Round Rock日記

テキサスの田舎でのんびり暮らし。
カロリー消費を目指して、オースティン近郊を今日も走る!

東へ東への旅(テキサスの秘湯を発見編)

2014-06-06 00:04:00 | 旅行
ニューメキシコからテキサスに向かいます、今日も長旅で12時間
山に、雲の影がうつっているのが、いい感じ。
 

おぉ、コレは、以前、ニュースで見たことのあるTumble Weed(回転草)
風でコロコロ転がりながら、種を飛ばして、しまいにはとんでもない大きさになっちゃうという、厄介な雑草
冬になると茎が折れて、転がるそうだ。
1つ1つの大きさはそんなに大きくないけど、(30cmくらい?)、
転がるうちに、トゲにからまって大きくなり、自動車くらいになっちゃうらしい
カラカラに乾燥してるだけに、火災があったらコワいね。
 

と思ったら、検問がありました
というのも、この辺りは、すぐそこの川向こうがメキシコなので、
国境とはまた別のところに、このようなチェック機関があるのです(警察犬が活躍中)。
結局、この旅で検問は3回あって、米国市民でない私は、グリーンカードを見せました。
  

田舎道をひたすら進み、途中からは砂利道にちょっぴり不安になる。
  

Chinati Hot Springsに到着
遠かっただけに、うれしさ倍増車が、砂だらけでとんでもないことになってるぅぅぅ。
    

私たちの泊まる小屋?Dos Amigos。
    

お部屋にバスルームがないので、お部屋のすぐ近くにある半屋外シャワー&トイレを使います。
シャワーには扉がないのだけれど、誰かがシャワー浴びてりゃ音がするから分かるでしょ、ということらしい。
これが意外と開放的で、気持ちいいもんです。
 

この温泉宿には(1937年だから、そこそこ老舗)、お部屋が7つあります。
どのお部屋の扉にも鍵はありません、ま、こんな山奥まで誰も来ないだろう。
鍵なしで過ごせるのが、これまた開放的で気持ちいいもんです。


施設内を案内してもらいました
ココは、プラーベートで入浴できる内湯、各自でお湯を溜めます。
ちなみに、この温泉の温度は109F(42℃)で、リチウム始め各種ミネラルが豊富に含まれているとか。
  

やっぱり露天風呂だね~
滞在中は、夕方、夜、朝と3回ココに入りましたよ、丁度良い温度です。


高台にあるプール状の温泉。
ココだけ冷たいので、暑い夏や日中は良いですね。
朝(サンライズ)や夕方(サンセット)の眺めは抜群空が広~い。
    

宿泊者が利用できる、コミュニティ・キッチン。
大きな冷蔵庫、オーブン、電子レンジ、コーヒーメーカー、お皿やカップ、各種キッチンツールが揃っているので、
材料だけ持参すればOK。
テキサスですから、BBQグリルも完備。
     

みなさん、朝も夜も、このキッチンで調理していました。
というのも、人里離れているので、1番近い街まで1時間くらい掛かりますから、必然的に自分で作るという流れになる。
もちろん、使ったものはキレイに洗って元通りにしましょう、というルールがあります。
日本でいう、湯治ですね。
   

メキシコ(すぐそこ)からの獲れたてトマト、ハラペーニョ、きゅうりをご自由にどうぞ。
 

私たちの夜ごはんは、1番近くの町Presidioのスーパーで買ってきた、フライドチキン、お豆、ブリトーを揚げたもの(料理名分からず)。
このスーパーは、テキサスなのに英語が通じなかったスペイン語ですよ。
  
朝ごはんは、持参したベーグル、スープ(レンジでチンするだけ)、フルーツを食べました。

夜ごはん後、お部屋前のベンチに座りながら、おしゃべり
 

何がスゴいかって、暗くなってからの星空が、尋常でないくらいキレイ
流れ星をいくつも見たよ(願い事は間に合わなかったけど)。
空いっぱいの星を見ながら、露天風呂に浸かる幸せ、
あまりの星空に、眠るのが惜しくて、いつまでも外でおしゃべりしてました。
夜になると、施設内はほとんど真っ暗(電灯なし)、
みなさん、暗い中を温泉に行ったり、お部屋に戻ったり、こっちかなぁという感じで歩いているんだけど、
真っ暗だから、誰が誰だかわからない、という面白さもあり。

私も彼も、すっかりココが気に入ってしまったので、絶対また来る
と、決心したんだけど、いかんせん同じテキサス州内ではあるものの、遠いよね。
おそらく、我が家から10時間はかかる
でもね、それをしてでも、まら来たいと思わせる、ステキな場所でした。


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コメント
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