蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

2017年への祈りを込めて・・・

2016年12月31日 11時50分10秒 | 日記

今年一年の国内で起きた事件を振り返ってみる――

熊本地震

4月14日午後9時26分頃、熊本県熊本地方を震源とする

マグニチュード6.5「前震」が発生。

16日午前1時25分頃にはM7・3の「本震」が起き

いずれも最大で震度7を観測。

一連の地震活動で震度7を2回記録したのは観測史上初めて。

その後も震度6強などの強い地震が断続的に発生。

一連の地震による直接死は50人

避難所や車中泊などで体調を崩したことによる関連死は110人

6月の豪雨による二次災害死の5人と合わせ

犠牲者は計165人に上り、負傷者は2600人を超えた。

熊本県内で全半壊した住宅は約4万棟に上り

避難所には県民の約1割にあたる18万3882人が身を寄せた。

避難所閉鎖は、約7か月後の11月18日・・・

国の特別史跡に指定されている熊本城跡で石垣が崩落し

天守閣の瓦が落ちるなど甚大な被害が生じた・・・

 

実は…この地震が発生する直前に長男のお嫁さんの

お姉さん家族が熊本に転居したばかり・・・

亡くなられた方々の冥福を祈ると共に

被災した皆様の無事を祈る日々・・・

FBなどのSNSは非常に役立った。

熊本地方に住む皆さんからの情報を読み

離れていてもできそうなことを取り組んで・・・

熊本城の修復には20年かかるかもしれないという。

熊本県民の皆様の心の礎とも言える熊本城の完全復活を心から願う。 

 

●小池百合子氏が都知事に当選

元防衛相・小池百合子氏が政党の支援を受けず

無所属で立候補し大差で初当選。

女性初の都知事となった小池氏は

「都民ファースト」を掲げ、就任直後から改革に着手。

築地市場から豊洲市場への移転の延期を発表。

2020年東京五輪・パラリンピックの開催経費削減に取り組む。

この他、「残業削減マラソン」と「20:00完全退庁」を掲げたが

大きな壁が立ちふさがり遅々として進まず・・・


仕事も私生活も年齢や性別などによっても様々であり

多様性を認めることこそがワークライフバランスの基本。

まず、長時間労働をせざるを得ない仕事の在り方を見直し

時間内でやれるように仕事を組み立て直すことからはじめ

それを職員自身の手で自律的にやらせることが必要であると。


うむ・・・これは夢幻にも言えること。

劇団員たちは今、自律的に体制改善に向けて取り組んでいる。

私は見守りサポートしながら体制を整えていこうと思っている。

 

●リオ五輪 メダル41個獲得

8月5日から始まった第31回夏季五輪リオデジャネイロ大海で

日本は史上最多のメダル41個(金12、銀8、銅21)を獲得


アスリートの皆さんの人間力を目の当たりにして

自分も頑張ろう!と思った人も多かったのではなかろうか。

代表選手の皆さん、多くの感動をありがとう!


●天皇陛下 退位のご意向を示唆

天皇陛下は8月8日、国民に向けたビデオメッセージで

「高齢となった天皇の望ましい在り方」についての考えを発表された


日本の天皇制については、折々に考えているが

改めて考えるきっかけをいただいた。

天皇制の歴史は古く、日本人が誇るべき制度・・・

今後の動向を見守りたい。

 

