蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

嬉しいサプライズ☆

2013年09月29日 23時35分45秒 | 日記
今日は、研修生の稽古日。

キッズクラスは、二人が体調不良のため
ユウキ君一人の個人レッスンとなった。

ユウキ君は小学5年生。
入団して6年目に入り、外郎売を稽古中。
はるかちゃんと共に学んでいるが、
毎週テキストの中から3行位ずつ
意味と発音を丁寧に教えて来た。
もう少しで、最後まで一通り終えるが
小学生とは思えないレベルである。

今日は、基礎訓練を終えた後
「なぜ台詞を発するのか」と問いを投げかけ
演技の基本中の基本をディスカッションしたところ
こちらの問いかけに対し、考え込む時間はあったものの
ユウキ君自身の言葉で、的確な答えが返って来て
いやぁ~驚いたなぁ~!

想像することで、台詞が変わるということも
感じてくれたようだし
これから益々楽しみになって来た。

キッズの稽古が終わって、次は青年クラスの稽古。

…と、いきなり研修生が一列になって大きな声で
“Happy Birthday”の歌を歌いながら稽古場に入って来た!
歌い終わって、大きな花束をを差し出され
あまりの不意打ちにドギマギ(汗)



花束は、若干早い私への誕生日プレゼントでした!

みんなからのサプライズに思わず感激!
良い香りに包まれて、団員と一緒に記念撮影♪
研修生・準劇団員の皆さん、素敵な花束をありがとう!

研修生の稽古は、オープンエアを終えてから
みんなが役者として成長するために何が必要かを考え
新たなカリキュラムを生みだそうと、アレコレ実験中。

今は、ケンジ君が新潟演劇大学で学んできた
スタニスラフスキーシステムによるWSを再現してもらったり
想像力やチェンジアップが必要な長台詞を
お客様に届く言葉で発することが出来るように
シェイクスピアの「マクベス」から抜粋して
テキストとして使用させていただいている。

長台詞って、あまり発する機会がないものね。

私は20年前、前の劇団で台本2ページに亘る長台詞を
延々しゃべるシーンがあり、この台詞を徹底的に噛み砕き
自分のものにしたことが、振り返ると
その後の役者人生にとても役に立っている。

取り組む姿勢が大切だと思うが
何事も経験しなきゃ始まらないんだよね。

みんなの成長を楽しみにしながら
新しいカリキュラムを発見していこう。

県庁ピロティーシアター

2013年09月28日 15時43分25秒 | 日記
昨日は、県の生活文化課の担当者の方との打ち合わせ。

何の打ち合わせかというとですね~

 県庁ピロティーシアター

の打ち合わせでした!

これは、県庁の敷地内でアーティストのパフォーマンスを行い
県民の皆様に芸術文化の楽しさを伝えるのが目的の事業。

県民芸術祭の時期でもあり、その広報的役割と
県庁の親しみやすさに繋がるように…という
県庁職員の方々の願いもあります。

担当の皆さんは、非常にユニークで
発想力も素晴らしい♪
色々なヒントをいただき、私も刺激になっています。

とはいえ、場所がナント言っても「県庁」
公的機関のため、様々な制約があるけれど
担当の皆さんの熱意で、他の課の方々も
非常に協力的なのが有難いですね。

今後、こうした県内の公共空間で
アーティストの皆さんが実演出来る機会が増えるよう
精一杯取り組んでいこうと思います。

下記が概要です。

■企画名 県庁ピロティ・シアター
■演 目 5000年目の夕陽 ~縄文のヴィーナスの声なき伝言?!~
■場 所 長野県庁東側玄関外 ピロティー(通行を妨げない範囲)
■日 時 2013年10月24日(木)12:25~12:45 17:30~17:50(全2回 上演時間約20分)
■主 催 長野県生活文化課
■出 演 NPO法人劇空間夢幻工房・有志
■舞台製作 NPO法人劇空間夢幻工房

なんと!
県庁職員の方にもご参加いただくことになりそうです♪

僅か20分のショート・コメディですが
内容の濃い作品に仕上げてまります。

県からチラシが届きましたら、改めてアップしますね♪

皆様のご来場をお待ちしております!

元気いっぱいダンス・ダンス・ダンス!

2013年09月26日 23時15分23秒 | 日記
昨日は、信大附属特別支援学校高等部のダンスイベントに出席。

実は、先日ハピスポの代表Tさんからご連絡をいただき
その後、上記学校の担当教諭とお会いして
授業の時間を使ってコミュニケーションWSを
させていただくことになった。

先生からは

 もし可能なら夢幻さんのお芝居を生徒たちに見せてあげたい

という申し出もあり、11月に開催予定のイベントで
「バス・ストップ」を上演することになりそう。

知的障害を持つ生徒さんへのワークショップは
私も初めてのことなので、まずは生徒の皆さんの
雰囲気を知りたいということもあって
ダンスイベントにお邪魔させていただいた。

いや~
みんな実に楽しそうでした♪
ダンス、好きなんだね~
身体表現が好きそうだから、ワークショップも
きっと楽しんでもらえるね。
先生も凄いはっちゃけぶりで面白かったし♪
きっと生徒さんのテンションを上げようと
されていたのだと思います。

最後に感想を求められて一言だけ話した時の
生徒さんたちの反応を見て

 ちゃんと見て、聞いてくれている。
 これなら大丈夫だ、きっと。

と思った。

昨日は、私の他にもヘアメイクアーティストさんや
造形美術系のアーティストさん
風船アーティストさんもいらしていて
ユニークで個性的な顔ぶれでした。
皆さん、11月のイベントに何らかの形で
ご協力をされるとのこと。

どんなイベントになるのかな?

