塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

E1選手権の意義を考えてみて

2022-07-27 20:20:00 | 日記
 E1選手権を中継するフジテレビは、盛んに「アピール」「サバイバル」「ワールドカップ」を連呼します。

 逆に言いますと、これらを用いなければ放映権を購入した意味合いがないことを、露出してしまっているように思います。

 確かに西アジアにおけるガルフカップは

 1・AFCアジアカップよりも重要なトロフィーをされる
 2・それは中東サッカーというよりも、各国首長とサッカー協会の面子の問題ではなかろうか
 3・少なくともイラン代表のように、中軸が欧州各国に散らばっていると、価値観は多少変化しているのではないか

 という見解はできます。

 僕の勝手な考えで恐縮ですが、この日本代表選手たちからワールドカップ本番に召集される可能性は、1部の例外を除いてないように思います。

 例えば宮市亮にようにブンデスリーガとプレミア・リーグ、そしてエール・デジビに在籍経験を持つ選手には、可能性はあると感じます。

 それは現在のJリーグもずいぶんと国籍が豊かになりましたが

 1・欧州各国リーグには、様々な骨格、筋力、敏捷性を持つ選手がいる
 2・日常的に触れていれば違和感は少ない
 3・ワールドカップ本番で面食らっていれば、1試合戦っただけで疲弊してしまう
 4・今回の日程は3日しか間隔があかず、疲労は大敵である

 ということは、必然的に欧州リーグの選手たちが求められるに違いないためです。

 サプライズ選出はそのサプライズで招集された選手に、あからさまな心理的負担を与えてしまいます。

 選手の健康状態とメンタルを考慮すれば、スカウティングの網に引っかかっていても、従来通りの選手起用が一番ではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本代表の顔ぶれとプロ野球オールスター

2022-07-26 19:49:52 | 日記
 今フジテレビが女子日本代表対女子中国代表の試合を中継しています。

 池田太日本女子代表監督からすれば、ウエストハム・ユナイテッドの長谷川唯を軸に、欧州各国リーグで活躍する選手たちと今回の代表招集選手を、巧に起用することで代表の底上げを目指すのでしょう。

 ただ女子代表の場合は日本と欧州のほかに「米国移籍」ということもありますから、視察は森保一代表監督よりも多岐にわたるとは思うのですが。

 さて、その女子代表と男子代表、肝心な点はサッカー好きでも「ある程度」の選手は認知できますが、認知できない、不愉快な恐縮ですがよくわからない選手が多いという点もあります。

 大迫敬介や佐々木翔に代表される広島の選手たち
 宮市亮が10季ぶりの代表招集

 など、選手の顔ぶれが話題になる点はありますが、本日開催のプロ野球オールスターを見れば、その乏しさが浮き彫りとなります。

 東京ヤクルト・スワローズ 村上宗隆 2021年東京五輪で金メダル 同年日本シリーズで優勝
 千葉ロッテ・マリーンズ 佐々木朗季 あだ名が令和の怪物

 というように、別段野球に関心がなくとも皆知っていますよね。

 もちろん「ファンが見たい」「この選手とこの選手が同じチームなら良いのにね」というファンタジーを実現させたのが、プロ野球のオースルターゲームです。

 阪神タイガースと読売巨人軍の選手が同じジャージを着用する
 江夏豊の9選手連続三振ショー
 
 など、過去にはオースルターのだいご味が感じられる場面が多々ありましたが、サッカー日本代表はオールスターである必要はないわけですが、それでも選手の最低限の知名度は必要ではないでしょうか。

 それはリーグの問題なのか、クラブの問題なのか、関心を抱かない僕たちの問題なのか、考えてみる必要はあると思いますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お金の使い方はどうあるべきでしょうか

2022-07-26 14:17:36 | 日記
 最近思うのですが、お金とは何でしょうか、お金の最善の使い道とは何でしょうか。

 お金を使うことが景気と経済に波及する
 しかし病気、交通事故、身内の不幸なと蓄えも当然大事になる
 では漠然とお金を貯めることは、本当に良いことなのだろうか
 自分の欲しいものを好き勝手に購入することは、人から批判される事柄だろうか

 考えても何も覆ることはないんですがね。

 僕も毎月必ず貯金はしますよ。

 ちなみに僕の両親は「貯金しろよ」「将来何が起こるかわからないからな」と僕に諫言しますが、貯めたお金を墓場に持ってゆくことができないことも、これまた事実なんですよね。

 お金と使う方が増えれば店舗はうるおいますが、病気や交通事故、自然災害がこれだけ相次ぐわけでから、蓄えがないことはリスク・マネージメントからは程遠いことも確かですから、塩梅は自分で考えろということでしょう。

