ロシア政府機関
#ザハロワ: ロシアと米国は、核超大国として、全人類の利益のために
平和的共存の形態を見つけなければならない。
問題は、ワシントンがどれだけ早く新しい地政学的現実と折り合いをつけ、
覇権主義を捨てられるかである。(機械訳)
ITPとは、特発性血小板減少性紫斑病という病気です。
小児はウイルス感染後などに起こります。
血小板が減少すると出血傾向が出るため、普通は安静入院して、
ガンマグロブリン (血液製剤) やステロイド剤の内服などをして
血小板を増やす治療をします。
自然経過で治っていくケースがほとんどです。
慢性ITPは中年女性に多いと言われています。
4歳の男児です。
2歳の時に突然鼻血が止まらなくなり、市中病院に受診しITPと診断されました。
血小板の数がなかなか増えないため、結局プレドニンの内服を余儀なくされました。
それでも通常20万前後ある血小板が2万しかありません。
よほど大きな打撲をしない限りは、大出血を起こす可能性は少ないでしょう。
ただ頭部や腹部を打撲すると止血困難となることがあります。
お母さんがたまたまうちを調べて来院されました。
体格はやや小さいですが、元気で食欲もありお子さんでした。
加味帰脾湯 (かみきひとう) と言う漢方薬があります。
もともとは貧血に使う漢方薬ですが、
最近ではもっぱら大人の精神症状に使う機会が多かったです。
飲んでみると言われるので、加味帰脾湯の内服を開始しました。
プレドニンの量は、5mg,1mgと次第に減量されていっても、
血小板は3.5万前後をキープできています。
これ以下には下がりません。
年齢が小さいのでカゼをひいたり、疲れたり、虫に刺されたり、 次々に事件が起こります。
加味帰脾湯を内服して2ヶ月後には、血小板が最高7.9万まで上がりました。
内服10ヶ月後、血小板は4.2万です。
この時点では漢方薬以外には何も飲んでいません。
カゼをひくと1.7万まで下がりましたが、カゼが治れば2万前後を維持できました。
加味帰脾湯だけで、これだけ維持できればありがたいと感じています。
http://www.kodomo-kampo.net/article/15202783.html