ダイソンとサムスン

雑誌をパラパラしていて、ふと目に付いた掃除機の広告。
てっきりダイソン（Daison）かと思ったら、ちゃうちゃう、サムスン（Samsung）ですよ
プレミアム家電に進出し始めたようで、でも、そのまんま、ダイソンのパクリに見えるような見えないような
案の定、ダイソンから訴訟を起こされて、モメているらしい
　

まぁ、そんなことこれっぽっちも気にするサムスンではなく、
真正面からぶつかってくる無神経さは、ある意味、素晴らしいです


左がサムスンのVU7000、右がダイソンのDC65。
見れば見るほどそっくりですが、サムスンがスゴいのは、2-in-1ってこと。
サムスンは1台（VU7000）で、ダイソン2台分（DC65＋DC59）働きますって言ってますから、
お値段にすると、サムスン＄550に対し、ダイソン＄1,100（＄600＋＄500）は2倍になります
　

サムスンによる自己採点では、サムスンが勝ちのようです

日本とは違い、アメリカではLGやSamsungの製品がとっても多いので（＝受け入れられている）、
この広告を見ても、パクってるとは思わずに、
あら、（1台で2台分働いてくれるなら）お得ねとなってしまうのでしょう。

こういう小さなこと1つにしても、自分は日本人であるのだなぁ、と感じるのです。
こだわり過ぎる、とか、それが良いか悪いかは別にして、日本ほど、素晴らしい家電製品にあふれた国はないでしょう。
アメリカの家電売り場を見たら、あまりのお粗末さに、目がテンになりまっせ