蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

『THANKS GIVING DAY from 夢幻』 終了☆

2016年11月28日 12時29分59秒 | 日記
昨日、毎年恒例『THANKS GIVING DAY from 夢幻』が
無事好評のうちに終了しました!



ご来場賜りました皆様、誠にありがとうございましたm(_ _)m

また会場をご提供いただきましたシャマル・キッチン様に
厚く御礼を申し上げます。

そして、受付をお手伝いしてくれたガンちゃん
ありがとうございました!!
大変助かりました(^^)


サンクス前日、昼間は短編劇の稽古。
夜は稽古場でリハーサル!

受付をお願いしたガンちゃんも来てくれました。

外郎売は、かなり良い感じ♫
昨年のリベンジをすべく、団員全員で創作。

ポイントは・・・

 観せる「外郎売」

 役者のスキルが詰まった「外郎売」

そして、目指すは・・・

 魅せる「外郎売」

お客様には存分に楽しんでいただきつつ
様々なスキルを収得できる
夢幻独自の外郎売を作ろうと
一年間、団内でディスカッションしながら
作ってきた作品。

一年といっても、オープンエアの時期は
全く手付かずだったし、ディスカッションが
長時間に及んだため
実際の稽古時間は短かったんだけどね。

みんなの成長を感じる作品に仕上がったのではないかと。

狂言をもとに創作したキッズの短編劇「ぶす」は
タキザワ兄弟の成長が著しく
今年入団した年長さんのマナちゃんと
2年生のイブキちゃんも
大きな声でセリフを言えるようになった。

子どもたちはジッと立っているのが超苦手(^_^;)
けど、以前よりずっと集中できるようになった。

これからが楽しみなキッズたちだ。

劇団員3人が出演する岸田國士第3弾「留守」は
稽古がとても楽しかった。

完成形に至るにはもう少し時間が必要だが

何よりの収穫は・・・
劇団員たちが、台詞の裏側に潜むポドテキストを
読み取る面白さに気づいたこと。

これまでも台詞の行間やポドテキストの必要性を
話して来たつもりだし、本人たちも頭では
必要性をわかっていても、読み取るポイントを
掴みきれていなかったらしい(汗)

腑に落ちるには年数が必要なのか・・・

と。

振り返って見たが、私自身も
本当の意味で理解したのがいつだったのか
よく覚えていないのだが
字面とお腹の理解が合致するようになったのは
役者業をし始めて何年も経過してからだったかも…

台詞の表面的に読み取れる感情を表現するのは
役者業を営んでいる人なら比較的簡単なことだが
その裏側にある感情の出処と目的を探るのは
よくできた戯曲ほど高度で、遊びが狭く
役設定が絞られるように書かれている。

まさに岸田國士の戯曲はソレだった。

・字面で理解する
・お腹で理解する

この2つには相当の開きがある。

これからの劇団員の飛躍が非常に楽しみだ(^^)


リハーサル終了後、劇団員&研修生&ガンちゃんで
シャマルキッチンさんへ仕込みに向かう。

仕込み前にシャマルキッチンさんで腹ごしらえ(^ν^)

それぞれピザやパスタ、ドリアを注文。

とっても美味しかった~~

午前0時の閉店時間を待って、仕込み開始!

当初、テーブルをあまり動かさずに・・・と
考えていたのだが、店内が狭く
後ろのお客様が見えづらくなってしまう。

どうしようか悩んでいたとき、オーナーのHさんが

 テーブル、動かしましょうか。

と仰ってくださった。

今回のサンクスは、お芝居をご覧いただくことがメイン。

と考えれば、やはり観劇環境は重要だ。

Hさんのお言葉に甘えて、観劇後の休憩時間に
テーブルと椅子をセッティングすることにして
観劇中は、大きなテーブル4台を取り払うことに決定。

それもあって、仕込みを終了したのは午前3時過ぎ(汗)

Hさん、団員の皆さん、そしてガンちゃん
大変お疲れ様でした!

前夜に仕込ませていただけて、本当に助かった。

もし朝からの仕込みだとしたら、バタバタだっただろうね(汗)

そうそう!