●18歳選挙権施行

選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に

引き下げる改正公職選挙法が6月19日に施行された。

参政権の拡大は71年ぶり。

7月の参院選における投票率は18歳が51.28%

19歳が42.30%で、20歳代前半の33.21%より高かったが・・・


「18歳選挙権」の導入は、日本の選挙制度における

「第三の波」と言われている。


①第一の波:1925年 男子普通選挙権の導入。

 大正デモクラシーを背景とした「経済的な格差」を是正するもの

②第二の波:1945年 女性参政権の導入

 性差(ジェンダー)による格差を是正するもの

第三の波 2015年18歳選挙権成立/2016年実施

 年齢に基づく「世代による格差」を是正するもの


この「三つの波」は有権者個人の属性という

下記の「垂直的な格差」を是正するもの

 ①財産

 ②性別

 ③年齢


今回の是正は日本の民主主義の展開において

大きな意義があるとされている…


選挙権年齢を下げただけでは若年層の政治離れに歯止めはかからない。

若者に限らず国民の多くが、政治は生活に直結しているという認識がない。

政治に在り方=自分自身の利害を左右する

ということを、いかにすれば自覚できるのか。

私の周囲にも投票に行かない人が多く存在する。

たかが一票

されど一票

我が一票で政治が左右する・・・と思うようになるには

政治への関心を高める環境が必要なのではなかろうか。

義務教育の中に政治的視野を持てる教育を盛り込み

家庭においても日常的に政治の話題で盛り上がるような

そんな環境になれば良いのだが・・・

若年層よりも政治に無関心な大人に問題がある。

大人が関心を持っていれば、自ずと子供も興味を持つはず。

そういう大人を排出するためにも

義務教育からの取り組みが必要なのではないかと思うのだが・・・


そして師走も押し迫った12/22に糸魚川市で大規模火災が発生。

あれほどの大火にもかかわらず、命を落とした人はいなかった。

日頃からの防災に対する意識の高さが市民の命を救ったのだ。

防災意識の大切さを教えてくれた事件だった・・・

被災された方々は今も不安な日々を送ってらっしゃることだろう。

一日も早く日常の生活に戻れますように・・・

心からお見舞い申し上げます・・・

 

今年はオバマ大統領が現職の米大統領として

初めて被爆地の広島を訪問し

原爆死没者慰霊碑に献花を行い

「核兵器のない世界を目指す」という声明を発表。

更に、安倍首相が12月米ハワイを訪れ

オバマ米大統領とともに日本軍による真珠湾攻撃の犠牲者を慰霊

日本の首相が米大統領とともに真珠湾を訪れるのは初めて。

米軍の原爆投下から71年を経て

日米両国の首脳が並んで平和を誓い

和解と同盟関係の深化を象徴する場となった・・

 

青文字部分「YOMIURI ONLINE」より引用)

 

先日、ご支援をいただいているS会社様へ伺った時

あるドキュメンタリー映画をご紹介いただいた。

タイトルは・・・

 敵は拝んだ 撃たないでくれ!~ゼロ戦パイロットが生きた100年~

監督さんは須坂市在住の宮尾哲雄氏。

明年、長野相生座・ロキシーでの上演が決定したとのこと。

上映日 2017年7月29日~8月12日(1日2回上映)

上記期間中、戦争資料の展示なども行われるそうで

オープンエアで超ハードな時期だが

何とか時間を生み出して伺いたいと思っている。

監督さんは、戦争の記憶を映像で次世代に伝えようと

この映画を製作されたそうだ。

二度と愚かな戦争に足を踏み出すことがないよう

記憶を風化させてはならない。

私も戦争の記憶の風化は食い止めねばならないと思っている。

何らかの形でライフワークとして戦争体験者の言葉を伝える活動を・・・

と思っているのだが、今のところ実現できず・・・

劇団体制が波に乗ったら、必ずや活動を展開出来る日が訪れるはず。

密かに決意して、明年の活動に取り組んでいこう。

 

今年一年、本当に色々なことがありました。

1月に義父が他界したことは我が家にとって大きな出来事でした・・・

個人、地域、県、国家、世界・・・

それぞれのレベルで悲喜こもごも様々な出来事は

これからも続いていくでしょう。

だからこそ祈ります。

幸多き一年になりますように・・・

 

皆さま、晴れやかな新年をお迎えくださいm(_ _)m

 

明年もよろしくお願いいたします!!!


2016年 大晦日―

2016年12月31日 01時00分12秒 | 日記

気づけば大晦日…

2016年も残り23時間(汗)

今年は、例年以上に怒涛の一年でした。

アハハハ…

毎年、同じようなことを書いている気がする(笑)

けど、今年の夏は何をしていたのか記憶にないくらい

毎日が必死だった(汗)

劇団員始めオープンエアに関わってくださった皆様のご尽力で

大きな事故もなく好評のうちに幕を閉じることができました。

本番日も大雨と強風の影響が危ぶまれたけど

三光スタッフの皆さんが最善を尽くしてくださり

本当に助けていただきました。

改めまして心より御礼を申し上げます。

 

