蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

オープンエアシアター2015 打ち上げ~♪

2015年08月30日 14時45分12秒 | 日記
昨日は、オープンエアシアター2015の全体打ち上げ~♪
参加人数は過去最多!

昨年と一昨年は、劇団員が参加を希望する新潟演劇大学が
オープンエア公演日の一週間後の開催だったこともあり
公演日の2週間後に打ち上げを行ったが
今年は終演1週間後に開催!

準備をする段階で

 やっぱり1週間後は厳しいなぁ…

と。

集合写真や食材、料理、その他諸々
特に二次会になる我が家の片付けが…

稽古~公演期間中は、倉庫への返却時間も取れず
おかげで、我が家は小道具やら衣装やら
劇団の持ち物が足の踏み場がないほどに置かれている。

何しろ狭い家ですから
広ければ違うんだろうけどね~

 ああ~我が家にももっと大きな倉庫が欲しい!

と思って、一昨年、倉庫を購入したのだが
それくらいじゃ賄えないほどの量。

火曜日から少しずつ片付け始めたものの

 返って散らかっていくのなぜ??
 ああ~全部捨てたい!

と何度叫んだことか。

しかし、一つ一つ全てみんなの汗と工夫の結晶。
使わなかった材料も、貧乏劇団ですから
捨てるわけにはいきませぬ。。。

大事に保管せねば…

衣装を洗濯し、ちまちま片付け続ける。

今年も打ち上げを公民館で行うことにしたため
そのための準備も必要だ。

昨年はそれでも2週間あったので
私が事前に買い出しや写真の準備も出来たのだけど
今年は全く手が回らない。

団員とマッチが15:00頃からお手伝いに来てくれて
マジ助かった!

ありがとう!

打ち上げは慰労も兼ねている。
その気持ちを込めて、毎年料理を作ることにしているが
今年は、サラダ・おでん・炊き込みご飯のおにぎりで手一杯。
炊き込みごはんのおにぎりは
もっちゃんとユウキ君が握ってくれた。

18:00、打ち上げ開始時間だったが
受付が混雑して、なかなか開始できず…
人数が多くて、大変なことになっている。

18:30過ぎ、ようやく一段落したのを見計らって
いよいよ打ち上げ開始!

みんな、とっても楽しそう。

オープンエアに参加しなかったら
出会えなかったメンバーも多く
横つながりの機会になっていることを嬉しく思う。

この縁が長野の演劇界を潤わす
きっかけになってくれることを祈る―

今年はキャストの他、声楽隊から2人
ボランティアスタッフさんが4人も
参加してくださり、嬉しかった。

大工の棟梁・酒井さんと
襖絵を描いてくださった画家の君島さん
巧妙な小道具を製作してくださった山岸さんも♪

暫くして恒例の一人一言を開始♪

今年は例年より一言の時間が長い人が多く
人数も多かったこともあり
随分時間がかかってしまったが
みんなの感想やエピソードに
楽しく、時には感動しながら耳を傾け
あっという間に2時間が経過―

みんなそれぞれの環境と立場で
精一杯取り組んでくれたようだ。

 大変だけど、楽しかった~

というのが、多くの人の感想。

そして、来年も何らかの形で関わりたいと…

有難いことだ。

印象に残ったのはキッズたちの感想

 今年は今までで一番楽しかった!

と。

今年のキッズは人数的に少なめで
諸事情により8月から参加したメンバーもいて
下手すれば摩擦が生じるところだが
お互いに助け合い、小さい子のフォローをしながら
楽しく公演を終えることが出来たようだ。

 思いやりのある素敵なキッズたちだな

今回は、早着替えが多いこともあって
自分のことで精一杯の人が多い中
他者に配慮しながら、舞台に臨めた経験は
きっと今後に役立つことでしょう。

みんなの笑顔が見れて、幸せなひと時だった。

一次会終了後、二次会へ。

二次会はカラオケチームと
青木邸チームに分かれることに。

歌うより喋りたい人たちが我が家に集まり
おかげで溢れるほどの人数にならず
みんなで様々な話が出来たので
これはこれで良かったね。

もしカラオケチームも一緒に来ていたら
座ることができない状況だっただろうし…

みんなで喋って喋って飲んで喋って…
話のネタは尽きることがない。

午前2時過ぎ、カラオケチームも合流し
更に大騒ぎになっていく―

が、私はここでリタイア。。

皆さん、ごめんなさいm(__)m
お先に失礼させていただきました。

その後も宴会は続き、終了したのは
午前8時?9時?とか…

皆さん、長時間お疲れ様でした!

