蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

三光さんとの打ち合わせ☆

2011年06月30日 15時33分37秒 | 日記
昨日は朝10:00、ケンタロウ君と一緒に
オープンエアシアターの打ち合わせのために
三光さんへ伺った。

三光スタッフさんは、「火蛍」から4年連続の同じ顔ぶれ。
どの方も信頼できるスタッフさんだ。

台本・チラシ・舞台図をお渡しして
今回の演出プランを伝えていく。
去年もそうだったが、一番の難関は
舞台奥のドロップ吊りの手法。
去年よりも更に安全面を重視することになった。
それに伴い、不都合がいくつか出て来て…
皆さんにアイデアを出して頂きながら
何とかいけそうな舞台美術プランが出来た。
舞台図の修正版をT氏が作成して下さることになり

  ありがとうございます!

音響・照明関係に関しては7月下旬以降
改めて打ち合わせを行う予定。

なんだかんだで、二時間もかかってしまった。
三光スタッフの皆さん、ケンタロウ君
長時間、お疲れさまでした。

午後、小道具を探しにケンジ君と一緒に某販売店へ。

  おお~これ、いいねぇ~

一種類はすぐ決まったが、もう一種類が
イメージどおりのものに巡り合えず
元になる小道具を購入して手を加えることにした。
個数が足りないので、取り寄せをお願いしたが
短時間で決まって助かりました!

夜は、女衆の稽古。
ダンスをSariaが教えてくれて、参加したメンバーは
かなりしっかり踊れるようになった。
その後、中盤のシーンの見せ場の演出をつけたんだけど
かなり練習しないと厳しそう…

やれば出来る!

うん!

ガンバレ!女衆諸君!!

あ…
古人もやるんだった…
今日の稽古でやっておかねば…

くらくら~

2011年06月29日 15時00分22秒 | 日記
暑くてくらくらぁ~
その上、頭がズキズキ痛む…

九州地方は、昨日梅雨明け。
今日は、山梨県で38.5℃を観測!
長野市の最高気温は…30℃
まだまだ序の口だって言うのに
体感温度が高く感じるのは湿度のせい?

今年も猛暑のようだ。
皆さん、熱中症にくれぐれも気をつけてね。

昨日の午前中、W小学校の某先生のお計らいで
小学生向けの演劇鑑賞会を観劇させていただいた。
同行者はケンジ君。
他の団員にも声をかけたが
急なことだったためスケジュール調整がつかず
残念ながら二人での観劇となった。
こんな機会は滅多にないのですよぉ~
今後は自分の役者力向上のために
時間調整を心がけてもらいたいなぁ~

上演された児童劇は

 劇団風の子東京 「陽気なハンス」

いやぁ~面白かった♪
舞台造り・セット、楽器など
色々と参考になる舞台だった。
役者陣もしっかり訓練されていて
実に観ていて気持ち良かった。

終演後、これまたM先生のお計らいで
○○室にて演出家N氏から
創作過程や大道具・小道具・楽器等の
お話しを伺った。

  M先生、ありがとうございました。

にしても…
体育館は暑いっ!

7月、私たちも立科小学校の体育館で上演するんだよねぇ…
観劇する側もこの暑さじゃ、しんどいよなぁ…
暑さ対策を本気で考えねば…

夜は、殺陣の稽古。

古人の技を生み出すのに時間がかかり
効率よく稽古を進行出来なかった。

まあね…
動きを考えて来て!
と言っても難しいのかもしれないけど
考えて生み出した時の嬉しさは
生み出した人にしかわからないんだよね。
それが役者の醍醐味だと私は思うのだが…

