蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

新☆キッズ入団♪

2012年04月08日 03時17分06秒 | 日記
今日は研修生の稽古日。
あ、正確には昨日、ですが。。

今月からキッズ5人のうち3人が青年クラスに移動。
残るキッズは2人…
やる気のある2人だから
例え2人きりでも、教え甲斐はあるが
もう少し人数がいたほうが楽しいよね…

と思っていたところ、一昨日
キッズクラスへの入団希望者が現れ
今日の稽古に3姉妹で参加。

お姉ちゃんのAyaちゃんは、4年生で
長女らしくしっかり者の雰囲気。
妹のAmiちゃんは、ちょっぴり恥ずかしがり屋さん。

基礎訓練後、ボールのキャッチボールで少し遊んで
歌を歌いながら身体表現をして
最後に、今週の出来事の発表を行った。

初参加にもかかわらず、知らない人たちの前で
きちんと順序立てて話せたAyaちゃんは
体も柔らかいし、これからが楽しみです。

きっとAmiちゃんも、徐々に慣れていくことでしょう。

面白かったのは、三女のAiちゃん2歳。
ストレッチしているキッズたちの間にしゃがみこみ
時々座る形を変えている。

  うん?もしや…

どうやら、ストレッチや筋トレの
真似をしているらしいということに気付いた。
同じタイミングで気付いたらしいケンタロウ君が
ちょっぴりサポートしてあげると

  うんうん!見える見える!
  ストレッチをしているように見える!

思わず笑いがこぼれる。
キッズは5歳以上だから入団は出来ないけど
小さいうちから、このような環境に身を置くのも
情操教育的に良いかもしれないね。

稽古終了後、Ayaちゃんに

  どうだった?

と聞いたら

  楽しかった!

と、はにかみながら応えてくれた。

キッズの先輩ユウキ君とハルカちゃんも
仲間が増えて嬉しい様子。
2人は、新☆キッズより学年も上なので
先輩としての自覚を持てるようにもなるし
このタイミングで、新☆キッズが入団してくれて良かった。

キッズ終了後、青年クラスの稽古。
キッズから青年に移動した2人は、若干緊張気味だったが
基礎訓練も先輩に負けじと頑張っている様子。

キッズと青年の稽古内容は
レベル的にかなり開きがあるが
やる気のあるメンバーなので
近いうちに追いついて来るだろう。

基礎訓練後、外郎売を稽古して来たと
申し出た人のチェック後
新メンバーのために、ケンジ君が
外郎売の見本を見せる。

唖然としている感じの新メンバーに

  まずは覚えてね。
  覚えないと出来ないから。
  例え1回でも毎日やり続ければ
  1ヵ月で覚えられるよ。

更にケンタロウ君から

  今月中に必ず覚えること、いいね?

と、厳しい檄が飛ぶと

  はいっ!

という元気な返事が返ってきた。

気持ちいいね、こういう感じ♪

続いて、昨日の日記に記した「はい」(返事)の話を少し。

その後、キッズの稽古にはない「すり足」の練習をした。

  きつーいっ!

と、叫ぶ2人に

  きついから稽古するの。

と言い、容赦しない私と劇団員たち。

最後は、エチュード。
今日のお題は、「ことわざ」からセレクト。
誰でも聞いたことがあるだろう思って
セレクトしたにもかかわらず
知らない20歳の団員がいて、びっくり!
意味をきちんと理解している人が
殆どいなかったのにも、びっくり!

自分の国の言葉を知らなさ過ぎる。。

うーん…
英語塾に通わす親はいても
日本語塾に通わす親はいないもんね。

小学校での必修科目に入ったのが
ヒップホップというのも驚きだったし。
昔は、民謡とフォークダンスと創作ダンスだった。

そりゃね
これからの時代、英語は大切だと思うよ。
体でリズムを取るという意味では
ヒップホップだって悪いわけじゃない。

けど、自分の国の言葉や文化にも
もう少し関心を持ってもらいたい…

と、私は思います。


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2 コメント

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Unknown (Natsuko)
2012-04-10 06:23:03
私は子供に英語を教えていますが、本当に教えたいことは、コミュニケーション力です。

人と人とが繋がる上で、一番必要なのは、英語だとか、何語とか関係無く、相手と通じあいたいという気持ちだと思っています。
だから、たとえ英語が出来たとしても、教室に入ってきてハローとか挨拶しない生徒にはしつこく言い続けますよ。
英語を教える以前に、立派な大人になってほしいと願っているので...
伝えたいことがあるなら日本語でも構わないから、まず言葉や表情、態度に表すように繰り返し教えています。
親が何気に教えてないこと、多いですね
返信する
Natsukoさんへ (yuria)
2012-04-10 13:39:51
コメントをありがとうございます。

コミュニケーション力って大切ですよね。
挨拶と返事は基本中の基本です。

英語を話せることで異なる文化圏の皆さんとの交流が
スムーズにできるようになる確率がUPしますが
根本的なコミュニケーション力が不足していると厳しいと私も思います。

何と言うか…
異文化コミュニケーションを円滑に行うには
まず母国の文化を知る必要があるのではないかと。
日本人ならば、日本語の美しさや日本の国の特徴を知ることが
異文化への理解を深めることになると思うのです。

違いを知り、理解をする。

これは、自国民同士にも言えることですが。

それから…
親が挨拶を教えていないとしたら問題ですが
仮に教えていたとしても、気持ちの良い挨拶ができるようになるには
それなりの機会が必要なのかもしれません。

なぜ挨拶が必要なのか
どんな挨拶をすると相手が気持いいのか

子どもたちは、家族以外の大人と交流する中で
そんなことも学んでしくのかもしれないと思いました。

Ntsukoさんは、子どもたちに良い影響を与えられる先生なのでしょうね♪
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