本契約ではない様子ですが、富安建洋がナイキからアシックスに契約変更するかもしれないニュースは絶えず報道されています。
ワールドカップ2022をナイキで戦い、その直後から、つまりアーセナルに戻ったその時からアシックスを着用しているわけですから、話題にならない方が不思議です。
彼としてはワールドカップは履きなれ、感触がわかっているナイキで戦い、契約満了の2023年1月からアシックスを履くという考えが、きっと胸中にあったのでしょうね。
仮に富安と契約すれば、アシックスとすれば大きな契約になるでしょうし、契約満了で自分でブランドを立ち上げたアンドレス・イニエスタの穴を埋められるのではないでしょうか。
スパイクではありませんが、ミズノがブンデスリーガのボーフムとセリエAのラツイオとスポンサー契約をしたように、サッカーの契約はグローバルが基本なのでしょう。
アシックスは現在、欧州の有力クラブと契約できてはいませんが、富安に限らず日本代表選手が履く頻度は以前よりも増加傾向にあります。
思い出すのは1993年のアジア最終予選、契約選手である柱谷哲二は通常の白いラインでしたが、ラモス瑠偉は黄色ラインのインジェクター(と思うのですが)を履いていたことです。
選手の個性に合わせてラインの色を変更することは、ディアドラのお家芸(ロットもそうでしたね)でしたが、アシックスも同様の企画を打ち出していたことを思い出します。