蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

王家の稽古☆

2010年06月15日 23時11分36秒 | 日記
今日は、王家の稽古。

白王の娘『華蓮』姫とその友人『耶恵』
そして、第一部「カオス」に登場した『乙葉』のシーン。

「カオス」から二十年を経て、第二部「スパイラル」の幕が開く。

王家の女性陣に要求されるのは“品”だ。
“品”があれば、育ちが良く見えるし
“品”がないと、育ちが悪く見える。
内面からにじみ出る“品”と所作でみせる“品”
役者の記憶に、この“品”のイメージがあるか否かが
こういう役を演じる上において重要になる。

ま、どんな役でも同じか…

いろんなイメージのインプット
次に、そのイメージを体に移す訓練
みんなどれくらい実践してるんだろうなぁ~

所作だって、習得してあればすぐに出来る。
日常の見えないところでの努力が花開く瞬間を
みんなにも体験してもらいたいなぁ~

もっちゃんだって、昔は普通に歩くこともままならず
大声で笑うのも苦手だったっけ。
けど、今はしっかり習得しているもんね。
もっちゃんの現在の姿は、努力し続ければ
必ず出来るようになる見本
あ、そうそう!
KANOUさんは、日舞で美しい姿勢や所作を身に付けたとか。
私も、日舞やバレエの稽古を積む中で
体の癖を直すことが出来たんだと思います。
良いところは、ぜひ真似してもらいたいものですね

通常総会☆

2010年06月15日 14時26分27秒 | 日記
昨夜は、毎年一回行う通常理事会・通常総会だった。

いやぁ~法人の大変さ、ですねぇ~
どんなに忙しくても、やらなければいけないことがあるわあるわ…
劇団員諸君、ご苦労さまです。

18:00からの通常理事会では
総会で上程する案件の検討。

法人化して間もない私たちをしっかり支えて下さっているのは
経営に卓越した外部理事のW氏とT氏
有能で誠実な会計・税理士のY氏
未熟な私たちにとって、心強いお三方です。

理事会は30分程度で終了し
それから総会が始まるまでの時間
今後の劇団運営について
皆さんのご意見を伺った。
有難いご指摘・ご意見の数々…
真摯に受け止め、実践していきたいと思います

19:00に正会員のKさんとA君が合流して総会開始。
特に問題はなく、短時間で終了。

その後、場所を移動して会食。
私は久しぶりにビールを飲み
美味しいお料理に舌鼓を打ちながら
皆さんとの対話を楽しんだ。

楽しい時間を過ごしながらも
気になっていたのはワールドカップ
昨夜は、日本対カメルーン戦

で、帰宅直後、次男に

  どう?試合はどんな感じ?

と聞いたところ

  うーん…

と浮かない顔。

  えーっ!負けてるの?!

と慌ててテレビを見ると、1-0で日本がリード中。

  勝ってるじゃないっ!

と怒る私を見て、次男は大笑いしながら

  ダメか…と思って見たほうが、喜びが大きいでしょ。

だって

それからテレビに釘付け。
終盤ハラハラする場面が何度もあったけど

  川田クン、すごいっ

と叫んだり

  あーっやばいっ
  ふぅ…良かった…

と安堵したりを繰り返しながら
試合終了のホイッスルが鳴るのを
今か今かと待ち続け…

  やったーっ

勝った勝ちました
歴史に残る勝利の瞬間―
いやぁ~テンションが上がったなぁ~

全員で勝ち取った勝利…そんな試合でしたね。

試合後の両チームの談話でわかったのは
日本が勝利できたのはチームワークとモチベーションの高さ。
カメルーンの選手は、ナーバスになっていたらしく
チーム内でも対立があったようで…

芝居に通じるものがあるよね。

と思っていたときに、芝居仲間のAさんからメールが
そこには、W杯勝利の喜びと
岡田監督&野田秀樹氏の対談についてが記載されていた。

  演劇とサッカーは似ている
  スペースの使い方や選手同士の感じ方
  相手との駆け引きに通じるところがある

と。

確かにそうですね。
空間感覚、パスの出し方、カットの仕方、呼吸…
そしてチームワーク、モチベーション…
どれをとっても相通じるものがある…

みんなのモチベーションが上がるように
みんなが一つのチームになれるように
配慮しながら導いていくのが私の役割

週末は対オランダ戦ですね。
強敵だけど、全員サッカーで良い試合を見せて欲しいです


芝居etc…

2010年06月13日 23時45分02秒 | 日記
今日は、Tさんに誘われて2本の芝居を観劇。

ほぼ毎日稽古が入っているため
時間を作るには稽古を休むしかない。
で、今日は劇団員にお願いして
カン太の稽古を休ませてもらった。

1本目の会場は、善光寺下にある「日和カフェ」
天井が高く、落ち着いた雰囲気で
ステージになった場所は、床がくすんだ赤
小さなスポットに照らされているのは
高さのあるテーブルと足の長い椅子が二つ
テーブルの上には小さな花瓶と赤い小花…

普段はシャッターがしまり隠れている空間のようだ。

静かな芝居…というジャンルになるのかな?
日常を切り取った芝居という感じだった。
時々、役者が発する一風変わった詩的表現の台詞…
好みが分かれるところかもしれないが
私は嫌ではなかった。

出来ることなら、役者陣の動きが
もっと自然だと良かったかなぁ…

舞台で自然に動くのって非常に難しい。
これが出来るようになったら一人前、かも。

2本目の会場は、ネオンホール。
前回、ここに来たのは確か昨年の夏頃?

