蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

小布施北斎ホールシアターWS 2回目‼

2021年06月13日 21時31分33秒 | 日記

今日は北斎ホールシアターワークショップの2回目❣

これから週末の土曜は辰野、日曜は小布施という
ハードなスケジュールが続く。

体調に気を付けて、全ての行程を滞りなく
終えることができるよう、配慮していこう!

13:30からワークショップ開始♪

今日も大勢集まってる~

客演の岩ちゃんとクボちゃんも参加してくれて
みんなに良き刺激を与えてくれました~

感謝❣

ウォーミングアップはウォーキング

今日はギャロップ+手拍子+発声(破裂音)を加えてみた。

これ、単純な動きのようだけど
異なる足と手の動きをしながら発声する一つのワーク。

これがスムーズにできると演技もしやすくなるのです~

その後は、いつもどおりのメニュー。

ストレッチ、筋トレ、発声、活舌。

先週行ったスローモーションをもう一度やってみた。
若干バージョンを変えて💛

みんなの感想は

 ゆっくり歩くというのが大変💦

と言う声が多かった。

だよねー

重力に逆らいながら、ゆっくり足を運ぶのは至難の技。

私の演出には時々スローが入るので
少しずつ慣れていってもらおう。

コツは体重移動。

日常意識していない自分の身体と向き合う良い機会♪

身体は自分のために一生懸命働いてくれているんだよねー
身体と対話しながら、感謝しながら
取り組んでくれると嬉しいなー

最後は、先週時間不足で出来なかったエチュード!

エチュードとは即興劇のこと。

即興で芝居をつくるポイントは5W1Hを明確にすること。

5W1Hは「ほうれんそう」にも役立つので
即興劇を作ると日常にも役立つ
つまり一石二鳥♪

5W1Hは下記の英単語の頭文字

When:いつ
Where:どこで
Who:だれが
What:何を
Why:なぜ
How:どのように

因みに「ほうれんそう」とは

 報告・連絡・相談

の短縮系で、会社では大切とされること。

けど、案外できない人が多いんだよね。

最近は「かくれんぼう」のほうが良いという意見もある。

 確認・連絡・報告

「確認」と「相談」の違いだね。

「確認」が報告にならず
目上の人の意見に耳を傾けることができるなら
後者のほうが良いかもしれない。

相談せずに暴走されるのは困るけど
何かって言うと相談ばかりで
指示待ち人間ばかりが育っても困る。

どちらにしても・・・

5W1Hを明確にして情報を整理すると
自分も話し易いし
聞き手も理解しやすいから
普段から習慣づけてみてはいかが?

私がワークショップで行うエチュードは何種類かあるけど
最初は元ネタがあったほうが発想しやすいので
詩を使うことが多い。

詩を読んで、上記の5W1Hを想像すると
簡単にエチュードをつくることが出来る。


非日常の空間を想像しやすい詩・・・
ということで、色々考えたけど
結局いつも使っている宮沢賢治氏の
「風の又三郎」の冒頭部分を使うことに。

芝居なら、人間じゃないものにも変身できる♪
そこが芝居の面白さの一つ♪♪


参加者数が多いので、4チームに分かれて
グループで話し合い、チーム発表を行った。

これまで何度も「風の又三郎」の即興劇をつくってきたけど
一つとして同じものになったことがない。

今回も各チームとも個性的で
どのチームも面白かった。

残念だったのは、マスクをしているせいか
声がよく聞き取れなかったこと。

早くマスクから解放される日が来てほしいな・・・

北斎ホールシアターの本番は9月25、26日

去年は全員が透明マスクを着用して本番を行った。

さて、今年はどうなるか・・・

コロナ禍の終息はいつになるのだろう・・・



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