ゴールデンウィーク突入！

いよいよゴールデンウィークに突入した！
夢幻恒例（？！）地獄の稽古週間
連日連夜の稽古が５月８日まで続くのである。
しかも！
５月７日は、オープンエアシアター稽古初日！！
本公演の稽古が佳境に入るこの時期に
オープンエアのワークショップを
並行して行うのは、かなり過酷！
しかし、この過酷なスケジュールのおかげ（？）で
成長する団員が多いのも事実。

　　鉄は熱いうちに叩け！

とはいえ、過酷過ぎると継続が困難な人もいるので
バランスは考えなければならない…と
いつも思っているんだけど
今年は、例年よりもタイトなスケジュールになってしまい
みんながどこまでついて来てくれるか…
祈る思いである。

今日は、午後から特別出演のＭさんとＨさんも参加し
シーン割り稽古を行った。

全体稽古になると、細かい演技指導が出来ないので
このゴールデンウィーク中に
出演者全員の演技のチェックする必要がある。

夜は、集団のシーンの稽古。
特殊な動きや台詞が多いので
みんな四苦八苦しながら
何とか私の注文に応えようと必死な表情。

何人か欠席者がいたため
本役でないメンバーに代役を頼み
陣形や踊りの振り付け・台詞の言い回しを決めていく。
特別出演のメンバーも積極的に協力してくれている。

　　ありがとうございます！

集団シーンは、夢幻の芝居の一つの見どころでもある。
これを楽しみにいらして下さるお客様も多いし
演出としても一番創り甲斐のあるシーンだ。

もっと時間をかけられれば…とも思うけど
短期だからこそ、集中力が高まるという利点もある。

マジやることが多くて、大変なことは確かだが
やることがはっきりしているので
気持ち的には余裕がある……あった……

が、欠席者がいると思うように進まないので
若干イライラして来そうな気配…

イライラしても始まらないもんね。
なるようにしかならない。
私が出来る最善を尽くすのみ、だ。
出演者が自分の役作りに最善を尽くし
スタッフが自分の仕事に最善を尽くせば
舞台の成功率は、どんどん上がって行く。

ゴールデンウィーク最初の三日間で
何とか集団演技の目途をつけたい…

集団演技は、身体性と台詞術と「あ・うん」の呼吸が必要だ。
これを修得すると、他の演技も数段レベルアップする。
若い団員たちには、スキルアップのチャンスだと思って
果敢にチャレンジしてもらいたい。

JUNKスタッフさんとの打ち合わせ☆

午前中、賛助会員さんのお宅へ伺う。
すぐ失礼するつもりだったが
コーヒーを入れて下さったので有難く頂戴し
劇団活動や今後の展開についてのアドバイスを
頂いたりしているうちに
あっという間に時が過ぎ…

14：00からＪＵＮＫスタッフさんとの打ち合わせ。
店長のＪさん、照明スタッフのお二人
音響スタッフのＹさん
ケンタロウ君とケンジ君にも来てもらって
７名で打ち合わせを始めた。

時が立つのは早いものだ、
今回でＪＵＮＫさんを使わせていただくのも７回目となる。
初回からずっと照明を担当して下さっているＴさんだが
今回はプラン・仕込みに携わってくれるが
オペは入社２年目のＩさんにバトンタッチするとのこと。
どことなく不安そうなＩさん。

初回の時、Ｔさんにご苦労と心労をかけてしまったので
今回は丁寧に説明しながら進めていこう。

とはいえ、公演当日もＴさんはオペのそばに
いて下さるようなので、どこか大船に乗った気分。
Ｔさんを信頼している私です♪

音響のＹさんとも、５回目のタッグになる。
アイデアも出してくれるし、頼もしいスタッフさんです。

Ｊ氏には、毎回最大限のご協力をして頂いて心から感謝しています。

音響面は問題なさそうだが
「ペルソナ」がこれまでの本公演と異なる雰囲気のため

　　照明プランのイメージがわかないんです…

とＴさん。

確かにねェ…
今回は戦争物じゃないし、台本読んだだけだと
恐そうなシーンがなさそうだものねぇ…
これまでは炎や殺戮シーンで特殊照明が必要なことが多く
今回は、殆どそういうシーンがない。
取り敢えず、これまでのイメージを捨てて頂く必要があるかも…