年数を重ねている団員には
そろそろその醍醐味を知ってもらいたい。

それには、もっとたくさん稽古時間が
必要なのかもしれないなぁ。

オープンエアが終わったら
稽古時間のかけ方を変えてみようと考えている。

鬼武者たちは、ケンタロウ君の指導で
汗をびっしょりかきながら身体訓練。
まるでシャワーを浴びたかのようだった。

皆さん、お疲れ様でした。

音楽打ち合わせ

2011年06月28日 03時24分57秒 | 日記
今日は…
午前零時を回っているので、正しくは昨日ですね。

昨日は、音楽の打ち合わせだった。

午前中、既に出来あがっている音楽に関して
ケンタロウ君に相談し、修正箇所を明確に洗い出す。

夜10時、作曲家MoriさんとヴァイオリニストMakiさんが
我が家に足を運んでくださった。
前回もMoriさんには、遅い時間にいらしていただいて…
ご多忙のところ申し訳ない…と思いつつ
今夜も再び、遅い時間にいらして頂くことになってしまった。。

早速、音楽の修正箇所についてご相談。
その後、芝居で使う楽曲全てについて
一曲ずつ明確にしていく。

午前1時、全体の流れが出来て打ち合わせ終了。

  Moriさん、遅い時間までありがとうございました!

その後、Makiさんが東京でシルク・ドゥ・ソレイユを観て来たそうで
パンフレットを見せてもらい、サントラを聞かせてもらった。

  ああ~っ!観たいっ!!

パンフレットを観ただけで、テンションあがりまくり!
舞台の美しさ、究極の身体性、衣装やメイクに至るまで
私の好奇心を刺激する画像が盛りだくさん。
音楽も面白いし…
やっぱり本物は、生で、自分の目で観ておきたい…

Makiさんは、演奏活動の傍ら
こうして素晴らしい芸術作品に触れるよう
自分で時間を生み出している。
私は、そのMakiさんからDVDやパンフやCDを
お借りして、恩恵を受けさせてもらってます。

  ありがとう!Makiさん!!

けど、やっぱり自分の足で観にいかねば
皮膚感覚で捉えることができない。

何とか時間を生み出して
本物を観る機会を増やしていきたい♪

7月に予定している小学校公演で
Makiさんは音響を担当することになっている。
台本と音響CDを渡し、DVDを観ながら
個人練習をしてもらう予定。
何しろ、稽古回数がわずか5回。
うちMakiさんが参加できそうなのが4回。
音楽畑の人なので、音バランスやきっかけは
心配してません。
ただ機材に慣れることが必要だよね。

色々話しているうちに気付くと午前3時!

Makiさん、遅くまでお疲れ様でした。

明日は、W小学校で上演される児童劇を
鑑賞させていただくことになっている。
児童劇の老舗と言っても良い劇団さんの公演なので
今からとても楽しみだ!

ダンス公演♪

2011年06月26日 23時55分12秒 | 日記
今日は、朝から会報添削。

これが思いのほか手間取り、気付くと13:00!
午後からマーシーが率いるダンスチームの舞台を
観に行くつもりだったが

  間に合わないか…

と一瞬諦めかけた。

しかし
 
  取り敢えず、行くだけ行ってみよう

と思い直し、会場の北野文芸座に向かうことに。

実は…

  北野文芸座で夢幻の舞台を上演したらどうか

という話がにわかに持ち上がってまして…
なので、客席から舞台を観ておきたいという気持ちもあり…
これまでも日舞の発表会で出演者として
舞台に立ったことはあるし
日舞の演出を頼まれた経験もあるので
なから劇場の仕組みはわかっていたが
客席から一観客として観たことがなかったので
今日は、そういう意味で良い経験となった。

マーシーチームのダンスは
JUNKさんでしか観たことがなかった。
なので、今回のようなキャパが広い舞台と
JUNKさんのような小さな空間とでは
かなり観た触感が違う…と感じた。

15:40頃、会場を出てアートダンス公演を観るために
会場であるTOiGO 生涯学習センター4F大学習室3に向かう。

  大学習室?で、ダンス公演?