4-5月に上演した「演劇グループ21」さんとの合同公演にて

私は主演を演じさせていただきました。

自分が演出ではない舞台で主演を演じさせていただける

機会をいただけたことに深く感謝しています。

この舞台も史実に基づいた芝居で、明治初期に起きた

午札騒動という農民一揆の首謀者として斬首された

小平甚右衛門氏を描いた作品でした。

午札騒動に関わった人々の末裔の方々が住んでいる町で

この舞台を上演するということは大変勇気のいることです。

この作品を執筆・演出した村上さんは一方ならぬ強い思いを抱き

今回の舞台を創作しました。

上山田町で発足した実行委員会の皆様の

温かいご支援とご協力に支えていただきながら

皆様の思いに応えるべく、出演者全員が一丸となって精一杯取り組み

お陰様で好評のうちに幕を閉じることが出来ました。

劇団員のケンジ・まゆりん・さりあにとっては

私以外の人に演出を受けるという点で

非常に良い経験になったと思います。

演劇グループ21の皆さん、実行委員会の皆様

ご協力を賜りました皆様に心から感謝いたします。

 

この公演の合間のGWに長野市芸術館の企画

小池博史氏のワークショップ公演にスタッフとして参加。

劇団員のケンジとサリアは出演者として参加し

役者として階段を一段上がるきっかけをいただきました。

 

このWS公演が終わって、5月末の合同公演までの期間が

オープンエアの台本執筆の時間だったはずなんだけど

合同公演のことで頭がいっぱいで、筆が遅々として進まず…

 

5/29の公演を終えてから、一気に10数冊の本を読み

2週間で執筆するという荒業をやってのけた(汗)

その後、修正を加えながら、形にしていったわけだが

スタートが遅れた分、全てが遅れてしまった。

 

更に7/2に芸術館共済事業として児童劇「手のひらのオズ」を

上演させていただくことになり、その準備も平行して行って

劇団員はいつも前向きに頑張ってくれていたが

そうは言っても一日24時間しかないわけで

どんなに頑張っても時は止まってくれないわけで・・・

 

その合間にCMや他のお仕事も入り

大変有り難いことだと思いつつも

舞台の完成度を上げる時間を増やせないことが

この上ないストレスだったのかもしれない・・・

 

というのは・・・

 

必死に創作しているときはわからなかったけど

オープンエアを終えて、何も手がつかない状態が

3週間ぐらい続いたんだよね。

 

きっとカラッカラののしイカ状態だったんじゃないかと(汗)

 

あれほどカラカラに干からびたのは10年ぶりぐらいかな…

オープンエアを初めた頃は、毎年、カラカラ状態だったけど

ここ数年は、そこまで行かずに済んでいた。

 

 

これじゃアカン!

 

と思い、劇団員と今後の体制について数日間

これまでにないくらい長時間かけて話し合って

来年以降のオープエア体制を決めた。

 

机上の空論にならぬよう、しっかり機能するように

気を配りながら進めていこうと思っています。

 

その後、大きなお仕事のお声がけをいただき

明年はその結果が問われる一年となります。

目標に向かって着実に丁寧に、しかしながら

守りに入ることなくチャレンジ精神を忘れず

果敢に挑んでいきたいと思います。

 

皆様のご期待に応える感動の舞台を目指すと共に

大きく飛躍する一年になるよう活動領域を広げいく所存です。

 

今年一年、ご支援とご協力をいただきました皆様と

公演にご来場を賜りました皆様に、心より御礼申し上げます。

誠にありがとうございました。

 

そして、劇団員始め団員の皆さん

過酷な活動を支えてくれてありがとう。

一年間、本当にお疲れ様でした。

 

キッズクラス及び研修生のご家族の皆様の

ご協力に深く感謝申し上げます。

 

明年が皆様にとって、幸多き一年になりますように・・・

 

来年も変わらぬご支援ご協力を賜わりますよう

心よりお願い申し上げます。

 

皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいね(^^)

 

PS.研修生の風夏ちゃんが今日で退団することになりました。

 風夏ちゃんからのメッセージは、劇団連絡掲示板に掲載しますので

 よろしければご一読ください。

 風夏ちゃんは、入団前から私が演出する舞台に出演し

 長期に亘り、時にキャストとして、時にスタッフとして

 関わってきてくれました。

 暫く休団していて、ようやく復帰・・・と思った矢先の退団で

 残念でなりませんでしたが、彼女の目標は白衣の天使。

 学業と劇団活動の両立が厳しい・・・というのも納得。

 風夏ちゃんの夢が実現するよう、これからも見守っていきたいと思います。

 これまで風夏ちゃんをご支援をいただきました皆様

 誠にありがとうございました。

 ガンバレ、風夏ちゃん!!!