　　稽古を見せて頂いてからでもいいですか？

と言うことで、ゴールデンウィーク明けに見学をして頂いてから
改めてプランニングをしてもらうことになった。

これまで携わって下さっているスタッフ陣は
「ペルソナ」におどろおどろしさを感じられないようで
どことなく物足りなさそうな表情だったけど、Ｉさんは

　　去年の作品が、物凄く恐かったので
　　今年もそれを想像していたんですけど
　　私は、わかりやすかったし
　　若者にとっては入りやすいんじゃないかと思います。

とのこと。

うふふ…
稽古に来てびっくりするだろうなぁ～
これも演出の醍醐味の一つ。
誰もが想像できることをするだけなら
演出家なんて職業、必要ないものね。

ＪＵＮＫ入りまで、あと三週間…

どこまで完成度を上げられるか…だ♪

立科へ♪

午前中、長野を出発して立科に向かう。
同行者は、ケンタロウ君とケンジ君。
上信越道に乗って「東部湯の丸」インター下車。
近隣にあるコンビニで、Ｔ氏と待ち合わせていた。

　　なぜ立科に？

と思いますよねぇ～

以前、チラッと日記にも書いたけど
立科小学校から『カン太の涙』公演依頼が舞い込み
今日は、上演に向けての下見だった。

学校によって体育館仕様が違うから
下見がとても重要になる。
造りによって、演出を変えなければならないこともシバシバ。
おかげで、脳の老化減少が僅かながら防げてます？！

Ｔ氏は、この公演の依頼を下さった方で
今日の道案内役を申し出て下さったのでした。
約束の時間より少し早く着いたので
コンビニで飲料を買い、タバコを吸おうと思ったら
Ｔ氏が車から降りて来た。

　　おはよう！

　　おはようございます！
　　よろしくお願いします！

　　小学校、わかりづらいとこにあるんだよね。
　　少し遠回りになるけど、わかりやすい道で行くから
　　ついて来てくれる？

　　はい！

ってなわけで、タバコを吸う間もなく小学校に向けて出発。

　　これ、幹線道路？

というくらい、細めの道や山道を走る。
道中、桜の花を楽しみながら
ようやく民家やスーパー、ホームセンターが現れて
町らしい景色に変わってきた。
インターから30分程で小学校に到着。
約束の時間より早かったが
Ｔ氏が教頭先生に電話をしてくれて
先生が玄関から現れ、まずはご挨拶。
その後、早速校舎内へ。

　　きれいな廊下！

決して新しいわけではないが
どこを見てもゴミ一つなく
清掃が行き届いている。
歩いていても気持ちいい。

広めの廊下を歩いていくとすぐに体育館に到着。

写真を撮影し、ステージや体育館内の寸法を測り
配電盤をチェックしていると
公演担当の先生や、ＰＴＡの方がいらして
飲み物を差し入れてくださった。

　　ありがとうございます。

念のため体育館の建築図のコピーを担当の先生から頂く。

ケンタロウ君とケンジ君に備品等のチェックを頼み
私はＴ氏と一緒に校長先生にご挨拶に伺う。

今年、この小学校に赴任したようだが
優しい感じの校長先生で
芝居の内容や表現ワークショップの話をしたところ
夢幻の活動にご興味を持って下ったようだった。

他の先生方も

　　これを機会にまた何か出来たらいいですね。

と仰って下さった。

暫し打ち合わせ＆歓談後、皆さんに別れを告げ
長野方面に向かって出発。

　　さて、どの道で帰ろうか…

地図を見ると、確かに学校周辺はわかりづらいが
進行方向さえ間違わなければ
上田まで大した距離じゃなさそうだし
大きめの道をいけば、何とかなりそう。
ということで、帰りは下道を選んだ。

上田を経由するので、今度こそ
ラーメン屋「おおぼし」に行こうということになったが
時間を見ると既に15：00近く。
携帯で営業時間を調べると…
・・・・・・
終わってました…
「おおぼし」とは縁がないなぁ…

で、ケンジ君の友人お勧めのお店に行ってみたが
ここも休憩時間でして…

他に特に行きたいお店もなく
18号をひたすら長野に向かっていく。
さすがに空腹がピークに近づいて来た頃

　　じゃあ、今から左側にある飲食店を数えて
　　８件目の店に入ろう！

という恐ろしい提案が出された。
決められない私もその案に乗り
面白がって数を数え始めたのだが
どういうわけか、右側ばかりに飲食店が立ち並び
左側は、殆どない！
ようやく８件目の店にぶち当たった！

