蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

長野市民芸術館サポーターズ倶楽部

2015年09月28日 23時55分17秒 | 日記
今日は久しぶりに市民芸術館サポーターズ倶楽部の会合に出席。

なんだかんだで、昨年暮れの忘年会以来、約10カ月ぶり?
一回ぐらい、間に出席できたっけ…

なかなか参加できず、申し訳ありません(汗)

この度、サポーターズ倶楽部が中心になって
長野市芸術館カウントダウンカレンダー企画を
行うことになったそうで…

会合の度に、会長さんから報告をいただいていたので
流れはわかっていたけど、久しぶりに出席したので
ひとまず黙って話を聞いていた。

カウントダウンボードを製作してくれた方もいる。
積極的にかかわってくれている皆さんに
さぼってばっかりいる私は頭が上がりません…
ありがとうございます!

この企画は財団にもご協力いただき
芸術館開館に向けて盛り上げていくための企画。

来年はいよいよ芸術館がオープンする。

夢幻工房は、記念共済事業として児童劇の採択をいただき
明年7月2日(土)に「手のひらのオズ」を
上演させていただくことになった。

私も出来るだけ盛り上げ隊として
協力出来そうなことを探していこう。

私たちの市民のための芸術館ですから。

にしても―

来年の春~夏は今年以上にタイトなスケジュールになりそうだ。

4~5月 演劇グループ21さんとの合同公演
7月 児童劇「手のひらのオズ」公演
8月 オープンエアシアター2016

その他に2~3本の短編企画を提案しようと算段中.。o○

お正月までに、しっかりと準備をしておこう(^^)

MA効果♪

2015年09月27日 23時29分44秒 | 日記
キッズのミユちゃんが、化け始めている(笑)

ミユちゃんだけじゃないか…

青年クラス一年目のユウキ君もカラを破り始めた♪

テンションスイッチの稽古の成果が
早くも見え始めた感じ♪

今日のMAは、参加者が団員のみだったが
そのおかげで、ミユちゃんの新たな一面を
見させてもらった。

劇団員に混じり、小学生ながら
ある一篇の詩をもとにしたエチュードに取り組んだ。

声が通るようになっていて、まず、ビックリ!
更に、ちゃんと相手の感情や言葉を受け取りながら
すぐに反応して、相手に影響を与えていることに
またまたビックリ!

 楽しい~っ!

と飛びっきりの笑顔で語るミユちゃん♪

通常稽古とMAは、稽古内容が異なる。

団員全員が両方受講できるといいんだけど
それぞれ事情があって、そうもいかないようで…

日曜日の夜というのが、しんどいんだよね。
けど、先生方の御都合があり
こればっかりは動かせない。

これからが楽しみなミユちゃんです(^^)

「放課後子ども総合プラン」アドバイザー

2015年09月25日 23時53分07秒 | 日記
先日、小布施町のランチパーティで知り合った方のご紹介で
本日、市役所のこども未来部こども政策課の方から
直々にご説明をいただき、アドバイザー登録をさせていただいた。

 放課後子ども総合プランアドバイザー

信大ゼミで表現&コミュニケーションWSを広めるための
プレゼンテーションをしたとき皆さんから

 児童館でやらせていただいたら?

というご意見をいただいたのだが
とっかかりがわからずそのままになっていた。

が、偶然にも児童福祉関係に携わる方とご縁ができ
この度、アドバイザーをやらせていただくことに。

時間的な都合もあり、どこまで可能かわからないが
始めてみないことには、何も変わらない。

ケンジも一緒に登録し、まずは二人で始めてみることに。

お声掛けをいただき、誠にありがとうございましたm(__)m

環境と状況を変えるには、行動あるのみ!

田中本家にて―

2015年09月23日 18時04分42秒 | 日記
昨日は、須坂市の豪商の館“田中本家”にて
マナブンさんのライブでした♪

夕暮れから夜に移り変わる時間帯のライブ―

オープンエアの時もそうだったよね~

刻々と移り変わる自然の変化を
ただそこにいるだけで感じられる
とびっきりの時間帯かもしれないな…

少し早く着いたので、お庭を散策♪

ここは御殿様が愛したとされる
池泉回遊式という正統派の日本庭園がある。
池があり、四季折々のお花を楽しむことが出来る。
この庭園の脇に細い小路がある。
この道ね~とっても素敵なんだよね~

しかも塀沿いには、しだれ桜の木があって
春はさぞかし素敵な風景だろう。

桜の精が棲んでるかもしれないね~

その小路の途中に、直虎公が通られたかもしれない
殿様お忍びの御門がある!

直虎公と同じ道を歩いているかもしれない…
とっても不思議な感覚―
着物を着て歩いてみたい小路だ。

御庭と小路をゆっくり歩く。

いいよね~こういう時間♪

その後、売店も覗いてみた。
美味しそうなお菓子がいっぱいあって目移りしちゃう♪
ドライブインではお目にかからない品ばかり。
皆さんも是非立ち寄ってみてください♪

いよいよ、マナブンさんのライブ開演!