“ストレートタイガー”リニューアル中♪

2016年12月30日 21時51分54秒 | 日記

明年の稽古調整に苦戦(汗)

組み合わせたい演者同士の都合がつかなければ

どちらかを役からはずさねばならない。

うーむ…

うぅ…

ぐぐぐ…

えーいっ!!!

最後は力技(笑)

ようやくメインキャストが固まった。

 

並行して、登場人物も再検討中。

須坂市で直虎公の側近だった北村方義展が開催されている。

以下、「いきいきすざか」さんのHPから抜粋。


北村方義~堀直虎の側近として活躍した偉大な藩士の足跡~

 方義氏は、儒学家・書家として著名な亀田塾の門下生

 成績は抜群で塾生の講師を務めるほどだったそうです。

 直虎公は同門で学ぶ方義氏の後輩で方義を敬い慕っていたようです。

 方義氏は直虎公が藩主になった折に須坂藩校「立成館」の教授に任命され

 直虎公亡き後、須坂藩を支えた人物とのこと。

 

昨年の作品では方義氏は登場させなかったけれど

今回は直虎公をクローズアップさせる意味で

登場していただこうかと思案しているところ。

 

他の登場人物も再度洗い直して、より魅力的な人物として

登場できるように修正を加えていく。

 

年末年始返上はもとより覚悟・・・

ガンバりまっせ!!!

 

出演者の皆さん、完成を楽しみにしていてね(^^)


「Straight Tiger ~直虎~」に向けて

2016年12月28日 23時07分42秒 | 日記

「Straight Tiger ~直虎~」に向けて

いよいよ執筆作業に突入!

おっと、その前にキャスティングを決めねばなりませぬ。

一般公募型の芝居の場合、出演者の確定を待ち
確定人数分の役どころを作り出した上で
梗概を洗い直し台本執筆に入るというのが私のやり方。

今回は出演者数が多いため、それぞれの負担を減らし
できるだけ丁寧な稽古を繰り返して
クオリティの高い舞台を提出するのが目標。

出演者カルテ&欠席表とにらめっこしながら
主要キャストを決定していく。

この時、ポイントとなるのが稽古スケジュール。

同じシーンに出演するメンバーは
当然同じ稽古日となる。

みんな「いつでも参加します!」と言ってくれれば
こんなに悩むこともないのだろうけど・・・

毎回このスケジュール調整が一番苦労するところ。

しかし、ここさえ上手く調整できれば
舞台の成功確率がぐんと上がるのだ♪

今が一番最初の頑張りどころ(^^)

並行して、舞台図製作も開始。

昨年は野外での上演。
来春はホールでの上演。

機構が全く異なる。

野外の面白さは、ホールにはないけれど
ホールだからこそ出来る演出もある。

ホールを最大限活かした舞台を組みたい…

先日、舞台監督のT氏から舞台図案として
2案が届いた。

Tさん、ありがとうございました!

今、頂いた舞台図を叩き台として、揉んでいる最中♪

こういう時に大切なのが発想の転換!
頭の柔軟性とセンスが問われる。

対象はお客様♪

何を受け取っていただきたいか…
何を感じていただきたいか…
何を印象に残していただきたいか…
象徴的なオブジェをどこで登場させるか…

色は?
触感は?
形は?
大きさは?
高さは?

セットは据え付けなのか、可動式なのか。
可動式の舞台美術を効果的に使う場合
ソデや奥行きのスペースを考慮する必要がある。

バトンを使用するのか、しないのか。
バトンを使用した時、照明に支障はないのか。

演奏隊&声楽隊の位置はどこがベストか・・・

張り出し舞台はどの程度の大きさにするか・・・

…………

今、それらが脳内をぐるぐる駆け巡っているところ(笑)

明後日までにはホボ確定して、執筆に入らねばならない…

ここ一両日が勝負です!!!


