塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ホームとフランチャイズの違いを考えてみました

2023-01-29 19:55:31 | 日記
 今「NFL・ジャパン」を閲覧しましたら、ロンドンにあるトットナム・ホットスパースタジアムは、NFLの試合が可能であるとあります。


 米国内のアリーナ以外でNFLゲームが開催できる施設は、何とこのトットナム・ホットスパー・スタジアムのみらしく、恐らく建設の際に米国市場を意識しての代物と思われます。


 またジャクソンビル・ジャガーズは、NFLが企画する「インターナショナルゲーム」の契約案件に、ウエンブリーを第2のホームと銘打ってありまして、彼らは今季ロンドンに遠征するとあります。


 大リーグもそうですが、レギュラーシーズンを東京ドームで行うことは「フランチャイズ」、つまり支持基盤での利益を目的としている以上、地元民も納得しての遠征、試合の運びなのでしょう。


 だからといって読売巨人軍と阪神タイガースの試合が、ドジャー・スタジアムやヤンキー・スタジアムで行われるかと言えばそうではないでしょうし、むしろ台湾での開催の方が現実的かもしれません。


 一方で欧州クラブが夏、Jクラブと試合を行う点は珍しくありません。


 しかしリーグ戦の開催は、さすがにないでしょう。


 そこにはフランチャイズではなく「ホーム」まずは地元民のために、という理念がありますし、アウエイという観点からすれば、海外でのレギュラーシーズン開催は現実的ではないですよね。


 日本クラブがヴェトナムやタイに出かけて親睦を深めても、それはオフシーズンや中断期間での話です。


 NFLの収益はけた違いですし、まもなくスーパーボウルが迫っています。


 最新情報をどんどん出しながら未来を考える、これはNFLの戦略でもありファンの認知度を高める所作でもあるわけですが。
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居場所がないつらさ

2023-01-29 19:38:22 | 日記
 僕は高校時代、周囲に溶け込めず毎日「卒業式までどのくらいだろうか」と考え込んでいました。


 修学旅行は5泊6日で長崎県に向かいましたが、初日と最終日は列車移動、2日目はクラス移動でしたから、僕でもなんとかなりました。


 しかし3日目の「班行動」4日目のクラス行動と班行動が半々の日程はきつくてしょうがなく、何より班を決める際も塚田盛彦という「異物」が入っているわけですから、良い顔などされませんしね。


 ですから卒業式の日、駅まで向かう際のカタルシスと当日履いていたプーマ・スエードが青だったことは、本当に鮮明でしたね。


 インテルからチェルシーへ
 そのチェルシーから再度インテルへ


 ベルギー代表のロメル・ルカクもこの2クラブで居場所がなく、同じプレミアならばサウジアラビア資本で好調のニューキャッスルと、チェルシーの宿敵であるスパーズが移籍先とされています。


 スパーズはアントニオ・コンテ政権が継続するかどうかはわかりません。


 ただインテルがスクデット獲得の2020ー21シーズンは、コンテが指揮官でしたしラウタロ・マルティネスとルカクで組む3-5-2は、実に安定した布陣でした。


 ですから自分の特徴を把握している指揮官がいるクラブは、宿敵であっても魅力的に見えるのではないでしょうか。


 僕は大学時代、人間関係を深めることは意味がないなと思い、サークルには入らず、学園祭も4年生の時だけ簡単に顔を出したくらいで、基本はレストランの皿洗いをし、休日は自転車で甲府を一人で散歩していました。


 居場所がないことはサッカーでも実生活でも身に堪えます。


 今、日本で引きこもりの方が多い事もどこかで頷けない話ではないんですよね。
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金と名声は選手を狂わせるのでしょうか

2023-01-29 13:43:36 | 日記
 フランス代表のバンジャマン・メンディとブラジル代表のダニ・アウベス、ろしてロビーニョ。


 単独犯か複数犯かの違いはあれど、女性に性的暴行を加えたとされているわけですが、やはり高額報酬や優勝回数の多さが、彼らを錯覚させてしまったのでしょうかね。


 とくにロビーニョは駆け出しのころから

 
 「ペレの再来」
 「将来のセレソンを背負う選手になる」


 と評判だったこともあり、誘拐犯が母親を拉致して巨額の身代金を請求(母親は無事でしたが)という痛ましい事件を経験しています。


 心の痛みがわかること
 他人に暴力行為を働かないこと


 これらは日本でもブラジルでも欧州各国でも当然のこととして、学校でも家庭でも両親、祖父母、教師が伝達している事柄のはずですが、日本でも性的暴行事件が収束する気配はありませんがね。


 ダニ・アウベスがユヴェントスからパリ・サンジェルマンに移籍したのは、批判が多く重要な試合を常に怪我で欠場しているネイマールのため、つまり橋渡しを買って出たとされていますから、本来は気に掛けることが出来る人物なのでしょう。


 ただ、この事件のせいで妻は離婚を切り出し(アウベスは現在の妻とは再婚)ていますし、メンディは既に裁判所に出頭、ロビーニョもかつての名声を失ってしまいました。


 ブラジルでは日本よりも早く、女性が審判になる機会が設けられ、男性ファンは


 「いい尻してんなあ」
 「なあ、俺と今夜一発どうだい」


 と挑発やセクシャル・ハラスメントの類が起きていました。


 今後女性が選手と審判だけでなく、過去のロゼッラ・センシのようにクラブ・オーナーになる、つまりよりサッカーと関係を深めることはおおくなるでしょう。


 そこに安全面と敬意があるのかどうか、問われている気がします。
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Jリーグは欧州進出のための手段になりつつあるのでしょうか

2023-01-29 13:31:49 | 日記
 先日の日本経済新聞が、このままいくとプロ野球は大リーグに移籍するための中継地にしかならない、というような報道をしました。


 大リーグの収益はどんどん上昇していますが、これはリーグが一括してビジネスを行っている(Jリーグもそうですね)ためで、日本は親会社という独特な形で運営されているため、利害関係が必ずしも一致しない。


 という側面で収益に限界があるそうです。


 Jリーグも鈴木唯人が清水エスパルスからストラスブールへの移籍を決断したように、足掛けのような形になっています。


 先日セルジオ越後は


 高校生からいきなり欧州クラブと契約して成功した事例はまだ無いよね。
 欧州クラブからすれば商売としてのリスクはほとんどない
 やはりJリーグで経験を積んでから行くべきだよ


 と語っていました。


 もし宮市亮があそこまで怪我に悩まされなければ、アーセナルに復帰したかもしれませんし、ボルトン・ワンダラーズやフェイエノールト・ロッテルダムのような中規模クラブでレギュラーだったかもしれません。

 
 ブンデスリーガのザンクトパウリも含め、宮市亮は多くの負傷に悩む中で欧州を渡り歩き、横浜Fマリノスと契約し、日本代表再選出となったわけですが、彼に移籍の心構えを尋ねてみるというのはどうでしょうか。


 韓国のように学生サッカーの絶対数が少ない国もありますし、かつての日本は高校サッカーが主役で日本代表と日本リーグはある意味「おまけ」みたいな形でした。


 ただ1993年以降は進路としてプロが出来、そのプロになる環境が劇的に増加し、欧州という変化が加わりました。

 
 高校卒業、20代前半など移籍の年齢は様々ですが、この移籍の流れがまだせき止められる気配がないことは確かでしょうね。
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