蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

ご報告☆

2009年07月30日 23時48分20秒 | 日記
昨日、星斗さんが稽古場風景を撮影しに来て下さいました。

この日は、一般参加者の特訓日で
ダンスとオープニングを中心に稽古しました。

星斗さんもストレッチと筋トレに参加♪
カメラ片手に、スライディングする星斗さん
とってもかっこよかったです(*‘‐^)-☆

終了後、K君と三人でお茶をしながら
いろんな話をさせて頂きました♪

星斗さん、お忙しい中、本当にありがとうございましたm(_ _)m


今日、FM長野のCM録りでした!
松本の「レセプションハウス ザ・ブライトガーデン」のCMです。

なんと!50秒間、私が一人で語ってます!

いつもはサッと終わる収録だけど
今回は時間がかかってしまった

スポンサーさんと代理店さんが立会いだったせいか
珍しく緊張気味の私

何テイクか重ねるうちに調子が出てきて

  やるたびに良くなっていきますねぇ~

とおだてられ(?)無事収録を終えた。

  ラジオドラマ、やりたいですねぇ~

とディレクターさん。

  はい!ぜひっ!!

本当に作れたらいいなぁ。
夢幻の団員たちの声で作るラジオドラマ♪

いずれ実現させたいです

嬉しい出来事☆

2009年07月28日 23時26分44秒 | 日記
昨日は、力強い応援者の一人S女史にご協力を頂いて
オープンエアシアターの宣伝のために会社2件を訪問。

S女史は、本気で私を、そして夢幻を応援してくれている。

  青木さんの考えや思いを
  たくさんの人に知ってもらいたい!

と、ご自分の仕事関係者の皆さんに
私や夢幻の舞台のことを話して下さっている。

午前中、訪問したN社は
5月本公演の時も、会社でチケット10枚を購入して下さり
多くの社員とそのご家族がご来場下さって、皆さんからは

  面白かった!
  感動した!
  圧倒された!

などの感想が寄せられた。

今は不景気で、N社も決して業績が良いわけではない。
毎回、チケットを購入して頂けるとは限らない。

今日、私たちを迎えてくれたのは
社長室長のN氏だった。

N氏は、数年前から夢幻をずっと応援して下さっている。
この方を紹介してくれたのも、S女史だ。

今年の春、N氏は某社からN社の社長室長に招聘された。
本公演の折には、社長さんや専務さんに
夢幻の舞台の魅力や内容の深さを訴え
現代において必要なことの一つであると
力説して下さったおかげで
会社としてチケットを購入して下さることになった。

今日は専務さんも同席して下さる予定だったが
急な来客があり、残念ながらお会い出来なかった。
N氏は

  じゃ、今回は私のポケットマネーで…

と言ってチケットを買って下さったのだが
夜、メールが入って

  会社でチケットを買ってくれることになったから。

との連絡!

  ありがとうございますっ!

本当に有難いことだ。

N氏は、S女史と同様に他社の幹部の皆さんに
夢幻のことを話して下さっている。

午後、訪れたI社のT社長さんも
S女史が紹介してくれた方。
今年5月本公演を初めてご覧になって

  こんな凄い舞台を造れる劇団が長野にあったのか…

と仰って、それ以来応援者のお一人になって下さっている。

今日も、チケットを購入して下さった上
夜、稽古場に差し入れを持って来てくれて…

  本当にありがとうございますっ!

T社長さんも、N氏同様、取引先の方々に
夢幻の舞台の宣伝をして下さっているとのこと。

他にもたくさん夢幻を応援して下さる方々がいる。

  皆さんのご期待に応えられる舞台をご提供しなければ…

責任は重大だ。
時折、その重責に押し潰されそうな時も―

けど、私は負けない。
そして、諦めない。

感謝の気持ちは、私を強くしてくれるのだ!

頑張ります

役作りとは・・・

2009年07月28日 23時00分57秒 | 日記
日曜日の通し稽古を終えて感じたこと…

台詞には裏の意味があるのに
表側の表現のみに終始している

なぜだろう?

