アトレティコ・マドリードから突然、チェルシーへのレンタル移籍が決まったジョアン・フェリックス。
ポルトガル代表の決断にチェルシー・ファンは歓声をあげたものの、フラムとのデビュー戦ではレッドカードを受けてしまい、フェリックスにとっては眠れない一日となりそうです。
ただ記事によれば、同僚のセネガル代表クリパリからパスをコントロールできなかった事が要因であり、少なくとも相手マーカーを怪我させるような悪意のある行動ではない様子です。
無謀なタックルは相手の選手生命を脅かすかもしれませんが、同時に自分を台無しにしてしまいかねません。
ポール・ガスコインは1990年ワールドカップで素晴らしい存在と認知され、1993年には在籍するスパーズからラツイオへの移籍が決定していました。
しかし1992年、ガスコインは由緒あるFAカップにおいて、必要のないタックルを自ら仕掛け選手生命が危ぶまれるほどの受賞を追い、危うくラツイオへの移籍が破断になりかねます。
最終的に彼はラツイオ、そしてレンジャーズ・グラスゴーと移籍し、1996年欧州選手権にもイングランド代表といて出場、4強進出の立役者となりました。
それでも彼が1998年のワールドカップに落選したのは、自堕落な生活もあったのでしょうが、繊細な性格、そしてこの大けがを忘れるための深酒があったように思います。
選手にとってどんな些細な怪我も不要ですからね。