が…

店はさびれた雰囲気…
駐車場は広いのに、車がない！
しかし、営業中の看板は出ている。

既に16：00―

　　き、きっと、ご飯時じゃないからお客さんがいないんだよ。

　　どうする？

　　う～ん…

　　お腹すいたでしょ？

　　う～ん…まだ大丈夫

決めたルールを平気で破る三人衆でした。

で、結局長野に戻ってラ―メーン屋さんに入店。

私はお腹が空き過ぎて、気持ちは食べたいが
ちっともお腹に入って行かない。
昼食とも夕飯ともつかない変な時間になったせいですねぇ。
やっぱり規則正しい生活が一番です。。

その後、稽古場へ。

今日は、衣装さん二人が仮縫いチェックのために来てくれました。
先に衣装をチェックして、稽古開始。

最近、団内でにわかに殺陣が流行の兆しを見せています。

なぜでしょうか？

これは、またの機会に…

にしても、慌ただしく一日が過ぎていく。
作業がちっとも進まない！

ゴールデンウィークは連日稽古なので
その前に演出作業を片付けたかったが
ずれ込むこと必至…

Yukaちゃんがパンフ製作に名乗りを上げてくれたので
とても助かった。

舞台は待ってくれない。
何としても間に合わせるぞ！

上田へ☆

朝８：45、上田に向かう。
同行者はケンジ君。
ケンタロウ君は、明日の説明会の準備。

10：00、イオン上田店内にあるスターバックスに入ると
待ち合わせをしていたお二人のうち一人が立ち上がり

　　おはようございます！

と、声をかけて下さった。

待ち合わせの相手は、オープンエアシアターに
演奏隊として出演して下さることになった
『枯野見』のギターリストＭさんとＨさんのお二人。

私はお会いしたことがなかったため
スターバックスの前で

　　顔を知らなかった！
　　何か目印とか約束しておけば良かった！

と思ったが

　　ま、なるようになるでしょう。

と、すぐに開き直って、店内へ入ったのでした。

Ｍさんは、チラシを握りしめ（？！）

　　これでわかったんです！

と仰った。

チラシ表面の仮面をかぶった青年の顔と
ケンジの顔が一致したのでしょう。

思いもよらず、チラシが役に立ちました。

自己紹介後、オープンエアの内容やこれまでの形態
稽古やリハなどの細かい打ち合わせをしながら
彼らの音楽や活動状況を伺ったりしているうちに
あっという間に２時間近くが経過！

　　Ｍさん、Ｈさん、ありがとうございました！

お二人ともとても楽しいミュージシャンでした。
コラボが楽しみです。

その後、表現＆コミュニケーションワークショップでお世話になった
子ども劇場のＫ氏を訪ね、お礼を申し上げた後
本公演のチラシ・ポスターをお渡しして
周知へのご協力をお願いした。
Ｋ氏は、優しい笑顔でチラシの配布を約束してくれました。

　　Ｋさん、いつもありがとうございます！

それから向かったのは、国際音楽村。
ここの館長Ｍ氏は、ワークショップの周知に関して
色々とお知恵を貸して下さった方。
若くて物腰は柔らかいけど
アクティブでエネルギッシュな人だ。
昨年、初めて伺った時に
音楽村内の施設を一緒に廻りながら
丁寧に説明して下さり
敷地内にある野外ステージを見て

　　ああ…ここで、オープンエアを上演してみたい！

と思った時の感覚を、今でもはっきり覚えている。

何回か通ったので、道は覚えていたが
なんとその道が落石で通行止め！

　　どうする？
　　あきらめる？
　　うーん…
　　別の道があるって聞いた覚えが…

ナビがないので、地図を見ながら
別ルートで音楽村に向かうことに。

　　やっぱり二人で来て良かった。

ナビがあれば、どこへでも一人で行けるけど
地図を見ながらじゃ運転できないものね。

13：00頃、ようやく目的地に到着。
目に飛び込んできたのは、黄色い花の群れ！

　　すいせんだ！
　　きれいだねぇ～
　　目の保養になるねぇ～

自宅にこもっての作業が多いため
こういう瞬間に出会うと必要以上に感動する私。
ちょうど「すいせん祭り」を開催中だったようです。

黄色いすいせんの花を眺めながら
高台にある音楽村の事務所へ。

Ｍ氏は笑顔でチラシ・ポスターを受け取って下さって
職員の方が早速ポスターを貼ってくれました。

５月はイベントの真っ盛り。
音楽村も週末は毎週イベントが目白押しで
今回Ｍ氏にご来場頂けるかどうかは微妙だけど
いずれ夢幻の舞台をご覧になって頂いて
ご感想を伺いたいと思っている。