一般参加者には、まだ無理があるとしても
劇団員・準劇団員には教えてきているはず…

今週の稽古は、再度『役作り』の基本に戻ることにする。

今日は、主役クラスの稽古日。
彼らの出来が、舞台の出来に直接影響する。

今年から役者陣を追い込む回数を減らし
萎縮させずに伸び伸びと演技できるよう配慮してきたが

  自分自身を見つめること
  役と真剣に向き合うこと

を気付いてもらうには
時に追い込むことも必要なのかもしれない。

単なる台詞の押収のみに終始する芝居なんてつまらない。

日常だって、あるでしょう?

会話で話している内容以外のことを考えているときや
怒りや悲しみを隠し、笑いながら会話してるときだってあるよね。
泣きながらも、相手が自分をどう見ているとか
笑いながらも、冷静に周囲の状況を見極めているときも…

もう一つ重要なのは
対話は、独り言じゃないということ。

この当然のことが、なかなかわかってもらえない。

人間の感情は、他者からの影響によって
縁に触れることによって生まれるもの。

自分の台詞が生まれる相手の台詞のポイントはどこか?
相手のどの言葉によって、感情が生まれるのか?

自分の台詞のどの言葉によって
次の相手の台詞が生まれるのか?
この台詞を吐くことで
相手にどんな感情が生まれるのか?

他者の台詞を聞くこと…

きっと、これが出来てないんだと思う。

文字は聞こえているのかもしれない。
漠然と相手の表情も見ているのかもしれない。

けれど

相手の感情の変化や表情の変化まで
読み取れていないに違いない。

日常は、他者の顔色や声色を気にしているだろうに…

覚えた台詞・動きだけをやっても
お客様には何も伝わらない。

もちろんテクニックも必要です。
気分だけじゃ、表現に至らない。
感情を乗せているつもりでも
台詞のニュアンスが全く変化しなかったり
身体も表情も変化しないなんてことはシバシバ。

夢幻の団員には、自分の身体と五感を
自在に操れる役者を目指して欲しい

通し稽古初日!

2009年07月26日 23時57分38秒 | 日記
今日から、日曜日の全体稽古が始まった。
本番までの土・日曜日は、コレまで以上に過酷な週末となる。

心配なのは体力

気力はあるが、体力が…
辛うじて、短大生と週一回ストレッチと筋トレをしているので
何もしていない人よりは、まだマシだと思うけど
以前より、明らかに体力低下が著しい。

あと一ヶ月で少しずつ力を蓄えていかねば…

昨夜は、稽古を休んだため
深夜、もっちゃんから稽古報告をもらって
それを元に、不備な点を修正したり
手付かずだったシーンの稽古をする。

午後からキッズたちが合流。
14:45までシーン割り稽古をして
15:00から、若干飛ばしつつ通してみることにする。

  まだ、通らないだろうなぁ…

案の定…まだまだ、であった

けど、あと一ヶ月もあるのだ!

一ヶ月前に通してみようという状態になれただけ
早い仕上がりであることは確か。
そして、ここからが勝負なのだ

久しぶりに稽古場に顔を出してくれた
元準劇団員のRさんが、荒通し稽古終了後

  役作りをしっかりやって下さい。

と、みんなを激励してくれた。

こうして一度退団したメンバーが
稽古場を訪ねてくれるのは、とても嬉しい。

彼女は、暇だから作ったと言う手作りクッキーを
たくさん差し入れしてくれた。

今日は、他にも一般参加者のSさんが
自宅がおやき屋さんだとかで
たくさんのおやきを差し入れてくれたし
キッズのご父兄からもプルーンを頂いた。

  みなさん、お気遣いをありがとうございますっ!

15:00頃から、声楽隊のメンバーも二人
稽古場に足を運んで下さった。

17:00、稽古終了。

その後、MAの時間まで自宅に戻り
通し稽古をした結果、はっきりとして来た不備を洗い出す。

先日、台本改訂版を出したばかりだが
さらに修正したい部分が出てきて…

まだ一ヶ月あるんだもんね。
今ならまだ修正可能なはず…

MA後、ケンタロウに修正点について相談。
同意を得て、ケンタロウからもいくつか提案をもらい

  よし!
  これで、もう修正せずにいけるよね…

と、思いつつ

  うーん…
  結局、最後まで修正しながらいくんだろうなぁ…

と思ったり。

少しでもグレードを上げようと思えば当然のこと

最後まで手を抜かずに挑んでいこう

サンクゼールへ☆

2009年07月25日 23時46分02秒 | 日記
今日は、稽古を劇団員にお願いして
三水村のサンクゼールに行って来た。

この日は、サンクゼールの30周年感謝祭で
後でわかったんだけど、招待客はナント900人!