精力的に活発に活動しているハピスポさんのご依頼なので
少しでもお役に立てれば…と思ってお引き受けした仕事だけど
思わぬ方向に発展しそうな予感も…

ワクワクしますね♪

今日は、夕方から信州プロレスリングの無茶さんとの打ち合わせ。

無茶さんから面白い企画を提示していただきました!
下準備をして、GOサインが出ましたら
皆さんに公表しますので、楽しみにお待ち下さい♪

保育園下見

2013年09月24日 23時55分45秒 | 日記
今日は、16:00から某保育園へ。

実は、11月中旬に「手のひらのオズ」を上演予定で
本日は劇団員全員で、そのための下見。

この保育園公演の前週には、同じ演目を
阿南町の某小学校でも上演予定だが
会場の大きさが全く違うので
演出プランを変える必要がある。

保育園の遊戯室(かな?)の規模にあった演出か…
ここのところ縄文のヴィーナスのことばかりが
脳裏を駆け廻り、具体的なプランをじっくり
考える時間を作っていなかった。

保育園に到着するまでの時間で

 狭い空間で出来ることか…
 しかも仕込みは出来るだけ簡易的に…

と考えていたら、偶然にもパッとアイディアが閃き

 うん!多分、これなら行ける!

ただ、思い浮かべているスペースより
もっと狭い会場だと、それも不可能。

ドキドキしながら、保育園の中へ。

さーっと部屋の寸法を目算し

 行けそうだな…

と思いつつ、劇団員にはメジャーで
会場内の寸法を計測してもらった。
と共に、電源の位置やお借りする道具の確認。

園長先生、とっても優しそうな方でした。

担当の先生は

 本格的なんですね!

と驚いていらっしゃいました。

本格的というか、きちっと計測し舞台取りをして
稽古をしておいたほうが、安心して本番に臨めるし
不測の事態も免れるんです。
舞台は生モノ、何が起きるかわかりませんから。

40分程度で保育園を出て、稽古まで少し時間があったので
「はなまるうどん」で腹ごしらえ。

18:00頃、稽古場に到着し、「先生と旦那さま」の稽古に入る。

20:00過ぎ、劇団員のミーティング開始。
議題は、劇団本公演日程などなど。

今年の劇団本公演は、これまでと毛色の違った舞台になりそうです。
皆さん、楽しみにしていてくださいね!
恐らく来週中には、公表できると思います♪

合気道

2013年09月22日 23時23分35秒 | 日記

今日のMAの1時限目は、特別講座「合気道」だった。
T理事のご紹介でご指導いただいたのは、A先生。
A先生は、合気道、弓道、空手、居合道、杖道の有段者。
今日は、お仲間であり若手ホープのお二人も参加してくれた。
道衣と袴を身につけた武道家の皆さんが醸し出す空気は
良い緊張感を生みだし、濃密な稽古時間となった。

内容は、弓道・剣術・杖道・合気道を網羅
参加者は幅広い武道の世界を体験させていただいた。

武道の型はもちろんのこと、自然で無理のない姿勢や
しなやかな筋肉の必要性、丹田の位置と集中の集め方
イメージ力の重要性など、芝居にも通じるポイントを
わかりやすく教えていただき、また、稽古途中で見せてくださった
若手お二人の演武は美しくて鮮やかでつい見とれてしまった。

殆どのメンバーが合気道は初見だったが
優しく丁寧に教えていただいたこともあり
みんな楽しそうに取り組んでいた。

ご指導を快くお引き受け下さいましたA先生と
サポートをしてくださったホープのお二人
そしてA先生をご紹介くださいましたT理事に
心より御礼申し上げます。

2時限目は「日舞」
3時限目は「表現としての演劇」

通常演劇の時間は私が講師を務めているが
今日は、途中からケンジ君に講師をバトンタッチ。
なぜかというと、ケンジ君がオープンエア直後に参加した
新潟演劇大学で学んで来たことを
MA参加者の皆さんにも体験してもらおうと思ってね。

スタニスラフスキーシステムの伝道者・西村氏のワークショップで
体験した内容を再現してもらいました。

実は、昨日の研修生の稽古でもやってもらったのだが
演じ慣れしている人が演技の根っこを再発見するのに
役立ちそうに思ったし、逆に初心者は素直に取り組めば
もしかしたら早い段階で演技の本質を体感できるかもしれない…と。

まぁ…希望的観測かもしれないし
人それぞれだと思うが、何らかの効果を
望めそうだと思っている。

残念ながら、MAの時間は短いので導入部分しか出来なかった。
次回も、継続してやってみてもらおうと思っている。