これで、オープンエアの全日程を終了(^^ゞ

無事故で全てを終えられ、ホッ.。o○

団員の皆さん、ご苦労さまでした。

さて…
舞台を振り返り、しっかり検証して
また歩き始めるかな…

御礼:周知のご協力をいただいた皆様へ

2015年08月28日 21時01分17秒 | 日記
舞台が終わって2日間、体を休ませてもらった。
が、まだすっかり回復に到らず…
年齢を感じる(^_^;)

稽古も一週間お休みにした。

が、周知への多大なご協力をいただいた皆様への御礼は
先延ばしにするわけにはいかない。
また、ご来場いただいた皆様
ご協力いただいた皆様への御礼も然り。
わかる範囲で、お越しいただいた方々には
FB、メール、お電話で御礼をお伝えする。

ただ、非常に詳細なご感想をいただいた方へのお返事は
深く考えてからお返事しようと思っていますので
脳がクールダウンするまで暫くお待ちください。

舞台終演後、3日目からチケット販売に
多大なご協力いただいた皆様へ
御礼方々ご感想を伺いに挨拶回り。

今年のオープンエアから夢幻の営業担当として
外回りをしてくれていたSさんが
ご支援くださった皆様にアポをとり
日時設定をしてくれるのがとても有難った。

Sさんは

 青木さんが舞台を続ける限り
 支えて行くことに決めた

と。

それが可能な環境に変化したことが
一番の理由のようだが、なんと有難いことか…

これまで夢幻は、舞台を創ることだけに終始し
営業面に力を注ぐことが出来なかった。
団内では、何度もこの点の強化を訴え
改善に努めようとしたが
基本的に役者をやりたいメンバーの集まりで
営業を積極的に行いたいという人もいなかった。

人間誰しも得手不得手がある。
無理は続かない―

そういうわけで、これまでは
私が代表&演出&営業&広告塔の役割を担い
運営を推進してきた。

数年前から、ご支援者の方々より

 もっと大勢の皆さんに知っていただき
 ご覧いただけるように働きかけないと勿体ない

というご指摘を受け続け
ようやく今年度から営業面を
サポートしてくださる方が現れた!

更に、夢幻のスポークスマン(?)として
宣伝してくださる方が増加中。
ご協力くださったいる方々は
夢幻が頑張っているから…という理由ではなく
見応えのある舞台を創る劇団だと思って
心の底から応援してくださっている。

何の見返りも求めずに…

そんな素敵な方々に支えていただける
私たちは何と幸せ者なのだろう…

だからこそ―

もっと良い舞台を提出したい
もっと素敵な団員を育てたい
もっと大きく飛躍したい

と、思う。

Sさんと一緒に一件一件ご訪問し
舞台を観たご感想を伺って
嬉しさと有難さを噛みしめながら
貴重なご意見を次回に反映できるよう
しっかりとインプットしていく。

今年は例年以上に好評です。
15年目の集大成…と思い創作してきた結果かも…

追って、いくつかのご感想をアップしたいと思います。

今年は、椅子の並べ方を変えてもらった。
出来るだけ椅子と椅子の間隔をあけ
前後左右の余裕を持って並べてくれるように
会場設営の皆さんにお願いしたところ
これが、とても好評でした。

お客様にご覧頂く環境への配慮も大切だよね。

劇場の環境とは異なる野外空間―

観劇環境が悪い→座席・音声・雑音・虫・気温・雨

そのため、野外劇は嫌いだという方もいらっしゃる。
マイクを通した声は好きじゃないという方もいる。

そう仰る意味も理解できる。

せめて座席だけでも、もう少し良い環境にできたら…
と思うが、高さを変えるとろこまでの予算や労力は厳しく
何が出来る化と言えば、桟敷席の環境を整え
パイプ椅子の置き方を変えることぐらい…