アンソニーが仕込み中に顔を出してくれました。
アンソニーとHさんはお仲間で
Hさんは、アンソニーに誘われて「奇想 真田十勇士」に
ご来場くださったという経緯もある。

ありがとう! アンソニー(^^)


そして、サンクス当日――

朝9:00に会場集合。

受付担当のガンちゃんと
バイオリン演奏をしてくれる牧さんも到着。

牧さん、毎年ありがとうございます!

まずはマイクチェックを行い、その後
短編劇と外郎売のリハーサル開始。

今回のサンクスはお席数が少ないこともあり
早々とSold Outになってしまった。

お申込みをしそびれた方から
短編劇だけでも見たい…という声が届き
今回は実験的に立ち見席をご用意することに。

この情報公開が前日だったため
立ち見をご希望でご来場頂いた方はお二人だったが
夢幻としては嬉しい出来事でした。


10:45開場予定だったけど、既にその前から
お店の前には人だかりが!

ロビーがなく寒空の中、お待ちいただいているのが心苦しかったが
準備が整わないと開場できず、時間までお待ちいただいた。

10:45、開場。

観劇のお席は自由席。
椅子席からどんどん埋まっていく。

スクリーンには、発売開始となる「奇想 真田十勇士」の
DVD映像を映して、開演までの時間を過ごしていただいた。

サンクスご参加の皆さまに下記の
夢幻オリジナルカレンダーをお配りしましたよ♪



11:15、定刻でイザ開演!

司会はまゆりん。

私から御礼のご挨拶と今年一年の活動をお話して
短編劇の上演が始まった。

上演順は

 1 キッズ狂言「ぶす」
 2 短編劇「留守」
 3 外郎売

昨年までは、外郎売が一番最初だったが
今年の外郎売は中学生以上の団員が全員参加する
とってもパワフルな作品。

「留守」は日常を描いた作品で大きな盛り上がりはないため
最後を締めくくるのは外郎売が良いのではないかと。

キッズの「ぶす」も短編劇の「留守」も
あちこちから笑いが巻き起こり場内は
非常に温かい空気に包まれていた。



最後の外郎売は…予想通り盛り上がりました!
大きな拍手に包まれて終演。

15分の休憩をはさみ、ランチ・パーティ開宴♪

今年、夢幻の理事に就任された田村さんに
ご挨拶&乾杯の音頭をお願いした。

実は、堀直虎没後150年祭実行員会の実行委員長さんに
ご参加頂く予定で、ご挨拶をお願いしていたのだが
急遽お仕事で参加できなくなってしまい・・・

田村さん、ご対応をありがとうございましたm(_ _)m

乾杯後、シャマルキッチンさんの美味しいランチを
お客様に召し上がっていただきながら
青年クラス以上の団員は、テーブルを回って
お客様に観劇のご感想を伺い歓談。
ドリンクやお食事のサポーも。

観劇のご感想を少し掲載♪

1 キッズ「ぶす」
・面白かった
・狂言を知ってもらうには良い企画
・大きい子たちの演技がとても上手だった
・小さい子はとってもかわいかった。

2 短編劇「留守」
・野外劇やホールとは異なる
 小さな空間での芝居の面白さを発見した。
・リアルだった。
・台詞がない無音の時間も役者のリアクションで楽しめた。
・面白かった。
・劇団員の成長が見えた。

3 外郎売
・こんな外郎売、初めて観た!凄い!
・息があっていた。
・パワフルだった。
・団員の仲の良さがわかる演目だった。

などなど、温かいご感想が多く
楽しんでいただけたようで、ホッ!

