蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

追加オーディション☆

2016年04月26日 23時39分12秒 | 日記
午前中は、アナウンサーのO氏にお会いするために安曇野へ。

実はある方を通じて、O氏がオープンエアシアターに
出演してくださるかもしれない、ということで
詳細をお伝えするために伺った次第。

Oさん、お時間をいただき、ありがとうございました。

残念ながら、様々なご都合で出演不可になったが
このご縁を大切にしていけたら…と思っている。

人の縁とは不思議なものだ。

暫く疎遠になっていた音楽関係者お二人が
オープンエアに参加してくださることになった。

お一人は、パーカッションのMさん。
もう一人は、竹笛奏者のGさん。

お二人とも一つ返事でご快諾くださり感謝!

以前は、演奏隊や声楽隊がなかなか決まらず
必死で探し歩いたこともあったが
今年はお陰さまで次々と確定し、ホッ。

皆様のご協力に心から感謝!

今年は、日本芸術文化振興基金様から
芸術団体枠での助成金をいただけることになり
お陰さまで、何年かぶりに助成額も上昇!

有難いことですね。

例年よりも更に良い環境を作れるよう
そして、面白くて心が震える作品を提出できるよう
創意工夫を凝らして取り組んだいきたい。

午後は、合同公演の舞台監督K氏とお会いして
長野公演の小屋入り後のスケジュールを決めた。

待ち合わせは千曲市のあんずホールロビー。

ホールの庭に咲いている八重桜が美しい♪

いつも思うけど、きれいなホールだなぁ~

K氏はプロの舞台技術家。
そして演劇グループ21の専属舞台監督。

うらやましいわ~
うちにもそんな人がいてくれたら
百人力なんだけどなぁ~

ないものねだりをしても始まらない(^_^;)

K氏とのご縁も大切にしていきたい。

一度帰宅して、稽古場へ。

今日は、オープンエアの追加オーディションと
児童劇「手のひらのオズ」の稽古。

受験者は、元高校演劇部員さん。
高校演劇の全国大会経験者でもあるそうで
声はしっかり出来ているし
表現欲求も強く、これから楽しみなメンバー。

今月末には、出演者が大体出揃う予定。

そろそろ本腰入れて台本執筆に入らねば・・・

オーディション後、児童劇のための歌のレッスン。

ボイストレーニングはまだ3回目だけど
劇団員3人とも、言い声が出始めている。

役者の声と歌い手の声は
呼吸法は基本的に同じで
響かせる場所と声の飛ばし方が異なる。

けど『根っこ』は同じなんだよね。

劇団員3人の成長が楽しみです。

歌って踊って演技して~~~
きっと楽しい舞台になります♪

皆さん、どうぞ楽しみにしていてくださいね(^^)

チラシ折り込み

2016年04月25日 23時20分45秒 | 日記
今日は、劇団員が松代町へ。
目的は、新聞のチラシ折り込み依頼。

連日、夢幻の営業部長のSさんが
松代町や長野市内、須坂市へ
合同公演のご案内に足を運んでくれている。

合同公演の本番日は
5/29〈日〉松代文化ホールです。

明治4年に松代藩で実際に起きた百姓一揆
この騒動に関わった末裔の方が
今も地元に住んでおられます。

役者として私に出来ることは

 想像すること
 体現すること

情報を収集し、時代と環境と状況を精一杯想像して
その想像の世界に自分を入れ込み
役の心情を想像し、立ち上ってくる感情を覚える。
感情と共に変化する身体を記憶する。

大勢の方のご支援と協力のお陰で舞台化出来た芝居である。

残された2ステージを終えるまで
真摯に取り組んでいこう。


昨年もスケジュールがカツカツだったが
今年もそれ以上になりそうな気配。

7/2の児童劇公演と8月下旬のオープンエアの準備
そして、5/29の合同公演のパンフレット製作・・・

更には、小池博史さんのブリッジプロジェクト・・・

今年の上半期もあっという間に過ぎて行きそうだ―

オープンエアシアター説明会♪

2016年04月24日 23時02分15秒 | 日記
今日は、オープンエアシアター2016の一般参加者説明会!

集合は9:30だったが、早めの9:00頃到着。
暫くして団員も続々会場入り。

10:00から追加オーディションで4人が参加予定。

早く着いたけど、私は何もやることがなく・・・
団員が段取りと準備をしてくれて

 青木さんは手を出さなくていいから

と言われ・・・

そうは言っても心配なので、一応アレコレチェックして
後は、公民館の入り口で写真なんぞを撮り日向ぼっこ。

 

太陽の日差しが眩しい!
少し霞がかかっているけど良い天気♪

今年も素敵な参加者が集い、稽古が楽しみで仕方がない。

きっと良いチームになるね(^^)

10:00少し前にオーディションメンバーが到着し
書類に記入していただいて、早速オーディション開始!

とってもユニークなメンバーもいて、楽しませてもらいました~

人数が多かったので少し時間が押してしまい10:50終了。
即刻開場し、説明会参加者が入場。

参加予定者が全員参加し、いよいよ説明会スタート。

制作のケンジ君が司会、私の挨拶後
昨年の公演動画ダイジェスト版を放映。

いつもより画面が大きくて良かったが
音量が大きくなりきらず、残念だった。

オープンエアは音楽も歌も迫力満点♪
来年は、更に良い環境でご覧いただけるといいな。

その後、ケンジ君から公演概要の説明があり
途中で私が舞台内容をざっくりとお話して
今後のスケジュールや劇団からのお願い事項を
お伝えし、ギリギリお昼前に終えることができた(^_^;)

皆さん明るい表情で、元気よく会場を後に・・・
けど、もう少しゆっくりお話したかったな。

来年は、開始時間10:30にしよう.。o○

団員たちが手際良く後片付けと掃除をして終了。
みんな、お疲れ様でした!