野外劇の場合、マイクはどうしても必要だ。
全員にヘッドセットを装着することは
機材・音響・費用的に不可能。
何しろ出演者が40名以上ですから…

拾いマイクのセッティングも
音響さんは可能な限り頑張ってくれているが
舞台構造の問題もあり、どうしても
拾いきれない場所がある。

これは今後の課題だ。

ただ、野外には野外でなければ感じられない面白さがある。

だってね

昨日まで普通の公園だった場所が
一夜にして劇場空間に変貌するのですよ~

舞台仕込みをして、夕方照明が入る瞬間が
異空間誕生の瞬間♪



あの場に立ち会いたいばっかりに
野外劇を創り続けている―
と言っても過言ではないかも…

ホールは既に存在し、どんなに素晴らしい舞台でも
構造がわかっているので、想像の範疇を超えることは難しい。

が、それを野外劇は軽々と越えられる。

初めてご覧になった方々が

 こんな凄い舞台だとは思わなかった

と口を揃えて仰るのが何よりの証拠。

ただ同じ会場で何年も開催し続けると
そのワクワク感は減っていくかもしれないと思い
2~3年に一度ずつ会場を変えて開催してきた。

が、数年前よりお客様から

 同じ会場で上演し続けたらどうか

というご意見が寄せられている。

今回も

 これからも小布施ハイウェイオアシスで上演して欲しい

という声が多数届いていて、現在思案中。

また、今年の作品は須坂の御殿様のお話だったこともあり
大勢の須坂市民の皆様にご覧いただいた。
お陰さまで大変好評で、再演ご希望の声も多数届いている。

 直虎公の名前は聞いたことがあったが
 どんな御殿様かは知らなかった

 直虎公を知るきっかけとなった

 須坂にこんな凄い御殿様がいたなんて驚いた

 歴史に興味を持つきっかけになった

etc…

有難いことです、本当に(^^)

今日もチケットを30枚も買い取ってくださった会社の
社長さんにお会いしに伺ったところ
舞台をとても楽しんでいただけたご様子で
更に感動呼ぶ舞台にするためのご意見までいただいた。

有難いご意見は必ず次回に反映させます!

今週来週で20件ほど訪問させていただく予定。

最後にご感想の中から一件、ご紹介します。

 素晴らしいの一言です。
 舞台劇の面白さを堪能させていただきました。
 「何かが起こる」と予感させるオープニング、長丁場を飽きさせない構成、
 幕末の史実を現代風なアレンジを入れ分かりやすくした脚本の妙、
 そして感動的なフィナーレ……。
 それぞれの場面を象徴的に踊るダンサー、
 舞台中央の階段を場面ごとに変化させる技術、大きな布の使い方、
 ラストの桜吹雪……。
 テレビドラマでもない、映画でもない、舞台劇の表現の素晴らしさを感じました。
 2時間半、たっぷり楽しませてもらいました。

この方は、一昨年の「石の城」を初めてご覧くださり
以後3回続けてご観劇くださっています。
わかりやすくて演出冥利につきるご感想を
誠にありがとうございましたm(__)m

今年は歴史物で、小学生低学年以下のお子様には
難しかったというご意見が届いています。
それと「長い」という声も。

上演時間2時間以内という目標を
達成出来なかったのが要因―

短くて薄っぺらになったら意味がない―
それぞれの役に意味を持たせたい―
それぞれ少なからず見せ場を作ってあげたい―

私は面白くてかっこいいだけのエンタメは作れない。
そういう舞台は他にもあるし、私が作る必要はない。

面白くて中身も濃くてパワフルで感動を呼ぶ舞台―

それが「パワーエンタ」

パワーエンターテイメントの略。

そぎ落としながらも、骨太の芝居を提出したい。

今後の一番の課題だ―

全ての撤収作業完了!

2015年08月25日 16時48分09秒 | 日記
昨日で、全ての撤収作業を完了!

お手伝いいただきました皆さん
長時間、誠にありがとうございましたm(__)m
大変お疲れ様でした!

私は寄る年波に勝てずお休みさせていただき
丸一日ダウンしていました。。
ごめんなさいm(__)m

作業班は、終了後に某台湾料理店で
大いに盛り上がった模様~

大変だけど楽しい!
それがオープンエア♪
大勢の方々のお力添えがあってのオープンエアです。

ご来場いただきました大勢のお客様と
関わった全ての皆様に、心より御礼申し上げます!

本当にありがとうございました!!!


にしても・・・

アレだけの大舞台が一夜にして消えて
跡形もなくなるんだよね・・・

まさに…

真夏の終わりの一夜の夢―

儚いけれど、人々の心には確かに残る…

未来永劫、人々の心に遺るような
舞台が創れたいいなぁ~

生だから感じられる息遣い
生だから感じられる空気感
生だから感じられるハプニング

そしてお客様と共有する空間を
キャストもスタッフもお客様も楽しむ~

それが生の舞台♪

既にDVDのご注文を大勢の方から頂いています。
出演者はもちろんのこと、お客様からも…
そして噂を耳にされた観劇出来なかった方からも…

有難いことですね。

ただ生の舞台に比べるとDVDは相当落ちます。
その点を何卒ご考慮くださいm(__)m

皆様のおかげで、滞りなく
15周年記念公演の幕を閉じることが出来ました。

今週から来週にかけて、チケット販売に
多大なご協力を頂いた皆様へのご挨拶回り
そして、市長、町長との会見始め
私と話したいと言う方々から連絡があり
3週間はスケジュール表が真っ黒。

更にスチール&動画撮影やCM撮影の
ご依頼が飛び込み、嬉しい悲鳴を上げています(^^)

これは、休むな~ってことかな?
撤収最終日に休ませていただいたお陰で
動きながらも復活できそうな気配。

皆さんに感謝!