中には厳しいご意見もありました。

①本来の外郎売は一人で演じるものなのに
 これが本当の外郎売だと思われたら困る

②何のために「留守」を上演するのか
 読み取れなかった

③狂言なのだから、子どもであっても
 もう少し狂言らしく演じて欲しかった


率直に仰っていただけるとことが有り難いですね。
言われるうちが花、という言葉もありますから(^^)

①に関しては、「夢幻流」とうたっています。
夢幻の団員は、全員一人で演じられます。
その上で、創作した作品だということを
ご理解いただけますと幸いです。

②に関して――
現代人は想像力の欠如が著しいと感じています。
私は、お客様に言葉の裏側を想像していただける作品として
岸田戯曲を選びました。
また現代人はいつも時間に追われていて
大らかさを忘れがち。
まだ日本が大らかだった時代に思いを馳せていただき
自分自身を振り返っていただけたら…そんな思いもありました。
この作品は、稽古を重ねた上で再演をする予定なので
その時をお待ちいただけますと幸いです。

③に関しては、キッズたちが自分たちが面白くなって
笑ってしまったことと、立ち姿のご指摘いただきました。
狂言は、演じている側が真剣に演じてこそ面白い…
というのも、きっちり立つというのも、仰る通りです。
奥が深いので、この作品ももっと稽古を積んで
また来年、キッズたちの成長をご覧いただけますと幸いです。

第一部の締めくくりは、牧さんのバイオリン演奏。

登場したのはナント!馬の頭をかぶった牧さん(笑)



曲目は大河ドラマ「真田丸」のオープニングテーマ!



「真田丸」の第一回目の放映を観て
オープニングのバイオリン演奏に感動した私は
牧さんに「いつかこの曲を弾いていただけますか?」と
お願いしていたのでした。

サンクスで弾いていただいたことに感謝!

その後、オープンエアシアター「奇想 真田十勇士」の
劇中音楽のメドレーと続き、最後は
「走れ!十勇士!!」(オープンエア曲)のエンディングver.
この間、スクリーンには、オープンエアのDVD映像が
映し出されていたこともあり、大いに盛り上がりました。



牧さんのお心遣いに心から感謝です!
本当にありがとうございましたm(_ _)m

最後は、塚田理事のご挨拶。
塚田さんは、夢幻を様々な角度から支えてくださっています。
いつもありがとうございます!

こうして第一部は、全体的に和気あいあいと
あったかい雰囲気の中で進行し
お食事もとても美味しかったと言っていただき
皆さまにご満足をいただけたようです。

14:30、無事終了・・・できるはずだったけど
お料理の関係で、終宴時間が20分延びてしまい…

そんなこんなで、第二部Kコース(ケンジの料理)の
開始時間が遅れてしまい、ご来場いただきました方々に
大変ご迷惑をおかけしました。
申し訳ありませんでした。

Kコースは当初デモンストレーションを行う予定だったけど
時間がおしていたこともあり、ご案内もそこそこに
すぐ調理に入ってしまい、デモンストレーションを
ご覧いただくことができませんでした。

団員の得意技コーナーも設置が遅れて
第二部が二次会のような雰囲気になってしまい
準備不足を痛感しております。

今回の第二部は、団員によるおもてなし、ということで
私も団員も、みんな調理をすることに追われ
あまり皆さんとお話が出来ず、それが残念でした。

手作り料理のお手伝いをしてくださった皆さま
誠にありがとうございました。

ひとまず皆さんに「美味しかった」と仰っていただき
エチュードも楽しんでいただけたようで
胸をなでおろしました・・・

ケンジの料理
シンヤの似顔絵コーナー
ユウマのオリジナルコーヒー
アンリの健康チェック
団員のおもてなし料理

どれも、好評だったので
準備不足だけが心残りです。

そうそう!
マッチのお母様が、たくさんの飲料を
差し入れに来てくださいました。

ありがとうございました!!

今年は第一部にご参加いただけなくて残念…と
思っていたけれど、いつも気にかけていただき
心から感謝です!!

今回のサンクスは、佐久市や松本市、新潟市など
遠方からご参加くださった皆さんも複数人いらして
他市への広がりを感じた一日でした。

今回の反省を踏まえ、来年の企画を再考したいと思います。

三次会は、恒例の青木邸。

例のごとく朝まで宴会は続き、色々ありましたが
無事サンクスを終えることができました。

今年一年、夢幻の公演をご観劇いただきました皆さま
夢幻の舞台にご協力をいただきました皆さま
夢幻の活動をご支援くださいました皆さま
誠にありがとうございましたm(_ _)m

劇団員並びに研修生の皆さん
準備から当日運営まで本当にご苦労さまでしたm(_ _)m

キッズの保護者の皆様、ご協力に心から感謝いたします。
ありがとうございましたm(_ _)m

須坂市長との対談記事が掲載されました!

