蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

大晦日!

2011年12月31日 19時13分04秒 | 日記
今日は大晦日!
慌ただしい年の瀬で、台本執筆に取り掛かれず…
明日は長男が帰省するので
少しはお正月らしいお正月にすべく
おせち料理等の買い出しに行って来た。

今年3月、東北地方に未曾有の被害をもたらした大震災は
原発問題により、日本中を揺るがす大災害となった。

この災害をきっかけに、自分の生き方や
舞台芸術の在り方について
深く考えることになり、改めて
自分の役割や自分が思う舞台の役割が明確になった。

劇団活動を振り返ると…
今年は、今までで一番舞台回数が多い年だった。
うち市外での公演が3本、いずれも依頼公演で
表現ワークショップの依頼回数も増え
徐々に夢幻の活動が認知されつつあると
実感できる一年だった。

賛助会員に名乗りを上げて下さる方も増え
継続して支援して下さる方も確実に増加傾向にある。

退団した団員も、ボランティアスタッフとして力を貸してくれたり
チケット販売や宣伝活動を手伝ってくれている。

有難いことです!

皆さんのご支援に心から御礼申し上げます。

  ありがとうございました!

そして今年は念願の劇団員候補生が入団!
しかも即戦力になる人材!
現在、私を含め劇団員は4人だけど
うち3人が男性団員というのが頼もしい。
劇団員の強き思いと行動力が夢幻の原動力だ。
来年も一致団結して舞台道を邁進していけるよう
環境を整備していかねば!

あとは、若い準劇団員たちの成長が今後の鍵。
時に厳しく、時に温かく見守りながら
彼らが生き生きと活動できるよう配慮していきたい。

これからも、感謝の心を抱きながら
より良い舞台造りと人材育成のために
最善を尽くしていこうと思います。

皆さん、明年もよろしくお願い申し上げます!!

忘年会☆

2011年12月30日 23時05分15秒 | 日記
昨日は急遽夕方、スキー場CMの
キャスティングのための打ち合わせが入って
19:00から予定していた団内忘年会を
30分遅らせて開始することに。

18:00、東京から新幹線で到着する監督さんと
担当の方と長野駅改札口で待ち合わせて
合流後、近くの喫茶店に入った。

監督さんに呼ばれたのは劇団員(劇研含む)4人。
30分ほど話して、キャストが決定。
1月4、5日にCMを撮影する予定。

18:50頃、監督さんたちと別れ
忘年会会場の我が家へ急ぐ。
既に我が家では、準劇団員たちが
宴会準備をしてくれていた。
帰宅後、急いで鍋と何品かの料理を
テーブルに出し、まずは乾杯!
ケンジシェフが順次料理を作ってくれたため
私は殆どキッチンに立たずに済んだ。
あ、ケーキも作ってくれたんですよ~
イチゴの生クリームケーキ♪
美味しかったぁ~

先週の稽古時に気になった点や現在の問題点などを
ざっくばらんに話していく。
高校生以上の団員が全員参加しての忘年会は
大いに盛り上がり、みんな楽しそうだった。

私は又しても、みんなより先に潰れてしまいましたが…

最後まで残ったメンバーが帰ったのは
なんと14:00過ぎ!
長時間、お疲れさま!

みんなが帰った後、私は我が家の年賀状印刷。
今年こそは早く投函しようと思ったけど
年末にバタバタ雑用が入ってしまいこの有様。。
またもや元旦に届きません。。。

団員諸君、1年間お疲れ様でした。
来年は、団員全員が飛躍できる年になりますように…

年賀状

2011年12月28日 21時38分40秒 | 日記
今年は、劇団の年賀状のベースを
岩ちゃんに作ってもらい、修正をして一昨日ようやく完成。
昨夜、劇団員3人で印刷をしてくれて今日無事投函!

昨日の昼間は、我が家の年賀状の作成。
今年は、家族写真を一枚入れるだけにして
簡単に作ろうと思ったけど

  なんかダサい…

結局、3時間ほど費やしてしまった。

こういうことしてるから、時間がなくなるんだよね…

とはいっても、年賀状は新年のご挨拶代わり。
手を抜くのは失礼だもんね。

一つ一つの仕事の効率化が私の課題。
短縮出来るところは短縮して
時間をかけるべきところは時間をかけて…

以前に比べれば、かなりマシになってきたけど
上手な手抜きがなかなか出来ない。

ミスを減らして上手な手抜きが出来れば
もっとやれることが増えるはず!

昨夜、私は市民会館建設市民WSに出席。
運営管理計画のまとめに入っていて
自主事業の割合と予算額について意見が飛び交う。

実は来月、次世代を対象とした子供向け市民WSを
開催することになっていて、後半はこの議題になった。
この子供向けWSも市民会館建設に向けてのもの。

今後市民会館を利用していく子どもたちにも
市民会館建設に興味を持ってもらいたい…
というのが、発案者のご意見。

とても良い発案だと思ったけど
現時点では設計図も出来ていないし模型もない。
この状況で子どもたちに何を提示できるか…と
事務局さんで頭をひねって検討してくれたようだ。

で、昨夜提案されたのは

  けんちく体操

これは、建築物を身体で模写する体操。
建築史家で江戸東京博物館研究員の米山勇さんが発案したもので
1998年頃から親子を対象としたワークショップが開催されてきたそうだ。
今年、この体操が書籍化されブレイク!