どおりで人が溢れてたわけだ(^_^;)

目的は、敷地内にある野外ステージの視察と
社長さんや幹部の方にお会いすること。

近くまで行くと、道は大渋滞!ガ-(゜Д゜;)-ン!!
ようやく駐車場に到着したかと思ったら『満車』
警備の人に誘導され、再び来た道を戻って臨時駐車場に止めた。
ここからだと、かなり長い坂道を上って行くことになる。

  ひえーっ!会場に着く前に疲れちゃうかも…

と、一瞬蒼ざめたが、ちゃんとマイクロバスが
用意されていました。

受付で、ご祝儀を渡そうとしたところ

  今日は頂かないように申し付けられておりますので・・・

と、丁重に断られてしまったσ(^◇^;)。。。

ゲートをくぐって、緑の中の小道を歩いていくと
そこは、野外のイベント会場だった。

全ての飲食はバイキング形式になっており
食べ物もお酒も、食べ放題・飲み放題!

  いいのかなぁ・・・

と、なんだか申し訳ない気持ちに。。

けど、社長さん始めスタッフの皆さんが

  今日は、楽しんでいって下さい。
  私たちも楽しみますから!

と言ってくれたので、少し気が楽になった。

初対面の社長さんやご子息にご挨拶をしつつ
我が劇団の野外舞台についてお話する。

このサンクゼールさんとは
どんな繋がりかというとですねぇ~

社長さんのご子息とうちの劇団員が
ひょんなことから出会って
その後、交流を深めていき
このパーティに招待して頂いたのでした。

敷地内にはレストランや売店のほか
野菜畑や、結婚式が出来るチャペルもあった。

このチャペル、なんと従業員の皆さんで建築したとか。
チャペル内は、とてもシンプルな造りで
木のぬくもりが感じられ、とても居心地が良かった。

窓から見える風景も、物凄く良かったし(*^_^*)

雨が本降りになるまでは、芝生の上に腰をおろし
スパークリング・ワインや赤ワインを飲みながら
オードブルをつまみつつ
ステージで繰り広げられるパフォーマンスを鑑賞。

そのうちの一つ、鬼島太鼓は圧巻だった。
若い女の子たちだけのチームで
とても元気が良くて超パワフル!
数種類の和太鼓と竹笛、鈴(?)で
フォーメーションを変化させながら
色々なリズムを奏でていく。

全員が大きく通りの良い声。
笑顔も清々しかった。

実は、鬼島太鼓さんとは10年以上前
信州博のステージでコラボしたことがあった。

今の劇団を立ち上げる前にいた劇団での話しだけど。。

何となく妙な縁を感じ、終演後、奏者に声をかけ
名刺を渡して挨拶をしたところ
全員笑顔と体育会系の挨拶を返してくれて
うちの劇団に少し興味を持ってくれたようだった。

昔から和太鼓と芝居のセッションもしたいと思っていた。
彼女達は海外遠征もするなど多忙そうなので
実現は難しいかもしれないけど
これを機会に交流していけたら・・・と思っている。

高台にあるサンクゼールから見える風景は
本当に美しかった。

残念ながら雨模様で、夕方から本降りになってしまったが
晴れていたら、山々がはっきりと姿を表わし
もっと美しい風景だったに違いない。

多忙で緑に触れる機会が少ない私にとって
とても貴重な一日だった。

雨足が強くなって来たので
少し離れたところにあるレストランに移動。
ここも、バイキングで飲み放題・食べ放題!

これだけたくさんのお客様に対して
美味しい料理やお酒を
こんなにたっぷり振舞えるなんて
凄い企業だな…と思った。

夢幻もいつかこんなことが出来るようになるのだろうか…

夢のまた夢って感じです

時折、稽古のことが気になりつつも(-д-;)
美味しいお料理と辛口のワインでお腹はいっぱい(´ω`*)

  こんな視察なら、いくらでもしたいなぁ~

なんて言ったら、劇団員に怒られるかも(・_*)\ペチ

長野市街地からサンクゼールまでは、車で約30分。
近くはないが、いけない距離じゃない。

いずれあの空間で野外舞台をやってみたい・・・
そう思わせてくれる空間との出会いだった(*‘‐^)-☆