そして―

今、自分が出来ることを最大限生かして
精一杯この舞台のために尽力してくれた
劇団員始め団員の皆さんに、深く感謝します(T_T)

さて、今週末は打ち上げです。
何人ぐらい集まってくれるかな~

みんなに会うのが楽しみです(^^)

15周年記念公演・千秋楽

2015年08月24日 05時38分02秒 | 日記
今日は本番二日目、そして千秋楽。
毎年のことながら、僅か2日で終わらせるのは
実に勿体ない舞台だ。

舞台美術はもとより、メンバーを見てもそう思う。

ダンサー、演奏隊、声楽隊、特別出演
豪華な顔触れ、オープンエアだからこそ
集っていただける素敵な仲間たち(^^)

真摯に舞台に向かう一般参加の皆さん

オープンエアの成功のためにご協力くださっている
空想≠カニバルの団員さんたち

ご自分のスキルを最大限生かそうとしてくださる
三光スタッフの皆さん

大切なご自分の時間をオープンエアのために
使ってくださるボランティアスタッフさん
ご支援者の皆皆さま―

そして、真剣勝負の団員たち―

本当に何と言う贅沢な舞台だろうか。

4か月に亘る稽古の集大成である。
有終の美を飾る舞台にしたいよね(^^)

昨日は全体的に好評だったけど
台詞や歌の詩が時々聞こえなかったという声が多かったので
今日は台詞が聞こえなかったということがないように
徹底的に拾いマイクの位置をキャストに把握してもらって
出来るだけマイクの方向へ声を飛ばしてもらおうと思っている。

台詞を聞きたいのに聞こえないというのは
お客様にとって非常に苦痛なんだよね。

昨日は、戸倉上山田の村上さんの関係で知り合った
T氏ご夫妻もいらしてくださり、大変感動したご様子だった。
ご来場いただき、ありがとうございましたm(__)m

 一般の方も出演すると聞いていたので
 正直それほど期待はしていなかった

コレ、初めてご覧になった方は必ず仰る言葉(^_^;)

初めて舞台に立つ人でも、懸命に食らいつき
テンションを保つことさえ出来れば
誰でも出来ちゃうんだよね。

人は自分で限界を決めてしまいがち。
けど、みんなで頑張っているうちに
いつの間にか自分が設定した低いハードルを
軽々と超えていたりするんだよね。

やってみればわかります(^^)
きっとあなたにも出来ますよ~(^_-)-☆

一歩を踏み出すか否かで、今後の人生を
大きく左右することもあるのだ。

そうそう!
2011年「KAGUYA」の時にメンターさんと一緒に
ギタリストとして参加してくださった望月さんが
奥様とお子様連れでご来場くださった。
奥様の美輪さんが、終演後、非常に感動した様子で
泣きながら、感想を話してくれた。

彼女もNPOを立ち上げ、主宰者として
様々な苦労をしながら、未来を見据え頑張っている。
どこか私と似たところがある美輪さんを
陰ながら応援している。
きっとそういう私の気持ちを察し
より舞台を身近に感じてくれたのかもしれない。

他にも、昨夜の終演後、わざわざお電話下さった方もいて
例年より、大勢の方にご興味を抱いていただいたことは確か。

血の演出は賛否両論。
昨日の終演後にお二人の方から

 首を斬るシーンはなくても良かったのでは?
 せっかく美しいシーンなので気持ち悪くなった

真逆の意見として

 布をひらひらさせるより血のりを使用したほうが良いのでは?