2016年11月15日 02時12分28秒 | 日記
2016年11月5日付の須坂新聞に創作劇
「ストレートタイガー直虎」の記事が掲載されました。

須坂新聞の許可をいただいて転載されていた
「いきいき すざか」(長野県須坂市広報)様から
記録として転載させていただきました。

実は、三木市長と私の対談が掲載されているのです(^^)

長文ですが、よろしければお読みください。



【創作劇で堀直虎を顕彰 没後150年祭記念 住民参加で生涯演じる】

NPO法人劇空間夢幻工房(長野市)は
来年開く堀直虎没後150年祭を記念する創作劇
「ストレートタイガー 直虎」を
4月末にメセナホールで公演する。

劇を脚本・演出する同劇団理事長の青木由里さんは
このほど須坂市を訪れ、公演成功への思いを述べるとともに
キャスト・スタッフ募集など行政からの支援を三木正夫市長に依頼した。

堀直虎(1836~1868)は、須坂藩13代藩主。
若くして洋学を修め、いち早く英国式の軍備を導入。
藩政を立て直し住民救済事業を行うとともに
桜図譜「叒譜(じゃくふ)」を編さんした。

幕府では、若年寄兼外国惣奉行を勤め
江戸城中で将軍 德川慶喜に諫言し切腹、
江戸城無血開城に影響を与えたともされる。

劇は、作家 江宮隆之さん(山梨県)の小説
「将軍慶喜を叱った男堀直虎」に刺激を受けて
青木さんが「義に生きる武士」をテーマに創作した。

昨年8月に小布施町で公演し好評を博した。
タイトル「ストレートタイガー」は、
直虎の英語の直訳で、直虎が実祭に名乗ったという。

須坂で再演される劇は、多くの市民に
「須坂の偉人を知り、親しんでほしい」と
住民参加型として、キャスト・スタッフ約40人を募集する。

青木さんは
「須坂にこんなすごい人がいたことを知り、何としても伝えなければ!
 という使命感にかられた。地元の歴史や文化に焦点を当てた作品を発信したい」
と熱い思いを述べると、三木市長は
「昨夏、小布施の公演を観て感動した。劇はまさに150年祭のメインイベント。
 実際に参加、観劇することで直虎をもっと身近に感じてほしい。
 行政としても公募を含め、公演の成功に向けて協力する」
と応じた。

劇の見どころについて、青木さんは
「小布施で見た多くの人は、ラストシーンに感動していた。
 直虎が徳川慶喜に諫言し切腹する。
 正しい道、義を選択したがゆえに命を落とさざるを得なかった直虎の生きざまが感動を呼ぶのだと思う」と説明。

また
「郷土の歴史を末永くの残すためには、子供たちに伝え続けることが大切。
 例えば小学校高学年で毎年直虎の劇を演じさせたらどうか。
 演劇は役を演じることで人間の幅ができ、生き方のヒントにもなり、
 お客様から拍手をいただくという成功体験もできる」
と提案、三木市長は
「貴重な意見に感謝、前向きに考えたい」と話した。

立ち会った150年祭実行委員会の田中宏和委員長(穀町)は
「とても心強い話し合いができた。
 全力でイベントを盛り上げ、須坂の歴史、文化を再認識する機会にしたい」
と決意していた。


小学校で小学生が直虎公の芝居を創作するという授業を
本当に取り組むようになれば、小さい頃から
直虎公に慣れ親しむ須坂市民が徐々に増え
10年後には、相当の須坂市民に浸透するのではなかろうか。

更に演劇に親しむ市民も増え、演劇人口も増えていく…

どうか実現する日が訪れますように…

三光スタッフさんとの打ち上げ☆

2016年11月09日 23時26分52秒 | 日記
昨日は、長野三光のスタッフさんとの打ち上げ~~♪

 なんの?

と思った方もいらっしゃるかと。

随分時間が経っちゃいましたが・・・

 オープンエアシアター2016
 真田十勇士 ~霧か霞か 霞か雲か~

の打ち上げでした!