その後、合同公演のキャスト陣は
休む間もなく、稽古場へ駆けつける。

そうです!
今日から、5/29の長野公演に向けて
「午札騒動考」の稽古が再開です!

脳ではアレコレ振り返り、時々台詞を呟いているが
大きな声で稽古するのは久しぶり。
台詞自体は覚えていても、稽古場はやたら人が近くて
集中していないと、他のことに気を取られ
相変わらず台詞が飛ぶ(汗)

また毎日の台詞稽古を再開しよう。

17:00に稽古を終え、今度はMA会場へ移動。

長野市を北~南~中央へ。

しかも今日は日舞だった―
さすがに少々しんどいなぁ・・・

しかし、やり出してしまえば楽しいので
疲れなどどこかへ飛んでしまうのですね~

5月の合同公演を終えるまでは
こういう週末が続く。

体調を崩さないようにしなければ・・・

『コミュニケーション活性化研修会』 in 須坂

2016年04月22日 22時13分05秒 | 日記
今日は、須坂市庁舎職員の皆様を対象とした
「コミュニケーション活性化研修会」の講師として
私とケンジが招かれ、3時間の講義&WSを行った。
須坂市からご依頼があったこの研修は
週1日3時間、計4回のカリキュラムとなっている。

内容は、職業訓練センターで行っている講座の発展形。

毎回研修や講座の講師に招かれる度に
新たな出会いがあり、ご縁が広がっていく。
私にとっては大きな楽しみの一つである。
有難いことですね~

今回はどんな出会いがあるかワクワクしながら
13:00に会場へ到着。

研修時間は13:30~16:30
途中休憩は僅か5分だったが
皆さん疲れた様子もなく
集中して取り組んでくださった。

コミュニケーションとは何か―
コミュニケーションに必要なことは何か―
それらを培うには何が必要か―

問いかけをしながら、受講生の方々の
想像力と思考力に刺激を与えて行く。

終了時に宿題を提示。

宿題は自己分析シートである。

自分を知り、他者を知り、違いを知り、共通点を探す。

そのための第一歩が、自分を知ること。

来週は、演劇ソフトを使用したWSを重点的に行い
グループワークで思考力・受信&伝達力を深めて行く。

大切な時間を費やすのだから「これだ!」という何かを
是非とも体得していただきたいと思っている。

私も最善を尽くしていきたいと思います(^^)

久しぶりに北野文芸座へ♪

2016年04月20日 23時49分22秒 | 日記
今日は、長野市芸術館アクトスペースが発行する冊子の
取材と言うことで、久しぶりに北野文芸座さんへ伺った。

長野市内の小劇場をご紹介する企画とか。
私が紹介するのが、北野文芸座。

北野文芸座は、夢幻が初めてホール公演を行った会場。

夢幻工房は、旗揚げ以来、敢えてホール公演を行わず
倉庫やライブハウス、野外を選び
皆さんが知っている日常空間を
非日常の異空間に造り上げて来た。

作品内容も、その空間に適したものをセレクト。
オープンエアシアターはまさにソレ♪
今年も8/27、28に小布施ハイウェイオアシスで上演予定。

なぜホール公演を避け続けて来たのか・・・

空間創出の面白さに魅せられて・・・
というのも大きな理由だが
もう一つの大きな理由があった。

それは

 長野市内に演劇に適したホールがない

ということ。

市内には、ステージのあるホールが乱立しているが
どれも多目的ホールと称した講演会場。

ステージの奥行き、高さ、ソデ、バトンの本数
残響音を含む客席環境、照明・音響設備・・・

贅沢を言えばきりががないが
劇場と呼べるホールが少ないというのは
業界の人たちの間では周知の事実。

現存する市内のホールの中で
一番演劇に適していると思うのは松代文化ホール。

5/29に「午札騒動考」を上演するホールだ。
ステージの奥行き、高さ共に申し分なく
客席傾斜も大きくて、どこに座っても見易い。

ただ・・・
このホールはアクセスが悪く
今時珍しい手動式の照明設備。

私が求める照明をお願いしようとした場合
オペレーターが3人必要になってしまう。

あ、5/29の公演は、私の演出ではなく
照明もあまり使用しない舞台なので
恐らく問題はないかと・・・

今回「午札騒動考」を松代文化ホールで
上演することに決めたのは
この作品が明治4年に実際に勃発した
松代騒動を下敷きにしているから。

とは言え、アクセスが悪いので
当初は第一候補として文芸座さんを考えていた。

文芸座の良さは、何と知っても座席。
何時間座っていても、お尻が痛くならず
ゆったりと座って舞台鑑賞が出来ること。

ただソデが狭いので、大きな舞台美術や
大道具をソデに出し入れすることも難しく・・・

色々な角度から考え、最終的に松代文化ホールに決定した。

夢幻が文芸座で上演したのは2作品。
一昨年の「川中島、カケル!」と
昨年3月に上演した「マレビト」。

ホール以外での公演にこだわり続けた夢幻が
文芸座で舞台上演をすることに踏み切ったのは

 ホールで上演して欲しい

というお客様の声が増えていたのと
賛助会員の方から文芸座関係者を
ご紹介いただいたのがきっかけ。

夢幻初のホール公演は非常に好評だった。

作品内容が良かったというのもあるが
客席環境が良かったと言う声も多かった。

取材のお陰で、久しぶりに文芸座内に足を踏み入れた。

懐かしいな・・・あれから一年か・・・

客席の椅子に腰を下ろしたとき

 やっぱりこの椅子はいいね

と改めて思った。

それから、一時間ほどで取材を終えた。

またこの劇場、使ってみたいなぁ―