と言うご意見も。

ただ今回は、自害シーンが美しいだけではダメだと思い
かといって、血のりを使うのはリアル過ぎるので
より芸術的な表現を…と考え
紐を血に見立てて演出しました。

また、腹を斬った後に首を斬って果てるというのが
当時の切腹の作法でした。
作法通り行うことが直虎を表現することに繋がると思い
削除しなかったのですが、不快な思いをさせて方々には
大変申し訳ないことをしました。

アンケートの中に

 血の演出が良かった

というご感想もいただいています。

ご意見はご意見として受け止めました。

が、変更はせずに二日目を上演させていただきます。

そんなことを考えながら、会場へ到着。
楽日の集合は12:00

午後一の集合のおかげで体が持った気がする。

集合して始めに、バラシ体制の振り分けを行った。
私物も上演前にまとめておくように指示。
バラシと片付け完了までがオープンエアシアター。
最後まで無事故で進行できるように…と、強く祈る。

12:30から気になった部分のチェック開始。

音響、生演奏、声楽隊のきっかけで
曖昧な箇所を再点検。

声楽隊には、子音を立てていただき
言葉がお客様に届くよう再度お願いした。

パーカッションはきっかけが多く
ご苦労をかけっぱなしだが
音響・演奏・照明・転換の順序が曖昧で
わかりづらかったのが失敗の原因だった。

私の説明が不足していたのが原因(^_^;)
申し訳ありませんm(__)m

声が拾えなかった原因を追究。
役者の声の向きが原因でもあったが
マイクの向きも原因の一つだった。

何かがあたって向きが変わってしまったと思われる。

声が聞こえにく場合のチェックポイント
「マイクの向き」

これで一つすっきりした。

次回の課題と対策が明確になり
大変有意義な時間だったが
それらに時間をかけ過ぎて
またもや全通し稽古が出来ずじまい。。

けど、初日の不備を全部チェックできた!
きっと上手くいきます!!

昨日に引き続き、研修生とボランティアスタッフさんが
受付準備や駐車場整理にと奔走してくださっている。

北村さんも昨日に引き続き
衣装チェックにいらしてくださり
アイロンがけや、不備修正をしてくださった。

夢幻の営業レディSさんとN氏も
受付でご招待客のご案内をしてくださっている。

皆さん、本当にありがとうございます!

17:00過ぎ、お客様の列が出来始める。
やはり昨日よりは少なめ。

しかしマナブンさんのライブが始まる頃には
7割、開演前には9割の座席が埋まった。

ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございますm(__)m

今日は、DVD撮影のためにK氏がいらしてくださっていたが
須高ケーブルテレビさんも映像をTVで放映してくださるとのことで
撮影にいらしていただいていた。
更に、イメージバンクナカジマさんが

 今日も来ました~

と仰って3人でカメラを持って来てくれて…
ナカジマさんのKさんは、これ三日連続です。

更に須坂新聞の記者さん、インタネットTVのご担当者様も
取材にいらしてくださいました。

有難いことですね(T_T)

ライブが5分伸びた関係で、開演が5分押し。
18:35 千秋楽開演!

心配した雨もどうやら降られずに済みそう♪

記念公演の舞台は、お天気に恵まれる―
第六感が当たって嬉しくなった(笑)

後で、少し離れた地域では雨が降ったと聞き
みんなの願いとエネルギーが雨雲を
吹き飛ばしたのかもしれないと思った(^^)

昨日気になった箇所は概ね向上していてホッ!
 

140分を超える作品であるにもかかわらず
お客様の頭が殆ど動かず
舞台を集中してご覧頂いているのが
ブースで観ていてもよくわかる。

有難いことです。

無事に終わりますように…
祈りながら、舞台を見守る。

いよいよ最後の見せ場だ―

直虎の着替えがスムーズにいきますように…
白布が滞りなく出現できますように…

 

私の心配を余所に、想定どおり舞台は進み
桜の照明が美しく映し出され―



エンディング曲が流れ始めた。



 みんな!最後だからね!
 精一杯、天を感じながら歌ってね!(^^)!

うん!昨日より声が出ている!
とってもいい感じ~



紙吹雪と共に直虎とダンサーが登場!

 


本当に美しい舞台だな…

紙吹雪を用意してくださったT舞監に改めて感謝!
美しい照明を作り込んでくださったH氏に感謝!
音響さんも、拾いマイクを気にしながら
全体の音バランスを懸命にとってくれている、感謝!
舞台裏で階段移動を手伝ってくださった方に感謝!

そして、お互いに協力し合い、より良い舞台のために
尽力してくれたキャスト陣、演奏隊、声楽隊に感謝!
  
  

千秋楽も大きな拍手に包まれて無事終演(^^)

ナント!
山梨県から原作者の江宮先生ご夫妻も駆けつけて下さいました。
終演後の挨拶時に、江宮先生にご登壇いただき
温かいお言葉と激励をいただきまいした。



江宮先生、本当にお世話になりました。
心より御礼申し上げます!