帰り際、Ｍ氏が

　　あ、ちょっとこちらへ…

と、スタスタと歩き出した。

　　え？あ、はい…

と言って、ついていくと…

なんとご自分で売り物のすいせんを新聞紙に包み
その花束をプレゼントしてくれたのでした。

　　ありがとうございます！

かわいらしいすいせんの花束に、またまた感動！

15：30から稽古なので、それまでに長野に戻らなければならないが
まだ時間に余裕があったので、ワークショップの時に行きそびれた
「おおぼし」というラーメン屋さんに行ってみた。

　　大行列だぁ～～～
　　どうする？並ぶ？
　　30分はかかるよねぇ…
　　稽古に間に合わなくなるかも…
　　やめようか…

ということで、また人気店のラーメンを食べそびれちゃった。

途中で何か食べて帰ろうと思ったが
ケンジ君も私も食べたいものが見つからず
うだうだ言っているうちに長野に到着。
結局我が家で残り物をお腹に入れる羽目に。。。
その後、稽古場へ。

キッズ連の稽古の後、オープンエアの追加オーディション。
受験者は、Ｓ大学の学生でナント、アマボクサー！
今年のオープンエアは「ＫＡＧＵＹＡ」の再演と
決定したのが水曜日のこと。
この作品は、殺陣がメインになるので
殺陣が出来そうなメンバーが欲しい…
と思っていた矢先のことだった。

　　動きが軽い！
　　声も大きい！
　　いいですねぇ～～

ケンタロウ君は、殺陣の出来そうな人と出会えて
いつになくハイテンションだった。

劇団空素さんからも座長さんを含む男性役者が二人
オープンエアに参加してくれることになった。
嬉しいですねぇ～
楽しみですねぇ～

以前から

　　男性役者が集まったら「ＫＡＧＵＹＡ］を再演したい！

と言い続けていた私。
ようやく、それが実現する時がやって来た。

初演が好評だったので、バージョンアップするのは
大変なことだが、脚本に手を加え
出揃ったメンバーの特色を生かしながら
初演以上の舞台にしていこうと思っている。

皆さん、楽しみにしていてくださいね♪

賛助会員がにわかに・・・

今週は、私がお誘いして賛助会員に登録して下さった皆様をお尋ねして
チラシ・ポスターをお渡ししながら、周知へのご協力依頼をしている。

昨日は、Ｔ社長さんにアポを取り、会社に伺った。
かなりお忙しいご様子で、あまりお話しできなかったが
賛助会員の継続を快諾してくださり
更に「チケット売ります」と仰って
前売り券も購入してくれた。

今日は、Ｓ女史ともう一人の応援者Ｔ女史と三人でランチ。
お二人ともバリバリのキャリアウーマン。
私と同年代で、既婚。
お子さんもいるため共通項が多い。
会話の内容も仕事や社会情勢
果ては、子どもの話までと、つきることがない。
なにせ私を含め超多忙の三人だから
会おうとすると、スケジュール調整が大変！
今回も、やっとこ会う時間が取れたと言う感じ。

Ｓ女史は賛助会員継続を快諾してくれたし
Ｔ女史は、今年から賛助会員になってくれることに。

　賛助会員は、一番良い席で観れるのよねぇ～
　絶対お得だと思うわ～

と、Ｓ女史。

そうなんです！
賛助個人会員の方には、本公演＆オープンエアの
優待券を贈呈しているのです。
優待券というのは、指定席券のこと。
事前にご来場予定日時をご連絡頂いて
一番観やすいお席をご用意することになっています。
毎月、稽古場の写真や団員エピソードなどを綴った会報も郵送。
これで、会費１万円は絶対お得ですよね！

年度始めの今がご入会のチャンスですよ～
５月本公演前にご入会されると
今年の夢幻の舞台を、会場前で並ぶことなく
一番良いお席でご覧になれます！

おっと…話がずれた！
　
Ｓ女史は白馬村、Ｔ女史は中野市在住のため
市外に夢幻の名前を広めて下さる貴重な応援者である。
今日も、ドサッとチラシ・ポスターをお渡しして
友人・知人の皆様にご案内して下さるようお願いした。

土曜日には上田方面に行く予定。

体は一つなので、どこまで動けるかわからないが
丁寧に、そして迅速に行動しながら
一人でも多くの方に、公演のご案内をしていこう。