UT Austinのキャンパス内にある、Harry Ransom Center。
それにしても、緑の多いステキなキャンパスです、
テキサス州で、UT Austinはトップクラスの大学ですから、
卒業生からの寄付金が、バンバン集まるんでしょうねぇ
新しい建物が建ったり、キャンパス内のメンテナンスも、良く手入れされている気がします。
この施設も、入場無料(寄付できます)と太っ腹。
お目当ての展示は、The Rise of Everyday Design(2/9~7/14)。
1840~1930年頃、イギリスやアメリカで起こったArts and Crafts Movement、
産業革命で、多くの大量生産品(安価で粗悪)が出回り、それに反対する運動。
なんですが、労働や創造の喜びを感じながらの手仕事は、
コストがかかってお金持ちの人にしか受け入れられない=万人受けしない、
だったら、粗悪品じゃない良いものを工業化で作ればいいのでは、という流れが、
ゆくゆく20世紀のモダンデザイン(生活と芸術の一致)に繋がり、
今日まで、日常の家庭に受け入れられていく、ってな感じかな(私の理解の範囲)。
この展示は、Arts and Craft Movementに大きな影響を与えたJohn Ruskinの
生誕200周年を記念して、開催されています。
書籍が多く、それらは理解できないのですっ飛ばして、
私にも分かりやすい、そうそう、ウイリアム・モリスなら分かるよ、壁紙とかね。
でもさ、令和になった今ですら、これらのデザインがモダンに感じるのって何でだろう?
日本にも、日常的に使える、素晴らしい工芸品が、沢山あるもんね。
大好きなフランクロイドライトの展示もあって、大満足。
人がまばらだと、自分のペースで回れるし、適度な静けさが、逆に心地よい
ただ、ここで気力を使い果たし、もう1つの展示Stories to Tellはパスしました
州議事堂を通り越して南下、歩いて、次なる目的地に向かいますが
州議事堂前にある横断歩道が、斜めになっているの気づいた
(珍しいかどうかは別にして)道路に対して斜め横断歩道って、今まで見たことないような?