蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

下を見るな、上を見ろ・・・「星のない町 ぼくの町」上演に向けて

2022年01月31日 17時58分54秒 | 日記
先週木曜日から「まん防」が実施となり
1/28から公民館が休館💦
 
この時点で、公民館を稽古場としてお借りしている夢幻は
本公演を中止せざるを得ない状況💦
 
 出演者の間で感染が広がる可能性がないと言えるのか?
 それにコロナ禍で動員もどうなるかわからない情勢・・・
 中止にしたほうが傷は浅いかも・・・
 これにてジ・エンド??・・・
 
そんな思いが脳裏を過ったけど
 
 いや、待て!
 これまで稽古場での感染は一度も確認されていないし
 中止の決定はいつでもできる。
 まずやるべきことは、可能な道を探すこと。
 本当に他の道はないのだろうか・・・
 
と考えた末、倉庫を所有されている支援者の方に
公民館が休館の間、倉庫を稽古場として
お借りできないかご相談してみたところ
ご快諾いただけて・・・😢
 
本当に有難いことです。
 
そもそも今回の劇団本公演は
「コロナ禍で沈んだ皆さんに元気になっていただきたい❣
という願いから生まれた企画。
 
小さなお子さんから高齢者まで
大勢の方に楽しんで感動いただける作品がいいなーと思って
どんな作品が良いか悩んでいる時
「えんとつ町のプペル」のミュージックビデを見て
「これだ!」と直感的に思い
原作者の西野亮廣さんの事務所にご相談して
原案としての使用許可をいただき
創作することになった経緯がある。

 
 
道があるならば、例えそれが険しい道だとしても
最後まで諦めずに、歩んでみよう。
その先に光があると信じて・・・
 
まさに‼
これは、「星のない町 ぼく町」の下敷きである
「えんとつ町のプペル」のテーマと同義‼
 
映画「えんとつ町のプペル」の中で
主人公ルビッチの父・ブルーノが言うー
 
「下を見るから揺れるんだ。上を見ろ!」
「黒い煙のその先に、お前が光を信じたのなら、行動しろ。
 思いしれ。常識に屈するな。信じ抜くんだ、たとえ一人になっても
 
このブルーノの言葉、コロナを黒い煙と思えば
状況は全く同じ。
 
例え一人になっても光を信じて行動し
信じ抜いた先には、必ず仲間が現れる・・・
 
私は有難いことに一人っきりになったことがない・・・
 
同じ目標を掲げ、それに向かう仲間がいる。
なんと恵まれた人生・・・😢
 
先週金曜日から、倉庫での稽古をスタート。
 
暖房器具がない倉庫なので
体育館にあるようなブルーヒーターを
レンタルしようかな?と思って探したが
とても高価で、こんなに支払うくらいなら
新しいストーブを買ったほうが良いんじゃないかと・・・
 
で、自分のためにストーブを買おうと思い始めた時
夢幻関係者3名の方からストーブやヒーター
数台を貸してくださるという有難いお申し出が❣
 
本当にありがとうございます‼
 
お蔭様で、週末の稽古は問題なくクリア。
 
ただ空間の広さに対して出演者数が多過ぎるため
大勢が集う通し稽古は厳しいかな・・・
 
次の課題は通し稽古用に会場探し・・・か・・・
 
昨日も長野市内の感染者数は増加し
厳しい情勢に変わりはないけど
夢幻関係者の意識は高く
お互いに感染予防に気を配りながら
何としても公演を成功させたいとの思いが
日々強さを増している感じ。
 
万が一、公演間際に感染者が確認されれば当然中止・・・
 
一種の「賭け」のような状況だけど
それでも歩みを止めない私たちを
心から応援してくださる方がいてくださる。
衣装・道具類の製作に携わってくだる方も大勢いて
涙がこぼれる・・・😢
 
ご期待に応えるのが私の任務であり
お客様に笑顔と感動をお届けするのが夢幻の使命・・・
 
キャスト&スタッフ一同、一致団結して
感染対策を強化しながら
上演に向けて最善を尽くしてまいります‼
 
こんな状況下ですが、チケットは売れ始めていて
お陰様でSS席の中央ブロックはあと数枚で完売とのこと。
 
良いお席をご希望の方は、お早めにチケットをご予約ください。
公演情報ページ:http://g-mugen.main.jp/works.html
 
皆さま、温かい応援を何卒よろしくお願いいたします‼
 
3/5-6、メセナホールでお会いできますように・・・


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