蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

明日は信濃小中学校へ♪

2014年11月28日 14時36分42秒 | 日記
明日は、信濃町立信濃小中学校様からのご依頼で
青年教師向けの表現&コミュニケーションWSを
行わせていただくことになっている。
この学校は、平成24年に開校した小中一貫校。
当時、話題になっていたよね。

先日、校長先生にお会いするために学校へ伺った。
校舎は、木のぬくもりがいっぱいで
広々とした開放的な玄関と廊下が印象的だった。

校長先生にWS内容のご相談をさせていただいたところ
演劇の効果をよくご存知で、びっくり!
笑顔の素敵な先生でした(^^)

教師の表現力とコミュニケーション力が向上すれば
児童生徒の皆さんに心に届く授業を行うことが出来る。

この演劇ツールを使用したコミュニケーションWS
東京で盛んに行われているが
長野県内は未だ知れ渡っていない。
けど、今後広まっていきそうな予感がある。

来週月曜日は、清泉女学院短期大学様からのご依頼で
『フレッシュマンセミナーⅡ 話し方講座』と題して
生徒さんの表現&コミュニケーションを磨くための講座を
させていただくことになっている。

清泉短大では、10年間「ドラマWS」という講座を
受け持たせていただいた経験がある。
その頃、受講していた生徒のうち何人かは
オープンエアの声楽隊や一般参加
MAプログラムに参加したりして
未だに夢幻工房と関わってくれている。
うち一人は今年の春、研修生として入団した。

教え子のうち二人が、今回お声掛けをくださったS先生と
ずっと繋がりを持っていて、先生にお会いするたびに
私や夢幻工房の話をしてくれていたそうで…

嬉し涙が出ました(T_T)
有難いことです、本当に…

久しぶりのS短大の講義、楽しく充実した時間になるよう
精一杯取り組ませていただきます。

先程、講義用の資料作成を終えて
ようやく一息ついたところ。

後は…12/21に予定している茅野市での公演準備だ。

来週水曜日には、茅野市の皆さんとの稽古を予定している。

相変わらず予定が詰まっているが
脳の働きを加速させて、最善を尽くしていこう!

第一回“夢先案内人研修会”終了!

2014年11月27日 13時10分32秒 | 日記
サンクスの翌日、私は朝からひたすら音響製作!

11/26(水)に開催される「夢先案内人研修会」にて
ショート・コメディ「熱くなれないアラサーたち」を
上演する予定っだたので。。

 

ある程度、使用音楽はダウンロード済みだったけど
芝居に合わせた長さにしなければならないし
音源の頭の無音をカットしたり
音源のノイズの除去をしなければならない。

ノイズが酷いとホールの大スピーカーで流したとき
聞くに堪えない音になってしまう。
お客様に苦痛を与えてはなりませぬ…

私が使用している音楽編集ソフトは
CS6の“Audition”
このソフト、かなりの優れもので
音響のプロではない私でも
それなりの音源を製作することが出来る。

ただ音源によってボリュームが異なるため
本来マスタリングが必要なのだが
まだ手法を習得していないため
いつもは音響さんにお願いして
最終調整をしていただいて来た。

が、今回は、諸事情でそれが出来ない。
もう少し早く音響が完成していれば
今回のお仕事を仲介してくださった代理店の方が
調整してくださると仰ってくださっていた。
しかし、こんなギリギリでは頼むことも出来ず…

色々調べたが、よくわからず…
とにかく、ベースの音響だけ完成させなければ…
と必死に音楽と格闘して、夜は稽古場へ。

このショート・コメディのキャストは
ケンジとサリアのコンビ。
この二人、コメディ路線はいくつも演じて来ているので
台詞を入れ、役どころを押さえて
テンションさえ上がれば、及第点はクリアできる。

…と思ったが、やっぱり稽古は必要で
ダメだしを繰り返していくうちに
時間がないための焦りからか
キャストがイラつき始めた。

 焦っても仕方がない
 やるべきことをきちんとやる
 時間がないからと言って
 手抜きをするわけにはいかない

当たり前のことだけど、時間がないと
この程度でいいか…と諦めがちになる。

お客様のことを考えれば、それはあってはならない。

あなたたちなら出来る!