スタッフさん全員のスケジュールがあく日と
夢幻の劇団員の都合をすり合わせると
毎年終演後すぐには行えず
昨年は年を明けてからの
新年会になってしまった。

今年は12月から始まる須坂公演の稽古前に
何としても行いたいと三光さんにお願いして
昨日の打ち上げ開催となった。

今回、打ち上げ会場のセッティングをしてくれたのは
照明オペレートをしてくださったS・Yさん。

こちらが気遣うべきところ、逆に色々と
お気遣いいただき大変恐縮です。
誠にありがとうございましたm(__)m

参加者は―
三光スタッフさん6名
夢幻工房も6名

ご参加いただいた皆さん、長時間お疲れさまでした。

今年の舞台の反省点や改善方法をご相談しつつ
来春の須坂公演や、今後の目論見(笑)のお話もしたり.。o○

舞台監督のT氏が、密かに須坂公演の舞台図を
作成し始めていると伺い、私は大感激!

これまで舞台図は、まず私が作成し
それを元にスタッフ陣と相談して修正を加える―
という形で舞台づくりをしてきた。

それが当たり前のこととしてやって来たんだよね。

これまで団員の中に舞台図製作をできるメンバーはいなかったし
私の脳内のイメージは自分で作るのが当然だとも思っていた。

プロの演出家が演出をする場合は
舞台監督さんや大道具スタッフチームが中心となって
演出家のイメージを立体化していく。

時折うらやましいなぁ~と思いつつ
ないものねだりは時間の無駄だと
自分に言い聞かせていた。

けど・・・

演出家のイメージにスタッフさんの
技術を含むイメージが加わり
演出家が思い浮かべる舞台以上の
建築物が出来る可能性もある。

一つの脳で考えることなど、たかが知れている――

と、私は思っている。

演出家によっては、自分のイメージを忠実に
実現させたいと思う人もいて
それはそれで良いと思う。

私は化学変化を面白いと思うし
自分の想像を遥かに超えるモノを
ぜひとも観たい!

いつもそう思っている。

これは、大道具に限らず、音楽も衣装も…
もちろん演技も同様である。

ただ、そうなるには技術力や想像力のある
スタッフやキャストであることが条件になる…

三光スタッフさんは、劇団のスタッフではなく
外注スタッフさんである。

座付きの舞台監督さんではないため
当然舞台図を製作してもらおう…なんてことは
一度も考えたことがなかった。

うぉ~~っ!

これからもっと面白い舞台が作れるかも??

という期待が沸々と湧き上がる.。o○

とは言え、予算がかかること故
出来る範囲は限られるけど少なくとも、
私のワクワク度が上がり
舞台を作る楽しみが一つ増えた♪

Tさん、舞台図を楽しみにしています!!

今年の夏は、大雨と雷と風に悩まされた舞台だった。

初日の本番中、雨脚が強くなると
舞台スタッフだったNさんは匍匐(ほふく)前進で
舞台上のマイクにビニール袋をかぶせに行き
雨脚が弱くなると、再び匍匐前進で
マイクのビニール袋を取りに行き…

2日目は強い風!
開場前にパネルが風に煽られ転倒!
パネルが倒れないようにスタッフさんが
待機してくださり
ドロップが風でめくれないように
スタッフさんが押さえてくださり
照明のH氏は、風向きを見ながら
スモークの機械を抱えながら
あちこちに移動してくださり…

そうそう!
昼間のリハーサル中にワイヤレスが一本壊れて
Hさんが会社まで取りに行ってくださり
難を逃れたということもありました。

スタッフさんが懸命に舞台を守ってくださり
大きな事故もなく、無事終えた舞台でした。

ただただ感謝です。

反省点は多々あるけれど
照明&音響さんの稽古時間を
何としても生み出す!
というのが、次の舞台の課題。

私のQきっかけは非常に多く
プロと言えども非常に困難を極める。
なのに、いつもスタッフさんのための
稽古時間を取ることが出来ずに
本番の幕を開けて来た。

更にグレードを上げるには
会場入りする前に芝居を完成させ
会場入り後は、演奏隊・声楽隊と
スタッフさんの稽古時間とする!

