いったい何人と対話したんだろう?!
昨日は、そんな一日だった。
正午からS短大ドラマワークショップの生徒とのお食事会。
場所は稲田大通りにあるお好み焼屋「道頓堀」
“学園祭”&“あかとんぼ演劇祭”の打ち上げだった。
みんなで食事をしながら、ワイワイガヤガヤ♪
サラダ・焼き肉・焼きそば・お好み焼き・もんじゃ・バニラアイスと
次々と運ばれてくる食べモノで、おなかは満腹状態
全員で記念に集合写真を撮影して
私はみんなより一足先に失礼して
ケンタロウ君と合流し、松本に向かう。
18:00からまつもと芸術館で開演するレジデント・カンパニー
稽古場発表会を観劇するために
時間的に余裕があったので
今日は高速を使わず19号で行くことにした。
道には殆ど雪がなく、凍結の心配もなさそう。
帰りが遅くなりそうだけど
これで帰路の心配がなくなった。
17:00過ぎ、芸術館に到着。
他の団員たちと合流して三階の会場に行き
早々に受付を済ませた。
17:35頃、会場に入場。
最前列の中央席に腰を下ろす。
ここは、大ホールのステージと同じ広さのリハーサル室。
照明も部屋の天井隅の四辺に吊られていて
十分小ホールで上演するような芝居が出来そう。
が、消防法上の問題があり、公演は打てないそうで
何とかならないのかなぁ…
もったいないよなぁ…
などと思いながら、パンフレットに目を通す。
演目は「トスカ」
オペラで上演されるプッチーニ作曲の「トスカ」は有名だけど
芝居で観るのは初めてである。
時は、1800年。
場所はイタリアのローマ。
イタリアをはじめヨーロッパ諸国が
王党派と革命軍の闘いで混乱していた時代。
そこに生きる一人の青年画家マリオ。
彼はイタリア中で知らぬもののいないほど有名な歌姫、トスカの恋人だった。
ある日そんな二人のもとに、革命軍のリーダーであるアンジェロッティが
逃げ込んできた。
そのアンジェロッティを捕まえようと警視総監スカルピアの手が二人に迫る・・・
19世紀混沌の時代に生きる二人の恋人と革命家の運命は・・・
(以上、「レジデント・カンパニー」のブログから転載→
http://profile.ameba.jp/resident-matsumoto/)
始めの5分間は、聞きなれない言葉や固有名詞がいっぱいで
情報を収集することに追われ集中できなかったが
その後は、ぐいぐい芝居の世界に引き込まれていった。
明るくて負けん気が強く嫉妬深いトスカは
とても魅力的なキャラクターだった。
演じた女優さんは美しく存在感もあり
彼女を騙そうとするスカルピア役の役者さんは
スキルが高く、独特な表情で観客を魅了した。
この公演は、演出不在で作られた作品と伺い
役者だけでもここまで作れるのか・・・と驚きつつ
客観的に観れる演出家がいると
どんな芝居になったのかな?などと想像したり。
十分楽しめたし、やはり観に来て良かったと思った。
団員も口をそろえて「面白かった!」と言ってくれたしね。
公演終了後は、役者さんたちとの交流会に出席。
私は、四人の役者さんと話す中で
レジデントの皆さんと一緒に
芝居をしてみたいと言う希望を話したところ
皆さんも他団体との交流を考えているようだった。
まぁ…実現するかどうかわからないが
上手い役者さんと絡んで演じることが出来れば
団員の刺激になるし、私自身の刺激にもなる。
なので、今後も何らかの形で交流を持てたら…と考えている。
20:30過ぎ、芸術館前にあるファミレス「COCO'S」に移動。
松本市のまつもと演劇連合会の
N会長さんご夫妻と会うことになっていた。
レジデントの役者さんとの話に夢中になり、5分の遅刻!
Nさん、申し訳ありません!!
それから何時間話したんだろう。
……なんと!4時間以上です
やっぱり芝居の話をし出すと止まらない私。。
お互いの劇団のこと、舞台造りや演技についてや
現在の問題点と今後の課題
そしてこれからの互いの関係性について等々
話は尽きることがない。
帰り際
次は、長野に飲みにいきますね!
と、明るい声で挨拶して下さったN夫妻。
面白くて、いい人たちだなぁ~♪
演劇人として、お付き合いしていきたい方だと思った。
今まで面倒臭がって、交流をしてこなかったことが悔やまれたが
これから、これから
時計を見ると、もう午前0時半を回っている。
こんなに長時間、ありがとうございました
車中で、ケンタロウ君と
今日の芝居のことやレジデントの役者さんたちのこと
N夫妻との今後の交流についてや
これからの夢幻の芝居についてなど
いろんなことを話していたら
あっという間に長野に到着
自宅に戻ったら午前2時を回っていた
とても充実した一日でした