蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

#演劇は生きる力 #演劇緊急支援

2020年05月20日 23時29分07秒 | 日記

母の手術が無事終わったことを確認してから
怒涛の如くお願いメールを送り始めた。

それは

「演劇は生きる力です。演劇緊急支援プロジェクト」への
署名ご協力のお願いです。

もしこのBlogを読んで

 協力してもいいよー

と言う方は、ぜひお願いします!

実は今日の午後、日本演出者協会の和田喜夫先生から
「演劇緊急支援プロジェクト」への協力要請の
お電話をいただきました。
 
和田先生は、夢幻工房の旗揚げから10年間
台本添削並びに舞台の監修をしていただきながら
市民劇製作のご指導をいただき、大変御恩がある方です。
 
夢幻工房の今年度の事業が複数中止となっていますが
演劇界においては、特に全国の学校に児童劇で巡回公演している劇団は
全ての公演が中止となり非常に逼迫した状況のようです。
 
児童演劇界だけでなく、演劇を生業としている舞台人は
皆さんがお仕事や学校に行っている時間に
役者業や舞台製作業に勤しみ
クオリティの高い舞台芸術を提供しています。
 
ヨーロッパやアメリカでは、小学校教育のひとつに演劇があり
演劇は音楽と美術と並ぶ教科なのです。

そのため欧州や米国の人々は
演劇は人間にとって必要不可欠だという認識を持っています。

しかし、残念ながら日本は未だそのような環境に至らず
演劇に対する理解が低い我が国では
この署名運動も今一つ広がっていかな状況のようです。
 
私自身は随分以前に個人として署名しました。

劇作家協会、演出者協会からこのプロジェクトの
協力要請メールが届いていましたので、本来であれば
私自身も皆さまに協力をお願いすべき立場であると思いつつも
これまで躊躇して情報を拡散をできずにいました。
 
それは・・・
 
コロナ禍により全国民が大変な状況の今
演劇に特化した緊急支援をご依頼するのは
適切なのだろうかと悩んだからです。
もっと大変な人たちがいる、と思ったからです。
更に、演劇=私、私に支援をお願いします!ということになる?
という、何とも自意識過剰な精神状態に陥り
声を出すことが憚られ・・・

なので、FBにて一度シェアをしただけで、あとは沈黙していたのでした。
 
しかしながら、和田先生とお話して
演劇に対する理解が足りない国だからこそ
この署名には意味があると思い改めました。
 
演劇を愛する方、楽しいと思われる方
必要だと思われる方には、是非とも
署名へのご協力をお願いしたいと思っています。
 
下記の趣旨にご賛同いただけるようでしたら
大変お手数ですが、表記のサイトにて
ご署名へのご協力をお願いできますでしょうか。
 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「演劇は生きる力です。演劇緊急支援プロジェクト」へのご署名のお願い
https://www.change.org/p/%E6%94%BF%E5%BA%9C-%E6%BC%94%E5%8A…

●趣旨
新型コロナウイルスの影響で、今、演劇は「未曾有の危機」を迎えています。人が集まることで生まれる芸術でありエンターテイメントである演劇の上演は、政府の自粛要請による劇場の閉鎖や、断腸の思いによる自粛で、中止へと追い込まれています。中止による様々な団体、及び個人の経済的損失は大きく、また全国で多くの鑑賞の機会が失われました。
私たちは、下記のように国、及び地方自治体、民間の企業の皆様に向けて、演劇団体、演劇に関わる全ての人たちへの緊急支援をお願いする要望をまとめ、提出いたします。
この趣旨に演劇人、演劇を愛する全ての人に賛同いただき、その意思を全国に伝えていきたく思います。みなさまの積極的なお力添え、なによりまわりの方々へのお声がけをお願い申し上げます。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
 
締め切りギリギリの投稿でごめんなさい💦

皆さまのご支援ご協力を心よりお願いします!


尚、このサイトでは署名のみを集めています。

ご賛同の際、寄付の案内が表示されますが
これは発信者への寄付ではなく
change.org」の保守管理
運営などに充てられるものです。

誤ってご寄付をしていただいた方が
いらっしゃいましたら
大変申し訳ありません💦

何卒お間違いなきようにお願いします💦

 

PS.前回の署名は個人だったので
 改めて劇団代表として署名しました。



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