二人を信じて、心を鬼にしてダメだしをする。

次の日は、またもや音響と格闘。
15:00頃、ケンジ君と倉庫へ向かう。
大道具と衣装を運び出し
一度自宅に戻り、音源をCDに取り込ん稽古場へ急ぐ。

今回の芝居、各役者が3役ずつ演じるため
衣装も3着、つまり2回着替えが必要なのだ。
早着替えの時間は僅か数十秒。

音響担当のケンタロウ君は進みが悪くて
音響を出すきっかけ練習も儘ならず
しかも音源のボリュームがマチマチで
イライラしている様子…

明日の午後は本番だが
午前中に稽古時間を取ってある。

よし!
今夜中に何とかボリューム調整をしてみよう…
音響製作も諦めちゃダメだ!

稽古後、ファミレスへ急ぐ。
照明スタッフのYさんとご飯を食べながら
最終打ち合わせを行った。

私が全く時間が取れず、前日に最終打ち合わせになってしまい
本当に申し訳ありません…

Yさんは嫌な顔一つせず、対応してくだり
心から感謝ですm(__)m

打ち合わせのおかげで、認識のズレを修正でき、ホッ!

Yさん、深夜までお付き合いいただき
本当にありがとうございました!

帰宅後、もう一度、音響調整に入る。

Yさんから、音量調整ソフトがあるらしいということを伺い
ソフトを探しているうちに

 優れものの“Audition”にだって
 音量調整機能は必ずあるはずだよね

と思い直し、ソフトを調べていくうちに
音量調整のポイントが徐々にわかってきたため
英字で書いてある“Audition”の編集機能を
一つずつ再度読み直し、ネットで調べてみた。

 おーっ!あったーっ!
 これだーっ!!
 きっとこれなら出来る!!

早速試してみたところ

 うん…これなら大丈夫!(^^)!
 この程度音量が揃っていれば
 フェーダー操作が楽なはず。

そりゃ、完璧は無理だけど
耳で聞いた範囲では、いけそうなところまで
調整することが出来た。

また一つ、音響製作の技術を覚えました!

って…もっと余裕があるときにやっておけばいいのに
追い込まれないとやらないというのが問題だよね(汗)

仮眠をとって、朝9:30に稽古場へ。

早速音響を聞いてもらい、大丈夫そうだったので、ホッ!

早速、リハーサルを行う。

うん…あとは役者のテンションが上がれば…

テンションの調整は役者本人にしか出来ない。
演出家は、そばで見守るのみ。

12:00過ぎに会場へ到着。

長野市の職員さんと打ち合わせをして
12:30から仕込み開始。

職員さんたちが大道具設置を手伝ってくださったおかげで
スムーズに仕込みが進み
また、心配だった照明もYさんが良い感じに作って下さり
何とか13:25に、リハーサルを終えることが出来た。
音響も、舞台スタッフのIさんが
ケンタロウ君のサポートをしてくださることになり
何の心配もない状態で、本番を迎えた。

14:00、研修会が開幕。
主催者、来賓の副市長挨拶の後
いよいよ「熱くなれないアラサーたち」が開演!

私は裏方。
舞台に設置した柱時計の操作や
職員さんたちの出入りのサポート。

芝居はテンポ良く進んでいる。
音響もミスなく進行していく。
お客様の笑い声が聞こえないが…
反応はどうなのだろう…と一抹の不安がよぎる。

舞台ソデで見ている限りは
及第点を超える仕上がりだったが…

大きなミスもなく、無事終演(^^)

ご協力をいただいたスタッフの皆さんと
職員の皆さんに心から感謝!
ありがとうございましたm(__)m

ケンジ君、サリアさん、そしてケンタロウ君
本当にお疲れ様でしたm(__)m

先程、主催者からメールが届き

 アンケート結果を見るとかなり皆さん
 寸劇について良かったと書いてありました。

とのこと。

マジ、ホッとしました。。

主催公演ならば、酷評も自分たちが受け止めれば済む。
が、ご依頼公演はそうは行きません。
主催者にご迷惑がかかってしまうから…

この研修会、12月と1月にも予定されているので
更に面白い芝居になるよう、手を入れていこう。

にしても…
追い込まれないと知恵が働かないというのが問題だ。。
平常の状態で、知恵が働くようになるためには…
これが出来るようになると、作業の効率化が可能なんだよね。

火事場の馬鹿力的な状況からの脱却。
これが私の大きな課題です(-"-)

“サンクス・ギビング・デー”無事終演!