日本間の囲炉裏を挟んだ向こう側にマナブンさん。
座布団席もあったけど、私は外のパイプ椅子席で鑑賞。

もっちゃんとサリア、杉本さんも一緒にライブを楽しみました~

驚いたのは、声楽隊の美幸さんが
マナブンさんのハモリ担当で出演されていたこと!
やわらかな美しい歌声~
二人の声がマッチしてて素敵でした~

マナブンさんがトーク中に
オープンエア直虎に出演した話題に触れ
私まで紹介してくださり、感謝m(__)m
更に、ライブのお客様のうち
4割ぐらいの方々がオープンエアを
観劇されていたと知り、驚きました!

途中休憩中に、田中本家様から
飲み物と軽食が振る舞われ

 太っ腹ですね~

と言いつつ、少し肌寒くなって来たので
温かいお茶をいただいた。

お茶をすすっている私に幾人もの方が
お声掛けをしてくださり、またまたびっくり!

皆さん、オープンエアを観劇くださったと仰り

 感動したよ!
 素晴らしかった!

と。

マナブンさんのお陰です。
ありがとうございますm(__)m

ここで、ライブの内容を少し―

今回は、マナブンさんがライフワークにされている
回想プロジェクトの一端が見える構成だった。

お祖父様の戦争体験をもと作られた歌や
戦時中にあった石の鐘の話を元にしたた歌など
第二次世界大戦の悲惨さと悲しさ
辛さが伝わる内容でした。

マナブンさんは、戦後70年の節目の今年
戦争体験者からのヒアリングを重ねているという。

戦争は風化させてはならない…
そう思って、私も戦争体験者からの
ヒアリングをライフワークにしようと思いながら
多忙を理由に、ここ2年ほど遠ざかっていた。

また再開しよう―
と、決意させていただき感謝!

終了後、館長さんとお話させていただく中で
直虎公の短編少人数芝居を作って
どこかで上演させていただこうか…という話に。

来年度の準備に追われる日々だが
夏の記憶が薄れぬうちに執筆しておかねば…


若手劇団員たちは、まつもと演劇祭の稽古中。
台本で苦労しているようだけど、きっと大丈夫♪
若さとパワーで圧倒する舞台になるよう祈る―

私は、来年度の舞台の制作面で奔走中。
これまでの体制からの脱却を目指す!

舞台人たちが生き生きと生活できる長野市に―
私の切なる願いだ―

ビートとアクション♪

2015年09月21日 23時59分20秒 | 日記
先日FBでハリウッドの最高の演技コーチが
来日するという情報を得た。

その名は

“イヴァナ・チャバック”女史♪

舞台人であれば、誰でも興味あり!だよね~

しかもワークショップを開くというではないか!

けど、諸々状況的に無理なんだよね…

で、アマゾンで早速購入~

イヴァナ・チャバックの演技術
 ―俳優力で勝つための12段階メソッド


まだ読破する時間が取れず、ちらちら斜め読み。。

お~?
私にとっては非常にわかりやすいワードが!!

初心者には少々難しいかもしれないが
ある程度演技を研究してきた役者なら

 なるほど~

と思える内容かも♪

演技指導する時に色々な言語表現を駆使して
役者に理解してもらおうと努力しているが
ピタッとはまる役者もいれば
理解に苦しむ役者もいる。

人によって使う言語が異なるし
育ってきた環境も経験した体験も異なる。

同じ言葉を聞いても想像するイメージが
みんな違うんだよね。

だからこの本を読んでピーンと来る人もいれば
来ない人もいるかもしれない。

翻訳のせいか不自然な表現もあったりするけど
詳しい事例が掲載されているので
言語からシチュエーションを
想像できそうな方は是非ご一読を(^^)

私がハッと思ったワードはいっぱいあるが
中でも

 ビート
 アクション

に関するレクチャーは面白かった。

私はチェンジとか変化という言葉を使っていたが
ビートというワードのほうがイメージしやすい。

ビートは、拍子・リズムであり
芝居で言えば鼓動でもある。

私は、心電図のような絵が脳に浮かんだ。

思考が変わるたびビートも変わる!


瞬時に変化することが苦手な役者が多い。
ぬる~っと変化させることは出来ても
パン!と変化させられないのだ。

それはなぜか?

脳で考えてから行動するからではないか?

日常において、考えて行動するときって
知らぬ間に感情をコントロールしてるんじゃないかな。

感情って反応なんだよね。

何かの影響を受けて瞬時に変化するのが反応。

日常的にコントロールすることに慣れ過ぎた人や
良し悪しを考えてビクビクしている人は
この瞬時の反応を押さえたり躊躇する癖がついている…

人間の五感の中で一番早く認識できるのは“視覚”

つまり―

脳で思考するよりも
絵をイメージしたほうが
瞬時の反応が可能になる。

ビートを絵でイメージすると同時に
アクションを判断し、目的に沿って
声を発し態度や行動に移す。

日常は非常に早いスピードでこれらを行っているんだよね。
ところが、演技となるとそれがなかなか…

ビートを絵的にイメージする―

どうかな?
やってみる価値、あるんじゃない?

非常に内容が濃く、一度読んだだけで
全てを理解するのは厳しそうだけど
感性にビンビン響く本ですわヽ(^o^)丿