蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

日暮里繊維街へ

2020年07月21日 23時14分36秒 | 日記

毎年、大勢が出演する市民劇の場合は
衣装生地や舞台に使用する生地を大量に
購入する必要がある。

なので、衣装デザインが完成したら
日暮里繊維街(生地の問屋街)へ
劇団員&サポートメンバーで買い出しに行く。

衣装デザイナーはヤマモトナツエさん♪

群馬県在住なので、直接会って相談できないが
メールのやり取りだけで
素敵なデザインを考案してくださっている。

ヤマモトさんは、知人の紹介で昨夏から
衣装協力をしてくれるようになった。

先週にはほぼデザインが出揃って
現在、パターンを製作中。

パターンと言うのは型紙のことです。

型紙を製作してくださるのは
ちよさんと北村さん♪

ちよさんは、岡学園の岡先生のご紹介。

岡学園さんは、佐々成政おもてなし武将隊の衣装を
チームを組んで製作してくださった。

かっこいいでしょー💛

北村さんは、なんと2002年からずーっと
夢幻の衣装に携わってくださっているご奇特な方。

ご自分でいつも

 私って変わってるよねー

と言いつつも、気づけば20年近くの歳月が過ぎ・・・

お二人の他、なみちゃん、キッズのお母様方やゆっこりん
出演者の皆様のご協力で大量の衣装が出来上がっていく。

有難いことです、本当に( ;∀;)

 

そんなわけで、今年も例年どおり繊維街へ・・・

と、スケジュールを立てたものの
東京のコロナ感染者数がうなぎ登りで
県知事から不要不急の東京往来を
避けるようにというお達しも出て
前日までマジ悩んだ。

一回はネットで全て購入しよう、とも思ったが
何しろ大量なのです💦

繊維街とネットでは値段もかなり違い
予算の問題も生じる・・・

で、前日、主催者側に相談。
公演を行うために必要な仕事であることを確認。

で、ようやく腹が決まった。

そう。これは仕事です。

仕事上、必要であれば首都圏を往来する人もいるよね。

もし私がコロナに感染したら大変なことになるけど
それ以上に心配だったのは
同行する劇団員やサポーターに感染したら・・・とか
そして私たちがコロナを運搬することになったら・・・と
考えると怖かった。

団員が感染しないようにフェイスシールドを購入し
携帯アルコール消毒液も持参。

朝6:30、日暮里に向けて出発!

同行者は、まゆりん、ケンジ、さりあ、あんちゃん。

予定通り10:00前に現地到着。

先に着物のリサイクルショップへ。

おーっ!

いつもより安価で良さげな品物が揃っている‼

断捨離流行りのお陰かな?

お陰様で大量の着物&帯を購入♪

11:00、毎回大量に生地を購入する「生地屋トマト」へ。

お?迷彩生地が1m100円で売られている!

迷彩生地は何かと便利。
なので、即一反購入!

みんなで担当を決めてデザインを見ながら
生地探しを始める。

コロナ禍で営業時間を短縮中らしく閉店は17:00。

閉店ギリギリまで粘って、ほぼ全て購入することができた。

これ↓ 見てくだされ~

車のトランクがパンパン(^-^;

きれいに積んでくれたのはケンジ(*^^)v

この大量生地をネットで購入するなんて
考えただけでもゾッとする(~_~;)

長野市の生地屋さんは種類が少なくてねー

劇団旗揚げ当初は長野駅前にある
生地屋「こおむら」さんで
相談しながら購入していたっけ。

地下の倉庫に眠っている生地を
とびっきり格安で売ってもらったことも。

懐かしいな~

さて、今週土曜日は制作会議&生地裁断。

制作会議というのは、この舞台に必要な
大道具、小道具、衣装、当日受付など
スタッフ全員で共通認識を持つために
行うことにした会議。

共通認識って大事だよね~

誰が何をつくっているかわかれば
お互いに進捗状況を気に掛けることもできるし
協力し合うことも容易だ。

サポートスタッフの皆さま、どうぞよろしくお願いします‼



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