2014年11月24日 23時12分01秒 | 日記
今年も完徹で、サンクスの朝を迎えた。
大地震の翌日に開催する『THANKS GIVING DAY from 夢幻』
これは、ご支援・ご協力をいただいた皆様へ
一年間の感謝の心を込めて開催する夢幻工房の感謝祭。
この日のために、団員が一丸となって、準備を進めて来た。
が、大地震の後の余震の影響を考えると…

東日本大震災後の光景が思い浮かぶ。
あの時は、舞台もイベントも中止が相次ぎ
舞台関係者への打撃は大きかったが
自粛ムードは長期間続いた。

深夜、作業をしながら時折ニュースをチェックし
被害状況を確認。
余震は続いているが、然程大きくはない。

昨夜、ホテル担当の劇団員に
明朝、朝一でホテルに状況を確認してくれるように頼んだ。

朝、その劇団員から電話が来て
ホテル自体は問題がない状況とのこと。

ホテルに被害がないようであれば決行!
と決めていたので、予定どおり開催するにとに決定。

 いいんですね?

と、念を押された時は、一瞬動揺が走ったが

 ホテルの耐震に問題がなければ
 例え余震が来たとしても倒壊する怖れはない

と、考え

 予定どおり開催します。

と答えた。

即、FBに予定通り開催する旨の告知を行い
準備を手際よく済ませ、会場へ向かう。
諸事情で5分の遅刻…
ごめんなさい。
私が到着すると、他の団員は全員揃っていた。

すぐに荷降ろしをして、避難経路等の確認後
セッティングに入る。

一番心配な企画のリハーサルを先に行い
その後、短編劇とキッズ・ショート・ライブのリハ。
予定では開場15分前に終える予定だったが
開場時間の11:00に終え、すぐに開場。

場内では、オープンエアシアター2014のビデオ上映を開始。

プロジェクターとスクリーンは
賛助法人会員のN社様から貸していただいた。
助かりました!
誠にありがとうございましたm(__)m

会場がホテルの宴会場、しかもランチつき
ソフトドリンク飲み放題プランにも関わらず
一般会費が2500円と格安な設定。
つまり、サンクスは採算度外視の企画なのだ。
感謝祭なので、本当は無料で開催したいところだが
今のところ大盤振る舞いは出来る状況にはなく…

それでも出来るだけ、安価にして
支援者の皆様に楽しんでいただきたい…

プロジェクターを使いたいが、予算が…
うーむ…
と悩んでいたところ、N社のM社長さんが
プロジェクターを貸してくださると
手を上げてくださったのだ。

有難いことです、ホントに…

この御恩は、いずれ何らかの形でお返しを…
と、心に強く誓い、まずは
今日のサンクス・ギビング・デーを
存分に楽しんでいただくことが先決。

どうか無事故でサンクスを終えることができますように…
と、天に祈りを捧げる。

人間は大自然の働きに対して
為す術(すべ)がないちっぽけな存在。
だから祈る…強く祈る…

11:35、予定より5分遅れて開宴。
司会は、ケンタロウ君。

まずは理事長挨拶。
今年一年の活動を振り返り、今後の予定を伝える。
来賓挨拶は、長野市芸術館館長のO氏。
有難いお言葉を頂戴しました。
ありがとうございました。

続いて、大変お世話になっているM氏から
またもや有難いお言葉を頂戴した。
本当にありがとうございます!
M氏のご発声で乾杯!

暫し歓談&お食事タイム。
15分後、いよいよ企画コーナーに突入!

