ジョルジオ・アルマーニが、デビューから常に第一線で活躍していること。
本当にすごい事ですよね。
その名声と品質、価格は常に均衡を保ち、エンポリオ・アルマーニ、メイド・トウ・メジャーというオーダー部門も、その存在は崩れません。
一方で過去、日本市場で人気のあったブランド、デザイナーも数多く存在しますし、ああ、そんなデザイナーもいたなという形もあります。
フランスならばティエリー・ミュグレー、ランセル、二ナ・リッチ
イタリアならばジャンニ・ベルサーチ、ジャンフランコ・フェレ、アントニオ・フスコ
スペインならばアントニオ・ミロ
特にヴェルサーチは娘のドナテッラが引き継いでいますが、彼が暗殺された1997年の報道は日本でも大きかったものですよ。
ブランドが新しいデザイナーを招聘し、刷新する難しがわかります。
過去、日本に有名外国籍選手が移籍し、発足したばかりのJリーグが活気に沸きましたが、それは30代半ばの選手に多くの給料を提示したからでした。
しかし、現役の代表選手、例えばガンバ大阪と契約するパトリック・エムボマは、1997年に来日、1998年ワールドカップ終了後には、イタリアのカリアリに移籍してしまいます。
日本は報酬が良いが、辺境にすぎない
日本にいては欧州に戻れないし、良い契約の話は伝わってこない
僕は欧州から忘れられた存在でいたくない
とエムボマ以外も語りましたよね。
最近の日本代表効果で、Jリーグに注目が集まりつつありますが、確かに「忘却」は寂しいものです。
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