 サッカークラブはFCバイエルン・ミュンヘンのような1部の例外を除き、基本は借金をしてても最高の選手たちを雇用し、報酬を払い優勝を狙います。

 その事例がスポーティファイと胸スポンサー契約を結び、ポーランド代表ロベルト・レヴァンドフスキを獲得したFCバルセロナですが、借金経営をすること自体、日本とドイツでは考えられません。

 Jリーグのおけるクラブライセンス制度はクラブの経営破綻を防ぐために不可欠ですし、抜け穴も多いと指摘のある欧州市場におけるFFPも本来の姿は、クラブn健全運営を説く形ですからね。

 僕は消費者金融、キャッシングによる借金をこさえたことは一度もありません。

 ですから僕たちが、サッカークラブの経営を真似しても意味合いはありませんが、借金はやはり避けるべきでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

多国籍はリーグ強化につながるでしょうか

2022-07-26 14:01:28 | 日記
 もしJリーグ全体の競技力向上に多国籍が不可欠ならば、その方針は過去と比べた際ずいぶん進んだといえます。

 とりわけ浦和レッドダイヤモンズは、キャスパー・とアレクサンデル・ショルツがデンマーク、ダヴィド・モーベルグがスウエーデン、アレックス・シャルクとブライアン・リンセンがオランダと欧州3カ国から補強を行っています。

 レッドダイヤモンズは過去、セルビア代表のデスポトビッチ、オーストラリア代表のトーマス・デン、ブルキナファソ代表サヌ、ブラジル代表なドニゼッチなど、Jクラブの中でも当初から多国籍で知られていますね。

 クラブ初期にはアルゼンチン出身のモラレスとフェレイラが短期間ながら在籍。

 第1次ホルガー・オジェック体制ではウーベ・バインとギド・ブッフバルトという1990年ワールドカップ優勝経験者を迎え、1993年マルセイユでチャンピオンズ・カップ優勝の立役者であるバジール・ボリの獲得

 第2次ホルガー・オジェック体制では、ブラジル人のワシントンとロブソン・ポンテの大活躍。

 また名前を思い出せないのですが、オーストリア代表とウルグアイ代表も在籍していたことがあると思います。

 鹿島アントラーズのように外国籍の補強に新年を持つクラブのほうが稀ですが、レッドダイヤモンズの事例を見てもわかるように、多国籍の下地は案外過去から備わっているように思えます。

 その外国籍をブラジル、韓国に絞る時期があったのは、Jリーグ自体が盛り上がりに欠け、クラブの補強日に限りがあるために外国籍の補強を慎重にならざるをえなかったためではないでしょうか。

 そのための2ステージ再導入であり、ダ・ゾーン契約により1シーズン制への再変更につながるわけですが、リーグ1をみてもわかるように、成熟したリーグは強者だけでなく中規模クラブも多国籍ですよね。

 ですからJリーグの外国籍選手補強の歩みは、間違ってはいないと思うのです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パリ・サンジェルマンの選手たちは超人のようですよ

2022-07-26 13:47:12 | 日記
 日本のマスメディアは、パリ・サンジェルマンの選手たちを「超人」と呼びます。

 この表現、アニメーション固有の表現化と思っていました。

 今でも熱狂的なファンを持つ「キン肉マン」

 主人公のキン肉マンの行動は当初コメディでしたが、週刊少年ジャンプの看板作品に成長するにつれ、格闘場面が大きくなりやがては超人の神が持つ1億パワーに匹敵するほどの力を得るまでになります。

 その「王位争奪戦」で登場した超人たちが、現在の連載で登場している点も人気の要因でしょうが、「人間」では描き切れない世界を「超人」に置き換えることで、興奮作用をもたらした形となりました。

 ネイマール、エムベッペ、そしてレオ・メッシ。

 サッカーファン以外でも顔と名前が一致するであろう3選手だけでなく、マウロ・イカルディ、ジャンルイジ・ドンナルンマ、そしてマルキーニョスにケイラー・ナヴァスと、超人たちが奏でる展開はファンも歓喜したようです。

 むしろ日本代表のE1選手権との対比につながった形ですが、観客の中に

 「ケイラー・ナヴァスから日本代表が得点を得るには何が有効だろうか」
 「やはり伊東、三苫という両ウイングがボックス・エリア周辺でファウルを誘うような、高い位置取りが必要のはず」
 「むしろコスタリカ代表のカウンターにも注意だ」

 と感じる方はいたでしょうかね。

 ケイラー・ナヴァスは実力者であるにもかかわらず、レアル・マドリードではティポー・クルトワ、そして現在はジャンルイジ・ドンナルンマと貞一争いをするという、まさに心境は穏やかではないでしょう。

 だからこそ代表では絶対的な形であることが、彼に高揚感と責任感を与えている気がします。

 逆に失点1がナヴァスの自尊心を崩すことにつながるのではないでしょうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする