Round Rock日記

テキサスの田舎でのんびり暮らし。
カロリー消費を目指して、オースティン近郊を今日も走る!

見れるときに見ておこう

2016-09-21 03:31:00 | お出かけ
Austin Museum Day 2016
年に1度行われるイベントで、オースティン周辺にあるミュージアムの入場料が無料になります
今年19回目を数えるこのイベント、昨年は、この1日で30,000人もの入場者があったそうです。
対象施設の分野は、歴史、科学、文化、芸術など多岐にわたり、
それぞれが自分の興味ある分野から幅広く選べるという、うれしいイベント。

ダウンタウンのChateau Bellevue
この建物は、AWC(Austin Woman's Club)という、社交クラブ的な組織の本部として使用されており、
通常、クラブの会員になるか、結婚式、パーティや会合で施設を借りるか、しなくては入れない建物ですが、
今日は、そのどちらでもない一般ピーポーでも見れるってことで、やってきました。
   

1853年、S.G.Haynie氏が土地を購入、
当時のお値段$193って、時代が想像できないから、高いのか安いのか分からん。
その後、そろそろ建物を建てようか、ってことになり、ヨーロッパにちょくちょく行っていたニューオリンズの貿易商が、
ヨーロッパのお城をイメージして完成したのが、今の建物(1874年)。
  

窓や天井のステンドグラス、
私の目が釘づけになったのが、階段周辺にめぐらされた細工
日本でいう欄間のようなイメージで、材質は桜の木だそうです。
この建物全体に言えることですが、豪華な割にゴテゴテしておらず、過剰というよりむしろシンプル、
かっちり丁寧に作られたのが分かって、そういう部分が日本人の私に響くのか・・・。
   

床のモザイク柄も超かわいい
  
 
本がいっぱい
 

2階を見ましょう
この手の家は、1階に比べて2階は質素なパターンが多い。
暖炉が凝っている、部屋ごとに図柄や色が異なっていました。
     

土地が斜めになっているので、(土地の低い方へ)下ると
舞台のある広間がありました。
  

ダイニングルームやっぱり床がかわいい。
ドアの上にあるステンドグラスは、鶏(Fowl)、果物(Fruit)、魚(Fish)。
      

隠し扉の中に、重い頑丈な扉が隠れており、金庫があった当時は、鏡でカムフラージュしていたそうな。
家族のダイニングルームに金庫とは、意外な隠し場所ですな


現在は、ダウンタウンの高層ビルがニョキニョキしていますが、
当時は、コロラド川が見えたのでしょう、ね140年も経つと、窓からの景色も様変わりです。
 

周辺をグルっとひと回りしてみると古い建物がまだまだ残っていました。
North Cottage(1879年)、North Flats-Howson House(1879年)、Eugene Bremond House(1873年)、
Pierre Bremond House(1898年)、John Bremond Jr.House(1886年)。
    


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