① 隠れた才能を見つけ出せ!『秋の身体能力測定バトル』
② 凹凸村に紛れ込んだ人狼を探し出せ!お客様参加型『人狼ゲーム』
③ 一人一言!マイクリレー
④ 夢幻工房団員によるトーク&クイズ・バラエティ『ユメトーク』
⑤ ヴァイオリン演奏 by牧美花
⑥ 外郎売リレー by 準劇団員&研修生
⑦ ショート・ショート『むしばのむし』
  作・演出/青木由里  出演/キッズクラス
⑧ 短編劇『紙風船』
  原作/岸田國士 脚色・演出/青木由里
  出演/青木賢治・坂本真由美

企画が盛りだくさん過ぎたね。。
時間が超過していたため
残念ながらユメトークを断念。

このユメトーク、通常稽古の映像を編集して
それを見ながら、団員たちがトークをする予定だった。
私も観たかったので、非常に残念だった。

終始、場内は笑顔が絶えず、和やかな雰囲気の中
最後の短編劇を終えた。

外部理事のT氏から一言頂戴し
一次会を無事故で終宴!

ホテルスタッフの皆様の対応も丁寧で
お食事も美味しくて、皆さん、満足してくださったご様子。
ホテル信濃路のご担当の皆様、お世話になりましたm(__)m
ご配慮に心より御礼申し上げます。

心配した余震は、体感できる程大きな揺れはなかった。

目に見えない何かに守っていただいている…
ありがとうございます…

私は目に見えない存在を信じ
強い祈りは天に通じる…と思っている。
現にこれまで幾度となくあったピンチを
何か見えない力が働き、切りぬけることが出来た。

そういう体験を繰り返すたびに
感謝の念は強くなっていく。

ご多忙の中、しかも大地震直後にもかかわらず
ご来場を賜りました皆様に、心より御礼申し上げます!

今回もたくさんの笑顔に出会えました。
苦労が吹っ飛ぶ瞬間だ♪

そうそう!
3月に予定している劇団本公演に
初めて特別出演してくださるM・M氏が
ご多忙の中、駆けつけてくださったので
ご来場の皆さまにご紹介させていただいた。

M・M氏は、戸倉上山田文化会館を拠点に活動されている
劇団グループ21の座長さん。
実は、グループ21さんとは、別のコラボ企画が始動している。
詳細が確定したら、お知らせしますので
楽しみにしていてくださいね(^_-)-☆

二次会は、カラオケにてフィーバー!
みんな例年以上にテンションが高かったなぁ~
最後は恒例の『宇宙戦艦ヤマト』の大合唱(^^)

三次会は、居酒屋。
語って語って語り尽くしました~

一次会には出席できなかったけど
二次会、三次会に駆けつけて下さった方々が大勢いる。
有難いことですね。

ご来場いただいた方々全員に
出来たてホヤホヤの夢幻カレンダーを贈呈。

午前0時、解散。
今年は諸事情にて、我が家での四次会は中止。
四次会を楽しみにしていた皆さん、ごめんなさい。

今年も笑顔に包まれたサンクス・ギビング・デーでした(^^ゞ

本当に…本当に…無事故で終えられて良かった…

大地震!!

2014年11月22日 23時35分13秒 | 日記
明日は、夢幻にとって一年の総締めくくり
『サンクス・ギビング・デー』である。

昨夜も席次表製作で徹夜になってしまった…
ケンタロウ君がおおまかな席次表を作成してくれたので
そんなに時間はかからないだろうと思っていたんだけど
レイアウトやお客様の組み合わせで悩み
気づいたら、空が白んでいた。

来週のご依頼公演用の音響も
昨日までに製作してしまいたかったが
全く時間が取れず、月曜日に持ち越しに(^_^;)

にしても…
いったい何日徹夜が続いているんだ??
よく身体が持ってくれているよね。
我が身体に感謝m(__)m

今年こそサンクスの前日は睡眠を取ろうと
前倒しで頑張ろうと思っていたのになぁ…
思い通りに進まないのが世の常じゃ(笑)

今日は、サンクス用の音源の最終チェックをして
午後から稽古場へ。
明日上演する短編劇『紙風船』の最後の稽古だ。

今回は、私の書き下ろしではなく
岸田國士さんの戯曲を現代風に脚色した作品。
演出はコメディを意識して工夫してみた。

岸田作品を知っている方がどのようなご感想を抱かれるか
少々怖かったりもするが、私なりの解釈で
現段階でベストと思われる演出を生み出した。

自分以外の方の戯曲を脚色するのも演出するのも
夢幻を立ち上げてからは初めての経験。
勉強になったし、発想力を鍛えるにも役立った。

既製の作品を演出した経験は…
中学・高校の演劇部時代に筒井康隆さんや
シェークスピアなどの古典作品を演出したことがある。
その後は、役者がメインで、東俳時代に何回か
演出助手をやらせていただいたことがあった。
長野に来てからは、夢幻を立ち上げる3年ほど前に
ユニットを組んで、高泉敦子さんの作品を演出し
市民演劇祭に参加させていただいた。
くるま座時代も、一度だけ、小さな短編劇を
演出させていただいたことがあったっけ。

今回は、下記の二つの柱から方向性を選択した。

①この作品は、1926年(昭和元年)に執筆された戯曲なので
 大正~昭和初期の時代背景を元に
 当時の新婚一年目にして
 倦怠期を迎えた若者たちの内面を掘り下げ演出する。

②現代にも通じる人間の本質をクローズアップして
 現代作品として蘇らせる。

私は②を選択。
②を選んだ以上、新聞記事の内容や回想シーンについても
手を入れるべきか悩んだけど、今回はできるだけ手を入れず
古い台詞を現代口語体に若干手直しをしたぐらいかな。

それと…
最後に登場する子どもと紙風船の存在が何を意味するのか
初めて読んだ時から気になっていて、もしかしたら
この作品の重要なポイントがここにあるのではないかと思い
「子ども」をキーワードに設定を掘り下げ、考えてみた。

結婚一年を経過しても子どもに恵まれない夫婦
そして、子どもが欲しいと思っている女と
子どもはまだいらないと思っている男
という設定で、若干脚色を加え演出することにした。

段ボール箱は、縛られているイメージからの着想。
これは、なかなか良い線いってるんじゃないかと
ちょとだけ自画自賛(笑)

解釈は様々だと思うし、描き方も多様にある。
私自身、既に別の演出方法も思い浮かんでいて
いずれ、上演する機会があれば…とも思っている。

私にとって、本当に良い経験になった。
恐らく役者にとっても良い経験になったことだろう。

ただ、色々重なり稽古日数が不足していて
それだけが心残り(汗)
夢幻の役者は底力があるので、きっと本番では
持てる力を出し切ってくれる…はず。

夜は、明日のリハーサル。
キッズのショート・ライブ『むしばのむし』は
かわいらしいので、テンションさえ上がれば
お客様は楽しんでくださるだろう。

問題は新☆企画!

この企画は、ケンジ君が中心となって
準劇団員・研修生の意見を吸い上げ
シンヤ君とユウマ君とケンジ君で
何度も徹夜で企画を練って作り上げた渾身の作品。

私や劇団員は、外野から時々口を挟んだぐらい。
若き団員たちにとって、自分たちだけで
ゼロから創り上げたのは貴重な経験になったことだろう。

リハーサルは…段取り不足で最後まで出来なかった。

段取り八分、仕事二分

と言う言葉があるけれど
どんな企画も、舞台も、仕事も、これに尽きる。

ってことは、頭でわかっていても
実践はなかなか伴わない。

私も右に同じ。。

これさえ実践出来れば、全てがうまく回るようになる。

時間不足を理由にしないためには
更に発想力を高め、仕事効率を高めるのみ!

稽古修了後、稽古場の外で明日の打ち合わせをして解散。

私は、帰りがけに食品調達のため
スーパーに立ち寄った。

と…

う…ゆ、ゆれてる?

うわっ!大きいぞーっ!!

うひゃーっ!物が落ちて来た!

慌てるな!

棚から離れろ!
安全な場所を探せ!

と、脳内で、もう一人の自分が叫んでいる。

周囲を見渡し、落下物がなさそうな
広めのスペースに立って、揺れが収まるのを待つ。

電気が消えた…停電だ!

一瞬真っ暗になったが、非常電源があるらしく
数か所の電気が点灯して、ホッ。

すぐに余震が来るかもしれない…と言うことに頭が回らず
店員さんから地震情報を聞いたり
アレコレ会話しちゃったりして。

 えーっ!?震度6ですって!!

大きいとは思ったけど、まさか「震度6」とは…
多分私がいたスーパーは5強位だったんじゃないかな。
場所によっては、かなりの被害が出ている可能性も…

すぐに団員にラインを…と思ったら
ケンタロウ君が早々に団員用のラインに
コメント入れてくれた。
で、私は家族に電話。
ところが、全く繋がらない!
もしや、何かあったのでは??
と思ったが、地震直後で携帯電話が殺到し
パンクしていただけだったようだ。

それに比べ、ラインはすぐに繋がり心強かった。

災害時には電話よりもラインということを
インプットしておこう。

ようやく買い物を終えて、車に乗り込むと
大きめの余震が来た!

そうか…大地震の後は余震があるんだ…

う…無事に家に帰れるかな…
と、とにかく、早く帰らねば。。。
まだ、明日の準備が残っているのだ。

帰路、明日のサンクス開催への不安がよぎる。
余震があることを充分予測できる状態で
大勢を集めるイベントを開催しても良いのだろうか…

とにかく情報収集だ。
それから考えよう…

2015年版“夢幻カレンダー”完成!etc…

2014年11月19日 18時00分21秒 | 日記
先週に引き続き、寸暇を惜しむ日々が続いている。。
いろいろ間に合っていない感じ(汗)
やるべきことは決まっているので
一つずつ完了していくのみ。

Blogも、またもや一週間あいてしまった
劇団ホームページ、明日こそ更新しよう。
ガンバリマス!

先週土曜日、信州大学が主催する地域プロフェッショナル・ゼミに出席。
これで二回目だが、内容が非常に濃くて、消化しきれてない。
後日、改めて振り返りながら記述しよう。

ひとまず2本の短編劇の台本を脱稿
その後、サンクスで配布予定の製作物に取り掛かった。

まずは、2014年の公演DVDをコピー会社に発注するのが先決。
DVDは、依頼撮影会社からギリギリ届いて、ホッ。
私は、ジャケットとレーベルを作成。
あ、レーベルの叩き台は、ケンジ君が作ってくれたので助かった。

DVDはサンクスで発売開始予定。
間に合わないなんてことが、あってはならぬ~

写真選定が思うように捗らず、マジ危うかったが
何とかギリギリ間に合いました~
下記がジャケットデータです。
拡大してごらんくださいm(__)m

 

掲載写真の撮影は、イメージバンクナカジマさん。

素敵な写真をたくさん撮影していただき
誠にありがとうございました!

一公演あたり、何百枚も写真データをいただき
どれも素敵でセレクトに迷いまくり…

何とか150枚程度まで絞ったが
DVDジャケットに掲載できるのは、せいぜい10枚弱。

少し手があいたら、各舞台写真150枚程度を
ネットにアップしますね。

続いて、2015年版「夢幻カレンダー」が完成!



やたら賑やかな感じになりました(^_^;)
オープンエアシアター2014の舞台写真がいっぱい♪
A2ポスターサイズですよ~

このカレンダーをサンクスにお越しいただきました皆様に
もれなくお配りいたします(^^)

その後、2種類のステッカー製作に突入!

① 夢幻ロゴ
② ウロボロス

どちらも60㎡と小さめだけど、お手軽に貼れるステッカーです。
夢幻ロゴは、透明で耐水性のあるシートにしたので
スマホにも貼れそう♪

ウロボロスは、夏の公演の時に使った小道具の紋様デザイン。
ウロボロスの絵は、シンヤ君の作品。

また後日、掲載しますね。

さて、これからサンクスで上演する短編劇の稽古。
来週予定している夢先案内人で上演する短編劇の稽古も急がねば!

問題は舞台音響だ…
明日こそ、完成させるぞ!

有難い悲鳴続きの年末となりそうです(^^)