そうすれば、もっともっと凄い舞台になる!!

来年は必ず実現させるのだ!!!

このメンバーと一緒なら必ず出来る!!!!

と、改めて思った打ち上げでした!(^^)!

そうそう!

スタッフさんの呼び名を決めました~

べーさん、たけさん、ざわさん、しゃっちゃん、少年…

あ、Nさんだけ決まってなかった…
なんて呼ぼうかな…

呼び名って、距離を縮めるのに役立つんだよね~
しっかりインプットしておこう♪

長野三光スタッフの皆さま
素敵なひと時をありがとうございましたm(__)m

ミュージカル初主演~ケンジ~

2016年11月07日 23時06分36秒 | 日記
劇団員の外部出演情報です。
 
佐久市コスモホールの自主事業である下記のミュージカルに
青木賢治が主演させていただきます。

 
 
青木賢治はミュージカル初出演!
歌はもちろんのこと、若干ダンスも踊るそうですよ~

歌唱力はケンジ君にとって最重要課題。

今、彼は身体を大改造中でして
その効果が現れ始めました!

実はケンジ君、慢性鼻炎に悩まされ続け
私も演技指導しながら

 鼻の通りが良くなれば、もっと良い声が出るのに…

と思い耳鼻科に行かせたけれど、医師の診断は

 治療しても治る見込みなし。

とのこと。

鼻うがいを試したりしつつ
良くなったり悪くなったりの繰り返し。

それでも、鼻呼吸をするようになって
少しずつは通るようになって…

が「すっきり」というところまではなかなか…

ところが、今回の改造計画を実施したところ
鼻の通りが良くなり、姿勢も良くなって来た。

身体のつまりが取れてきた可能性が??

また戻ってしまったら意味がないけど
今はいい感じの変化を見せている。

急激に歌声も変わったようで
声楽の先生も驚かれたとか.。o○

あんまり誉めすぎると見てガッカリ(^_^;)
という可能性もあるからこの辺でやめとこ(笑)

実は先週土曜日、佐久市コスモホールへ
稽古見学に行って来た。

観劇を勧めようにも、どんな舞台か見ておいたほうが…
ケンジ君の演技も気になっていたし…

プロの演出家・奥村先生がいらっしゃるので
余計な口出しは無用と思っていたけれど
彼は夢幻の看板俳優だし・・・

あれやこれや思考をめぐらし
やはりここは一度見ておこうという結論に至った。

スケジュール的には大変厳しかったけど
劇団員がキッズと研修生の稽古を
引き受けてくれたおかげで
稽古見学が実現した。

みんなの協力に感謝!

台本も事前に読ませてもらって、イザ見学!

小さいお子さんがいっぱい!
交通整理だけでも至難の技。
直前エキストラさんもいて
お子さんやエキストラさんの
取りまとめをしているメンバーは
本当に大変そうだった。

この日はホールでの初の通し稽古だったようで
制作スタッフが走り回り、出入りのチェックが中心で
演技に集中出来ない様子だったけど
一生懸命頑張っている子たちを見て

 ガンバレーっ!

と心で呟いた。

セットも凄かったですよ~

音楽、いい感じです♪

ネタばれになるといけないので
この辺でやめておこう。

本当に素敵なお話ですよ~

けど、素敵なお話の主人公をやらせていただきケンジ君…

もっと出来ることがあんじゃない?

と思い、帰宅後、奥村先生のダメ出しを確認しつつ
前提条件と最重要ポイントだけ伝えた。

作品の話をしただけなのに
気づけば午前2時(^_^;)

演技指導は一つもしていないので
次の日の稽古がどうだったのか
非常に気になっていた。

すると、今日になって彼の演技が

 変わった!
 
という評判が、風の噂で耳に入って来た。

 え?どっちに?