糸魚川大規模火災

2016年12月27日 10時45分56秒 | 日記
前夜、忘年会で寝たのが遅かったこともあり
電話で目覚めた。

電話の相手は、元くるま座メンバーのRさん。

頭がぼーっとしていたため、最初は何のことやらわからず
話しているうちに、糸魚川の大規模火災のことだと気づいた。


被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます…


なぜRさんから糸魚川の火災の件で電話があったかというと・・・

実は・・・

アレは何年前だったか・・・

私が劇団くるま座に入団してから数年後・・・1990年代のこと

糸魚川市で「カチューシャの歌」という
音楽劇を上演させていただいたことがある。


「カチューシャの唄」知音都市交流の
一貫だったのかもしれないな…

【知音都市交流】
大正初期に一世を風靡した劇中歌である
「カチュ-シャの唄」のを縁に
糸魚川市(新潟県)・中野市(長野県)
・長野市(長野県)・浜田市(島根県)の
4都市において平成元年から行っている交流

当時の記憶が曖昧だ…

公演がどうだったのかも覚えていない。

辛うじて覚えているのは糸魚川の風景…

糸魚川の大火災をニュースで見て

 大変な火事だ…

と思ったが、糸魚川で上演した舞台に結びつかなかった。
それくらい、遠い記憶で・・・

Rちゃんは、糸魚川公演のことをよく覚えていて
糸魚川市で交流のあった方のことを心配していた。

彼女は、糸魚川へ遊びに行ったことがあるようで
公演後も、糸魚川の方と交流があったそうだ。

私が辛うじて繋がっているのは島根県の方・・・
今でも年賀状のやり取りをさせていただいているが
糸魚川の方とは全く交流なし。

Rちゃんから電話をもらわなければ
未だに糸魚川公演のことを思い出さなかったかも…

ありがとう、Rさんm(_ _)m

私が覚えているのは、海岸沿いの風景で
火災が起きた住宅密集地は全く記憶がない。

Rさん曰く

 当時お世話になった方のお店が
 火災のあった現場付近

と。

で、連絡を取ったみたところ、道一本隔て
ギリギリのところで火災を免れたそうだ。

………

思い出しもしないなんて…

薄情だな、私…

記憶の片隅から懸命に拾い集めてみる。

思い出したのは、N舞台さんと一緒だったことや
ホテルのロビーの風景、さっちゃんとクリストファーのこと
小学生だった我が子2人を同行させていただいたこと・・・

この「カチューシャの歌」は松城文化ホールでも上演し
その舞台はNHKでも放送されたので
よく覚えているはずなのだが・・・

しかも私は舞台監督の役で、出も多かったはず。

ネットで当時の情報が落ちていないか調べたけど
どこにも掲載されていないので
何年だったかも定かではなく・・・

けど、確実に糸魚川市の職員の方々や
当時の青年会議所の皆さまにはお世話になりました。
子供連れで公演に参加させていただけたこと
心から感謝しています。
その節は、誠にありがとうございました。

改めて糸魚川の火災について調べてみたところ
既にWikiに上がっていてビックリ!

糸魚川市大規模火災

糸魚川市大規模火災は、新潟県糸魚川市で
2016年12月22日昼前に発生してから
翌日の夕方の鎮火まで約30時間続き
災害救助法が適用された火災である。

この災害による焼損範囲は同市の大町と
本町の各一部の南北方向に大きく拡がり
建物の焼損面積が33,000m2(約一万坪)を超えて
消防庁が火災として定義する『大火』となった。

出火原因はラーメン屋さんの鍋の空焚き
強風による飛び火で大きく燃え広がった。

糸魚川市での延焼拡大の原因は
木造密集地域、強風、消防力の不足の3つ。

消防自動車の台数は僅か9台。
消防署員さんは必死に消火活動にあたったようだが
消しているそばから、別の場所に飛び火して
消火しきれなかったそうで(涙)

しかしながら、負傷者は若干出たものの
死者はゼロ。

糸魚川市の皆さんの防災意識が高く
各家に火災報知器が設置されていて
火災報知のかげで命拾いした方も

火災を防ぐには――

①火災を出さない
②すぐに消火
③燃えにくい家具を選ぶ
④焼け止まりの広幅員道路や公園
 不燃の防火建築帯などで防火帯を整備する

個人でできることは、火の始末
火災報知器と消火器の準備、初期消火の訓練。

これから冬本番、火災が起きやすい時期です。

私ね…

時々やかんの空焚きをする時があるんだよね(汗)

火事を起こさぬよう気をつけねば……