演劇WSでも、身体を使って造形物を造るゲームをするが
建築に特化したこの体操も興味深い。

今回は、この「けんちく体操」の実演家4人を招いて
WSを開催する運びとなった。
参加年齢も子どもだけでなく、大人も参加できるとのこと。

ご興味のある方は、ぜひご参加を!

次世代向けWSは、1月22日(日)城山公民館にて開催予定。

赤鼻のトナカイ♪

2011年12月26日 20時04分27秒 | 日記

昨日は、クリスマス♪
みんなでクリスマス気分を味わうのもいいよねぇ~

ってなわけで、MAの表現の時間は
クリスマスに因んで“赤鼻のトナカイ”を
全員で楽しく大合唱♪
その後、2チームに分かれ
歌詞のストーリーから連想できることを
各チームごとに話し合い、エチュードを創作。

一つのチームは

  なぜ真っ赤な鼻になったのか?

という点をクローズアップして創作。
いいですよねぇ~この視点♪

もう一つのチームは、余興で出来そうな
愉快なエチュードに仕上げてくれた。

そして、参加者二人からお菓子の差し入れが!

  クリスマスぐらいは…と思って♪

と。

ありがとう!!
ご馳走さまでした!

自宅に戻り、赤鼻のトナカイについてちょっと調べてみた。
やっぱりあったんですねぇ、エピソードが。
下記は≪赤鼻のトナカイ・ルドルフの感動秘話≫からの抜粋。

生まれつき真っ赤な鼻をしていたルドルフは
いつもみんなに馬鹿にされ、悲しくて自信の無い日々を送っていた。
ところがあるクリスマス・イブのこと。
8頭のトナカイがサンタクロースを乗せて出発しようとしたところ
突然深い霧が立ち込めてきた。
「こんなに暗くては煙突を探すこともできない……」
サンタクロースは暗闇の中で出発することもできず困り果ててしまう。
その時、8頭のトナカイを一目見ようと集まっていたギャラリーの中に
赤い鼻がピカピカ光ったトナカイのルドルフを発見。
「これだ!」と思ったサンタクロースはルドルフに近づいていき 

 君はみんなとは違う。でも、だからすごいんだ。
 君のピカピカの赤鼻はみんなとは違うけれど
 暗い夜道を照らすことができる。
 だから役に立つんだよ!

その夜、先頭を走るルドルフの活躍によって
無事子どもたちにプレゼントが届けられ
一躍みんなの憧れの的に。
コンプレックスでしかなかった赤い鼻のお陰で
世界中の人気者になったルドルフ。
これ以降、9頭でソリをひくようになり
ルドルフは、今も先頭で世界中に夢を運ぶお手伝いをしている。

心があったか~くなるお話ですねぇ~
因みにこのお話を創作した人のエピソードも
上記のHPに紹介されているので
興味のある方は、読んでみてください。

クリスマス

2011年12月25日 15時53分26秒 | 日記
世間はクリスマス一色。
イルミネーションが美しい。
子どものいる家庭にとっては一大イベント♪
懐かしいなぁ~

今年もクリスマスどころじゃないスケジュール
昨日は、朝から晩まで稽古づくめの一日だった。

10:00~17:00まで、シアターWSの稽古。
今年の最後の稽古になるので、全員に参加して欲しかったが
一人風邪をひいてしまったようでお休み。
年明けから本番までの稽古は、僅か5日…
稽古終了時、個別に宿題を出した。
お正月休み中に課題をどこまでクリアして
稽古始めに来てくれるか…
参加者たちの頑張りに期待しよう!

終了後、準劇団員の稽古場に駆け付ける。
キッズたちに、ささやかなクリスマスプレゼントを贈呈。
一年間頑張ったご褒美♪

準劇団員の稽古は、発声の基礎の続き。
まだ横隔膜を自在に操るのは程遠い感じ。
体が記憶するまで、やり続けるしかない。
その後、一人台詞を3つ提示し
全員に同じ質問をして、回答を各自ノート記載してもらった。

………

質問を口頭で伝えたのが原因かもしれないが
肝心な質問の意図を正確に捉えている人が
少なかったのは残念だった。
私の質問の仕方が悪いのか
団員の理解力の問題なのか
質問に対する答え方を知らないのか…

準劇団員たちの思考の道筋が見えたのは収穫だった。

長野で演出家をしていくなら
演技指導もプロフェッショナルになる必要がある。
これは、本来演出家の仕事じゃないんだけど
プロの役者がいない土地で舞台を創るなら
避けては通れない仕事の一つなんだよね~