現在、東京・関東で演劇活動をしている若者たちが
久しぶりに長野に集合して舞台を上演。
今回は、演出をやっているH氏が出演すると聞き

  ぜひ観てみたい!

と思い会場に足を運んだ…

作品は鴻上尚史さんの「リレイヤー」
内容が内容なだけに、少々胸が痛くなり…
みんな色々な思いを抱いて
それでも演劇を続けている…んだろうな…
などと、勝手な妄想?が膨らんで…

長野市内で上演された2本の芝居は
全く趣の異なるものだった。
夢幻の芝居も、また異質のものであり
多様な芝居が上演されていることを考えると
長野の演劇界も捨てたもんじゃないか…
そして、全体のレベルがもっと上がっていけば
観客の人数も増えていくだろう。

コアな観客が喜んで観に行く芝居
老若男女みんなが楽しめ、多くの観客が足を運ぶ芝居

今日、感激した芝居は前者、かな?
私は、どちらも好きだし、どちらもやってみたい。
気が多いんだよねぇ~

思いっきりマニアックな芝居もやってみたいけど
夢幻の路線は、どちらかというと後者。

「百々眼~カオス~」は、前者の要素を入れつつも
後者を目指した舞台である。

が、続編である「百々眼~スパイラル~」が目指すのは
完全なるエンターテイメント。

同じテーマの二つの作品を
全く異なる演出手法と台本で上演するわけだ。
ある意味、恐い…
けど、ある意味、楽しい…
相反する感情に揺さぶられながら
創作していくのも、また楽し

夜のMAは、参加者が舞台に出演するメンバーだったこともあり
発声を徹底的にやってみた。
横隔膜を下げる、という技術を身につけると
役者として格段に上達する。

技術なんて関係ない、という人もいるが
私はそうは思わない。
お客様にきちんと届く声、活舌
自在に動く身体、どれも役者には欠かせないスキル。
それが舞台に上がることが許される最低条件。

もちろん技術だけじゃ、人を感動させることはできない。
役者の心が震えなければ、観客に伝播するわけもなく…

いやぁ~役者って大変だわ~~

チラシ入稿完了!

2010年06月11日 23時10分54秒 | 日記
ふぅ…

チラシ入稿、何とか間に合いました!

今日、データを入稿できれば、来週末に配布できる…
と思い、先週末、台本第一稿があがってから
ずっとチラシ製作に時間を費やし…

今年のオープンエアシアターは10回目の記念公演!

  ロゴを作成しよう!

と思っていたのに、本公演が終わってからは
台本執筆に追われ、すっかりロゴ作成の件を忘れてしまって…

チラシの構想が決まってからロゴのことを思い出し
アレコレ悩みながらも一晩で作成。
本来、デザイナーに依頼するところだけど

  予算もないし、時間もない。
  なら自分で作っちゃえ!

と思うあたりが、恐いもの知らず(?!)

で、記念Tシャツも製作することになりました!
関係者の皆さん、楽しみにしていて下さいね♪

そんなこんなで、午後何とか入稿作業を終え
印刷所から夕方OKの連絡を頂いて、ホッ!

18:00に声楽隊メンバーに名乗りを上げて下さったSさんと
作曲家のMoriさんが稽古場にいらしてくれることになっていた。

今回の舞台のテーマ曲は、男性の歌声が絶対に欲しい…
と、思っていたんだけど、なかなか男性の歌い手が見つからず
ようやくN先生のご紹介で、Sさんが出演して下さることになった。

稽古場で、Sさんにイタリアの歌曲を歌って頂いた。

  うぉ~~!
  すてきな歌声~~!

本当に惚れ惚れするような歌声だった。

これで男性パートに二人(もう一人はMoriさん)入って下さることになり
ますますオープンエアが楽しみになってきた。

来週は、十七絃奏者のクミちゃんと笛奏者のGotouさんのところへ
Moriさんと伺うことになっている。

Moriさんが、彼らの楽器の音色を聞いてどんな触発を受けて下さるか
これも、楽しみでして…

みんなが互いに触発し合うことが出来れば
よりグレードの高い舞台を創造できるだろう


さて、あとは明日までに舞台図製作だ!
それと、ダンスの振り付け!

よしっ

嬉しい♪

2010年06月08日 11時31分10秒 | 日記
Sミズ.Sさんから、「ユタと不思議な仲間たち」のDVDを
お貸し下さるとメールを頂きました

ありがとうございます

嬉しいですねぇ~
ブログを読んで、ご連絡を下さる方がいてくれるなんて
本当に嬉しいことです

あり得ない出来事が起きて、どんなに気分が沈んでも
嬉しい出来事があると、気分が浮上してくる…

人間の感情って、一刻一刻変化するものなのだなぁとつくづく実感(゜ー゜)(。_。)(゜-゜)(。_。)ウンウン

気分は浮上しても、おかしいものはおかしいとやはり思いますけどね。

まあ、生きていればいろんなことがあるものですから
一時の感情に支配されて判断するのは愚かな人間でしょう。

が、それも度重なれば・・・

う~む…


さて
チラシ製作、頑張らねば