただ職業欄に「どう記入すべきか」と思う立場から、そうでなくなった現状は本当にすごい事だと思いませんか。

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今日、初めてオペラのDVDを買いました

2023-01-06 21:14:34 | 日記

 池波正太郎に塩野七生、そして開高健。

 

 僕が好む作家たちは映画鑑賞の効能を数多く説いています。

 

 それは映画鑑賞が「灰汁抜ける」ために最適であるということ、2次大戦の最中でドイツ軍の夜間空爆に悩まされているときでも、ウインストン・チャーチルは必ず夜、映画鑑賞を怠らないと聞きました。

 

 ダーダルネス海峡で多くの戦死者を生み、罷免された海軍時代のことも含め、映画鑑賞を自分を律するために不可欠と感じたのではないでしょうか。

 

 僕は定額サービス(入会の仕方、退会の仕方だけでなく、支払い方法すらわからないため)を利用せず、市販ソフトでの鑑賞ですが、4kに関しては設備が整っていないので入手はしません。

 

 そして今日は、僕自身初めてオペラのDVDである「リゴレット」を購入しました。

 

 日本にも歌舞伎、文学に狂言など多くの伝統芸能がありますが、どうしてオペラかといいますと、欧州サッカーをもっと知ることが、日本代表の取り組みに反映されるのではないか、と勝手に考えたためです。

 

 つまり、選手や教会、代表監督だけに責任を背負わせるのではなく、市井の僕たちがオペラやクラシックを学べば

 

 欧州サッカーの成り立ち、戦術への反映

 彼らが思想の根本として考えていること

 国民性の反映

 

 がより深く感じられると思ったのです。

 

 サッカーだけでなくラグビーにテニス、卓球、そしてF1などの欧州生まれの競技に関しては、やはり僕たちが貪欲に学ぶ必要があり、それは競技だけでなく文化面にも及ぶのではないでしょうか。

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今日、Jリーグには大きな動きがありました

2023-01-06 21:01:13 | 日記

 本日6日、J1では大きな動きがありました。

 

 1・サッカージャンキーとの契約を終えた横浜FCは、プーマとの新契約を公表

 2・名古屋グランパスエイトは、柿谷曜一朗が徳島ヴォルティスへの移籍を公表

 3・またグランパスエイトは、浦和レッドダイヤモンズからキャスパー・ユンカーが期限付き移籍での加入を公表

 4・浦和レッドダイヤモンズは、ノルウエー出身のDFマリウス・ホイブロテンの加入が濃厚とされる

 5・ヴィッセル神戸は掲げていたFCバルセロナ風の展開ではなく、より現実的な戦術に変更する様子

 

 というように、興味深い内容です。

 

 キャスパー・ユンカーは怪我が多いとはいえ、レッズの基準点として攻撃陣の要でしたし、人間性のすばらしさからもファンから大きな愛情を注がれていました。

 

 前任者のリカルド・ロドリゲス体制を見直し、5月開催のAFCチャンピオンズ・リーグで日本勢最多となる3度目の優勝を狙うには、刷新が不可欠と感じたのでしょうか。

 

 ちなみにマリウス・ホイブロテンとアレクサンデル・ショルツでセンターバックを構成するのであれば、リーグ屈指の守備力が構築される気がしますね。

 

 柿谷曜一朗が2014年ワールドカップに召集された際、当時AC長野パルセイロ監督であった美濃部直彦氏のもとへ、多くの取材陣が殺到しました。

 

 彼が徳島で自分を見つめなおす時期の指揮官が美濃部さんだったためですあ、徳島ヴォルティスにとっては2度目の加入となる柿谷は、大きなカンフル剤になるのではないでしょうか。

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