と思ったけど、よくよく確認すると
良い方向へ変わったらしく
他のキャストも影響を受けて
全体の集中力が上がったと聞き、ホッ。

私は演技における大切なポイントを伝えただけ。

それで演技を良い方向に変えることが出来たのなら
相当成長した証拠かな?と。

春の合同公演の時は、具体的な稽古をしないと
演技を変化させることは出来なかったもんね~

本番が楽しみになって来た~~.。o○

このミュージカルは、オープンエアと同じ
市民参加型の公演だからこそ
是非とも成功させていただきたい…

そして舞台の面白さを大勢の方に
体感していただきたい…

キャスト&スタッフの心が一つになれば
物凄いエネルギーが生まれ
お客様の心を揺さぶることが出来るはず(*^。^*)

夢幻では恐らく今後も見ることが出来ないミュージカル♪

皆様、是非この機会にコスモホールへ足をお運びください。
 
【こころのミュージカル2016】
 
『黄金の郷』(おうごんのくに)
 
■日時 2016年11月13日(日)
■時間
 1回目 開場10:30 開演11:00
 2回目 開場14:30 開演15:00
■会場
 佐久市コスモホール 大ホール
■入場料
 前売券 1,500円 【全席指定】
 当日券 2,000円
 ※3歳以下 膝上鑑賞 無料

以下「こころのミュージカル」さんの紹介です。
 
こころのミュージカルは、今年で8回目を向かえました。

今年は、市川五郎兵衛眞親公を主人公に
物語が展開していきます。
己を信じ、民のためにその身を投じた
市川五郎兵衛眞親と五郎兵衛用水開削の人間ドラマ
こころのミュージカルが満を持してお送りする
佐久の偉大な先人の<夢を貫く力>を現代に蘇らせる
ミュージカル伝記“黄金の郷(おうごんのくに)”…
それは、この地に現れし黄金の郷の物語。

どうぞお楽しみに!

保育園からご感想が届きました~♪

2016年11月01日 13時37分49秒 | 日記
先週金曜日、児童音楽劇公演が
無事に終了しました!

お声掛けを賜りました先生方、そして
ご協力を賜りました皆様に
厚く御礼申し上げます。

お陰さまで、とっても楽しんでもらえたようです。



カーテンコールでは、園児のみんなから
カラフルな絵をいただきました!



トン子・ブリキ・ライオンが
楽しそうに踊ってる~~

ありがとう!!
こういうプレゼント、ホントに嬉しい♪♪

終演後は、年少さんのお友だちと一緒に
美味しい給食をご馳走になりました(^^)

メニューはカレーライスと中華サラダ♪
それと、かわいらしい形のチーズ♪

子どもたちとお話しながらのランチ
おなかいっぱい、心はホッカホカ(*^。^*)

幸せなひと時でした~~

劇団員と音響のみすゞさん、お疲れ様でした!

早速、先生からご感想のメールが届きました~♪

先生のご了承をいただきましたので
転載させていただきます。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

金曜日はありがとうございました。

子ども達は…
「手のひらに勇気」と言い
何やら歌いながら踊るミュージカルみたいなことをして
廊下を歩いている子がいます。
何故か3人セットになっています。
女の子のスカートが増えました。

12月、子ども達は「イエス様のご生誕劇」を行います。
皆さんの歌、動きを思いだして
それこそ真似っこしてくれたら…と
ひそかに思っている私です。

他に

1)ちかくいたね。
2)声がきれいだった。
3)いっぱい動いていた。
4)きらきらしていた、風が来た(?) 
5)凄く楽しかった。あっという間に給食の時間になった…?

等‥ 子ども達からの感想です。

教会の神父様は「また、来てください」とのことでした。

当日参加していた、子育て支援の保護者の方々は 他のサークルに行き
保育園で観た「音楽劇」の感想を
「すごかったよ、楽しかったよ、私たちが夢中になっちゃった。」
と、言っていたそうです。

また、よろしくお願い致します。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

先生、嬉しいご感想を送ってくださいまして
本当にありがとうございました!

聖フランシスコ様のHPにも
写真を掲載していただきました!
下記をクリックしてご覧ください。

夢幻工房さんの「手のひらのオズ」を観ました。


実は、今回の公演、保育園のお隣の教会で
上演させていただいたのです。

神父様、ありがとうございましたm(__)m

また機会がありましたら、是非お声掛けください。

「手のひらのオズ」は、どんな会場でも対応可能です。
ご興味のある方は、お気軽に劇団事務局へご相談ください。

ご依頼をお待ちしています!!