蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

小学校にて演劇WS♪

2017年02月03日 14時10分07秒 | 日記

先日、地元の小学校からご依頼があり
2年生のお友だち向けの演劇ワークショップを行った。

時間は僅か30分!

ご依頼を頂いた時

 30分の内容では効果は期待できませんよ。 

と先生にお伝えしたところ

 触りだけでも良いのでお願いします。

と。

前回、菅平の中学校にて45分のWSを行った時は
時間が不足して伝えたいことが伝えきれなかった。

今回は、それよりも短時間でしかも相手は小2・・・

悩んだ末 

 体を動かすって楽しいな♪
 大きな声を出すって楽しいな♪
 演じるって楽しいな♪ 

と、短時間でも思ってもらえる内容を考案。

ほぼ“ごっこ遊び”だけどね~

ワークショップの日は、ケンジと2人で参加。
地域の人々が児童の皆さんに自分の特技を教えようと
大勢集っていて大賑わい(^^)

 凄い人数!
 素敵な取り組みだな~

この日は「ちいきの方から学ぶ日」

地域の人々との交流を通じて
子どもたちの視野が広がる可能性を感じた。

その中の一人として、イザWS会場へ♪

一回30分✕2回を行う。
一回につき7~8人の少人数。
人数が少ないため、短時間でも一人ずつ
見てあげる事ができたのも良かったのかもしれない。

みんなとっても楽しそうだった。

記者さんやケーブルテレビさんの取材を受けたり
休憩時間に先生と思わしき方に声をかけられたり…

少しは演劇の面白さを伝えられたかな~

最後にまとめの会に出席。

突然その場で

 講師代表で挨拶していただけませんか?

と頼まれ挨拶をさせていただいた。

二日後、ご担当の先生から御礼のメールが届いた。

先生は、私やケンジの演技を間近で見て
ゾクゾクされたそうです(^^) 

子どもさんたちも、すごくこの講座に感激したとか(^^) 

クラスで一番おとなしい女の子が
今回この演劇の講座に参加したいといって
参加したそうなのですが、先生は
この子が演劇講座を希望したこと自体に驚かれたそうです。
普段の彼女からは想像できないことだったから… 

その子はコツコツやることはとっても得意で文章も得意
けど、声を出すこと、表現をすることについては苦手…

その子が演劇講座を受講して
「もっとやってみたい」
という感想文を書いてくれたようで
先生は衝撃を受けたそうです。

先生は

 「プロに触れる」しかも、小さい時に
 プロに触れるということが
 子どもたちにこれからどんなに影響を
 与えていくことになるのか、ワクワクしました。

と。

僅か30分ではあったけど、おとなしい一人の女の子に
表現の楽しさを知ってもらうことが出来て良かった(^^)
やった甲斐がありました!

先生、お声がけをいただき、ありがとうございましたm(_ _)m

この他にも放課後児童クラブ等からお声がけをいただき
児童向けの演劇ワークショップをやらせていただいているが
毎回みんな楽しそうに取り組んでくれている。

やっぱりあるよね、演劇の可能性(^^)

学校教育に演劇を取り入れていただきたくて
これまでも長野県や長野市に働き掛けてきたが
なかなか実現には至らず・・・

教育現場にいる先生方からのアクションが増えれば
トップの考え方も変わるかもしれないね。

希望を抱きながら、これからも機会をみつけて
教育現場にも足を運ぼうと思います(^^)



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