と思ったけど、中に入ると然程違和感を感じなかった。
学習室という名前だけど、板の触感のフロアが
温かみを醸し出していたし
プロジェクターの画像と音声と
客席の明かりが暗めだったこともあり
ストレッチ(?)をしている黒岩さんの姿が
会場全体の空気をつくっていた。

「イン・ザ・アース」というタイトルのこの公演は
地球エネルギーを詩と朗読、ダンスにより表現する新しいアートな舞台芸術だとか。
新しい価値観に向かうためにアートダンス公演と名づけたそうで。

コンテンポラリーのジャンルになるんだと思う。
私は、コンテが好きだと思っていたが
今回の公演を観て

  意味を皮膚感覚で感じられるコンテが好き

なのだ、ということを再認識した。

演劇的な発声で自作の詩を朗読するGOKUさんは
魅力的な声の持ち主で、詩も一風変わっていて
私としては面白かった。

また、ダンサーのお二人の身体性が凄かったし
黒岩さんの表現も個性的でユニークだった。

  やっぱり鍛えられた肉体はいいなぁ~

と思いつつ

  意味が伝わるところと、伝わってこないところがあったのは
  演出意図なのかしら?

などと考えていたら、途中で集中が途切れそうになり

  まずい!
  こういうダンスは、考えちゃダメ!

と思いつつも、いつの間にか同じ問いが脳裏をよぎり…
次に黒岩さんに会ったときに聞いてみたいと思っている。

お疲れさまでした!

2011年06月25日 23時16分47秒 | 日記
今日は、衣装のKitamuraさんを中心に
劇団員・準劇団員青年クラス・一般参加者が集合し
朝9時から夕方5時過ぎまで、ひたすら衣装生地の裁断。

私は、午後からの音楽隊の皆さんとの顔合わせに備え
午前中はその準備をさせてもらった。

昨日の時点では参加予定者が少なくて

  一日じゃ終わらないかも…

と思っていたが、蓋を開けてみれば
大勢の一般参加者がかけつけてくれて
予定していた生地裁断を全て終えることができた。

Kitamuraさんと、ケンタロウ君・ケンジ君・Yukaちゃんは
昨日、東京まで生地買い出しに同行してくれて
帰宅が深夜だったにもかかわらず
朝から一日頑張ってくれた。

一般参加の皆さんの中には
裁縫の得意なツッキーのような人もいれば
裁縫なんてやったことがない!という人や
お裁縫、苦手なんですぅ~という人もいたが
みんな黙々と作業に励んでくれた。

  皆さん、本当にご苦労さまでした。

演奏隊・声楽隊の皆さんの顔合わせは13:00開始。
配布物を配り、自己紹介をしてから
昨夜森さん等から届いた曲を披露。
皆さんの第一声は…

  かっこいいですね!

参加者は、演奏隊が
安曇野からギターのMothidukiさん
笛のGotohさん、ヴァイオリンの牧さんの三人。
声楽隊は
中信からKanadaさん、東信からKaiseさん
長野市のKuraishiさんの三人。

ギターのMenterさんとパーカッションのHatanoさん
声楽隊のSuzukiさんは、残念ながら欠席。

皆さんに集まっていただいたおかげで
今後の練習予定が決まり、安堵しました。

  音楽隊の皆さん、ありがとうございました!

終了後、16:00から稽古開始。
シーンはプロローグの1シーン。
特別出演のMatsumotoさんとキッズゆうき君
たった二人のシーンである。
この場面は、本編の核になるシーンなので
私の演出プランの中でもかなり重要な部分。

まだまだ稽古は必要だが
目途は立ったかな?という感じ。

18:00、通常通り一般参加者の基礎訓練。
ケンタロウ君を中心にストレッチ・筋トレ・発声を行う。
すぐに芝居の稽古に入りたかったが
まずはダンスの復習。
やっぱり忘れてますねぇ~
各自、自主的に練習してくれないとなぁ~
去年はダンスに時間を割き過ぎて
芝居の方の詰めが甘かったので
今年は、もっと演技面の稽古に時間を割きたい。
出演者の皆さん!
ダンスに関しては、自主的に練習を重ねてください!
お願いしますね。

19:00頃、劇団空素さんのお二人が合流し
本編導入部分の稽古に入った。

こうして一つずつシーンを積み重ね
7月下旬には通し稽古に入る予定。

来週から一般参加者の平日稽古を入れることにした。

本番まであと二カ月…
みんながどこまで着いて来てくれるか…
みんながどこまで真剣に取り組んでくれるか…

祈る思いです…