また、小布施町長様、まちとしょテラソの館長様にもご来場いただき
更に、須坂市の副市長様、田中本家の前館長様始め
直虎公のお膝元須坂市から大勢の方々にお越しいただきました。

終演後、皆さんから再演のお話をいただき大変嬉しかったです。
実際どうなるかはわかりませんが
少なくとも皆さんに感動していただけたということは
非常に伝わってきました。

そうそう!
昨年までパーカッショニストとしてご参加くださった波田野さんも
奥様やM先生とご一緒に駆けつけてくれました。
お会いしなかったけど、森さんや前回までの声楽隊メンバーも
いらしてくださったそうです。

皆さん、感動してくださったご様子でした。

ああ…15年続けて来て、本当に良かった…

と、昨夜に引き続き、実感した夜でした。

暫しのお客様との歓談の後、全員が集合し締めの挨拶。

舞台は大成功と言えるでしょう。
本当に本当にありがとうございましたm(__)m

しかし、まだ舞台が終わったわけではありません。
バラシはこれから!

有終の美を飾るべく、無事故でバラシを終えよう…

キャスト陣はすぐに着替え、お昼に決めた担当分野に
分かれてバラシに取り掛かる。

ボランティアさんが、パイプ椅子の
拭き掃除をしてくれて大変助かりました!


三光スタッフさんの助っ人が大勢到着。

私は、全体を見ながら指示を出しつつ
遠方からいらしていただいた皆様に挨拶しつつ…

未成年や用事のあるメンバーは順次解散。

あ!
バラシの手伝いに大工の棟梁・酒井さんが来てくださいました。
動きの機敏さは群をぬいている~→当然ですけど(^_^;)
それと、去年までオープンエアに参加してくれていたナギが
バラシだけ手伝いに来てくれました。
ありがと~っ!

午前2時、三光さんの片付けが終了!

午前4時、トラック隊が戻って来て
今夜のバラシはひとまず終了。

帰りにみんなで「松屋」へ。
変なハイテンション(^_^;)

けど、また朝9:00から最後の撤収作業がある。

皆さん、最後までよろしくお願いします!

15周年記念公演初日開幕!

2015年08月23日 02時53分28秒 | 日記
いよいよ15周年記念公演の初日です♪

朝9:00集合。
10:00から音楽中心のリハーサルを行うことにして
取りあえずテントの移動や、舞台掃除を行う。

昨日、着替えテントの指示は出したが
みんな譲り合って上手くやってくれているようだ。
有難いm(__)m

3人ほど、体調不良や怪我で午前中不在。
マナブンさんは、24時間TVへの出演が入り
夕方合流することに。

つまり、この日の午後のゲネプロも
全員揃わないということが判明。

正確に言えばゲネプロではないけど
ゲネプロとして行います、絶対に!

昔だったらもっとヤキモキしたのだろうけど
15年もやっていると、例え何があっても
本番はみんな必ずやり遂げてくれる…と思える。
何だろうね、裏付けのないこの自信…
いや、裏付けがあるのだ。
キャスト陣を信頼しているのだ。
なので、焦りはなかった。

芝居部分を飛ばしながら、演奏隊や声楽隊の
不安な部分をチェックしていく。

最後の白幕がどうしても上手くいかず
原因を聞いて、再度やり直すことに。
最後の最後で、これが決まらなかったら
お客様をがっかりさせてしまう。

ゲネプロ開始が予定より30分遅れたため
終了予定時間がずれ込みそうな気配。

14:00過ぎに受付担当から

 予定通り終わらせてください!
 会場準備が間に合いません!

との進言があった。

全部通さずに本番を迎えるのは恐かったが
会場準備もお客様を迎える側として
おろそかにしてはいけない事柄。

恐らく大丈夫であろうシーンは飛ばして
最後の大評定~エンディングだけは
やらせてもらった。

直虎の着替えは、何とか想定内で出来そう。
白布も何とかいけそうだ。

スケジュール表通りの時間でゲネプロ終了。
キャストは即刻本番準備に入る。

…ゲネプロじゃなくて
 通し稽古になってしまったけどね…

昨夜は全部通せたので、きっと大丈夫―
後はキャスト陣の底力に委ねるのみ―

舞台の構造上、マイクで拾いずらい箇所があり
それだけが心配。。

みんなに伝えはしたけれど、どこまで意識できるか…

今年は稽古期間中から、マイクの位置や
マイクの方向を意識して大事な台詞を言うようにと
注意しながら取り組んで来たものの
自分の演技に夢中になると
マイクのことなど忘れてしまいがち。

にしても、なぜ下手張り出しは
あんなに声を拾えないのかな…
と思いつつ、原因追究する時間がなく…

当日ボランティアスタッフさんが
13:00から公演パンフレットのチラシ挟み込みや
受付準備を行ってくれている。
今年は人数が少ないかも…と聞いていたが
大勢の方々が手伝ってくれている。

今日は、真夏日。
炎天下の作業、お疲れ様です。
ありがとうございます!

中野市の職業訓練校の受講生だった
大ちゃんとユウシ君も手伝いに来てくれた。
まさか受講生が来てくれるなんて
考えもしなかったから本当に嬉しかった(^^)

それと、今年は千葉の妹が
ボランティアスタッフとして参加。
彼女は、衣装デザインもしてくれたので
みんなに紹介しようと思っていたのだが
タイミングを逃し、紹介できずじまい。。
ごめんね、ミカ…
彼女は翌日もボランティアをして
夜行バスで千葉へ帰る予定。

さて、キッズのメイクはどうなっているかな…
気になってメイクテントに行ったところ
アイリちゃんのお母様が子どもたちのメイクのみならず
他のキャストのメイクも引き受けてくれていた。
アイリちゃんのお母様はダンスの先生で
ステージメイクはバッチリ出来る方でした。

ありがとうございます!

若干キッズのメイクが大人っぽかったので
頬紅だけ私が入れさせてもらった。
チークを入れながら、一人ずつ話が出来たので
これはこれで良い時間かも…と。

ダンサーのメイクの完成度はハンパない!
髪型もバッチリ♪
色々と工夫を凝らしてくれている。
流石だな…
役作りとしてい大事なことだよね。

で、ヘアメイクが上手な二人に
ここ数年、主役のヘアメイクもお願いしている。
今回は、アイメイクのシャドー部分だけ私が施し
後はダンサーにお願いしました。

17:00過ぎ、受付テントのそばには既に列が出来始めている。
17:25には長蛇の列が…



17:30、開場10分前に舞台裏へ全員集合し本番前の挨拶。
みんなで気合いを入れ、イザ、開場!
18:00の時点で相当座席が埋まっていた。

18:05 マナブンライブ開始。

いい感じで会場が盛り上がっている。
マナブンさん、ありがとうございます!

18:20過ぎ、ライブ終了。
5分押し確定。
次回、公演前ミニライブを行う時は
最低15分以上、準備時間をとることにします。

既に満席。
椅子がないため、お帰り頂いた方もいたそうで
大変申し訳ないことをしましたm(__)m



座席不足の原因は、使用出来る
空気椅子の少なさだった。
これも事前確認不足。
気になっていたし、購入すべきだと
思っていたけれど、その時間が取れなかった。

これも誰かに頼むべきでした…
と言って、誰に頼めば良かったのか
今はすぐに思い当たらないが…

椅子は最低550脚は必要。
空気椅子は最低100個。
次回、要チェック事項の一つだね。

18:35 大勢のお客様が見守る中
15周年記念公演『Straight Tiger ~直虎~』が開幕!

私はブースで祈るような気持ちで見守る。
演出家は幕があいたら要なしです。
キャストとスタッフに委ねるのみ。

雲行きは怪しかったが、終演まで雨は降らなかった。
守られました~
キャスト・スタッフ・お客様の
強い願いが天に届いたのでしょう(^^)

心配した通り、台詞が聞こえにく箇所はあったし
声楽隊の歌声がはっきり聞こえない箇所があり
それが残念だったが、気になるほどの大きなミスはなく進行。

バイオリンの音色が胸に染みわたる―
フルートの音色は温かいな~
ギターもベースも超かっこいいい!
パーカッション、工夫してくれてるね~
声楽隊の歌声、美しい~

などと、すっかり観客気分(笑)

演者もみんな良く頑張ってくれているヽ(^o^)丿

一番の見せ場、大評定のシーンは
お客様が食い入るように集中して
ご覧になっているのがわかった。
後は、直虎の切腹シーンと最後の白幕―
ここさえ、成功すれば…

いよいよ問題の直虎の早替えシーン。
この間に踊るダンサーの振付が
何ともかっこいいのだ。
二人のダンスに見とれつつも
早替えが時間内に収まるか気になって…

舞監Tさんから、着替え完了の合図が来て
直虎切腹の音楽に変化。

ふぅ…想定内で収まった…良かった…
血の演出も想定どおり出来て、ホッ。

場内は水を打ったような静けさ―

声楽隊の歌声とダンサーの美しい舞の後
白い布が後ろからやって来た。
どうか上手くいきますように…
白布が舞台一面を覆い
音楽がエンディング曲に変化。
きっかけで、白布が舞台奥へ飛び
キャストの姿が現れた!

よし!
ここまでくれば、もう大丈夫♪

キャスト全員の歌声が場内に響き渡る。
歌の2番は声楽隊の美しい歌声と演奏に乗って
キャスト陣がパワフルなダンスを踊りまくる♪

そして、直虎と桜の精が登場!

終わり方がはっきりしているので
音楽終わりと同時にお客様から大きな拍手が!
ブラボーの声も聞こえた(^^)

成功だね…良かった…

本当に大きな大きな拍手でした(^^)
ご来場頂きました皆様、誠にありがとうございましたm(__)m

終演後は、キャストが受付テント付近に出て
お客様のお見送り。
大勢のお客様の笑顔・笑顔・笑顔(^^)
面識のない方からも

 感動したよ
 良かったよ

というお声をいただきました。

30分ほどキャストがお客様と歓談。

その後、記念撮影。
カメラ撮影は、イメージバンクナカジマ様。
いつもありがとうございます!



スタッフ・ボランティアスタッフの皆さんにも
写真撮影に入っていただき、パシャ!

こうして初日はお天気にも恵まれ
大きな事故もなく、終えることが出来ました。

そうそう。
須坂市の三木市長様と市立博物館の丸山館長さん始め
大勢の須坂市の方々がご来場くださいました。

 生演奏が良かった
 声楽隊の歌声が美しかった
 バレエが美しかった
 衣装が華やかだった
 役者がパワフルだった
 総踊りが見応えあった

というご感想は毎年いただいているが
今年は、オープンエアを初めてご覧になられた方が多く

 想像以上に素晴らしかった
 こんなに凄い舞台だとは思わなかった
 面白くて感動した

というご感想が届いています。

リピーターの方々からは

 これまでで一番わかりやすかった
 これまでで一番エンターテイメント性が高かった
 長かったけれど、長さを全く感じなかった
 
と言うご感想をいただきました。

が、やはり「長い」という声もあり
もっと圧縮できるのではないかとのご意見も…

それと、私自身が気になった点
声が聞きとれない、というご意見も届き
これは明日、原因を追究し修正しようと決めた。

上演時間に関しては私の力不足…
申し訳ありません。
これに関して、現時点での修正は不可能なので
もし再演が決まった暁には精査して
時間短縮に努めたいと思います。

生演奏シーンでいくつか不明瞭な点があり
それも修正して、明日の千秋楽は
更に完成度を上げた舞台を目指そう!

まずは初日、無事故で終えられて良かった.。o○
動員は約500名。
大勢のお客様にご来場いただけて、感謝です。

が、通常日曜日のほうが動員が減るので
今年も1000名を超えられそうにないのが残念…

後片付けをして、舞台にブルーシートを敷いて解散。

ふと、ブースを見ると―

照明のHさんが、オペレーター席に座り
照明チェックをし続けている。
連日連夜、遅くまでお疲れ様です。
有難いことです、ホントに。

そうだ…一か所だけ気になった照明があった…
言うべきか言わざるべきか…
ちょうどその時、そのシーンの照明が照らされた!
なので、希望を伝えてみたところ
快く変更してくださって、感謝!

本来なら最後までご一緒すべきところだが
今日は、千葉から妹が来ていて
私の帰りをホテルで待っているため
お先に失礼させていただくことに。

その後、ファミレスにて妹と私の家族で食事会。

妹は舞台に大変感動した様子。
彼女は2001年の初回オープンエアに
今回のようにお手伝いに来てくれて
その後は、オープンエアを見る機会がなかった。
15年ぶりに観たオープンエアは相当凄かったようで
15年の成長を褒め称えてくれた。
特にダンスと芝居が上手く融合している点が
とても気に行ったようだった。
15年前は、ダンスと芝居が分離して見えたらしい。

辛口の彼女がここまで手放しに誉めるとは
思ってもいなかったので、私の方が驚いたくらい。

衣装デザインしてくれた上に
わざわざ千葉から来てボランティアをしてくれた妹が
舞台を観て満足してくれて、本当に良かった。

15年ぶりに観た人でなければ、その違いはわからない。
そういう意味でも、妹に観てもらえたことの意義は大きい。

15年間、継続して来て良かった…と素直に思った。

さて…明日は二日目だが千秋楽でもある。
更に完成度を上げて、より良い舞台にしていこう!