RATで奏でる日々。

何気ない毎日を紡ぐものがたり。

四つ葉のクローバー。

2018-10-08 10:55:58 | わたくしごと。
自分が保育所の頃、保育所の所庭の登り棒の下がクローバー畑だった。

私はそのクローバー畑で、いつも四葉のクローバーを探していた。

なんで探していたのかはよく覚えていない。

見つけた時誰かが喜んでくれたからなのか、誰かにあげたかったからなのか…わからないけど探していた。

探していた、というより、見つけるのがうまかったという方が正しいのかな。

1つを見つけるのに必死だったわけではなく、1日1つくらい見つけていた。
その中の1つを、保育所の先生が押し花にしてくれたのがすごくすごく嬉しかったことを覚えている。

前にヒプノセラピーをした時に、四葉のクローバーを探している幼い私に出会った。

どうして探していたのか、誰にあげたいのか、
聞いたけど、答えてもらえなかった。

そのあと、長男と一緒に四葉のクローバーを探しに公園に行った。
その時に見つけたのは四つ葉ではなく五つ葉で、しかも2つ…!!
あまりにも綺麗だったので、押し花にして父と母に財布に入れてねとプレゼントした。
(五つ葉のクローバーは金運らしいので)

それから何度かその公園に行くと長男は私と探したことを覚えていて、クローバーを気にして見ている。

私はヒプノセラピーをした時に出てきた「四葉のクローバーを探す幼い私」のことが気になっていた。

つい先日、久しぶりに長男次男とその公園に行った。
長男はクローバー畑を見つけて、しゃがんで探し始めた。

私も一緒に見ていたら、なんと六つ葉を発見!
そのあと、四つ葉を3つ発見。

ちょうど次の日に長男の幼稚園の先生が転勤で退職されることがあって「先生にあげる!!」とのこと。
押し花にしてカードにして裏にお手紙書きました。

そして、残りの2つは仲良しのお友だちにあげたい!!というので、6つ葉も合わせて3枚のカードを作りました。

出来上がったカードを見て喜ぶ長男。
○○ちゃんと○○ちゃんにあげるんだぁ!!とウキウキしてる長男。

そんな長男の姿を見て、あの幼い私が薄っすらと重なった。

私もこうやって
探すことを楽しんで、
誰かにあげたいとウキウキして、
あげた時の相手の喜ぶ顔を想像して、
にこにこ笑っていたのかもしれない。

それが叶わなかったのか、叶ったのか。
私はよく覚えていない。

でも長男の姿が、すごくかわいくて愛らしくて。
幼い私の思いをそっと覗いているような、わかってあげられたようなそんな気持ちになりました。


また一つ、自分を救ってあげられたような気がして、心が温かく晴れやかになった気分。

少しずつ自分を助けてあげられたらいいなと思っているところです。
コメント (2)