エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

PLCとタッチパネルの組み合わせ!

2011-10-16 23:17:13 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は四国より神奈川に一旦もどりそのまま茨木県での作業となりました!どうしても忘れものをしてはいけないにしてしまうのは正確でしょう。今回は大したものでは無いのでよしとします!

高知県で打ち合わせをしているときに、単身赴任をはじめたらランニングに目覚め、マラソンにでると話を聞いたので私も出張の合間に走ってみようかと思ったのですが、疲れ過ぎていて家をでるときにそのことすら思い出しませんでした(汗)!

さて、タッチパネルのデータの吸出しには様々な方法があります。最近のタッチパネルではUSBを使うことが多いのですが、古いものではシリアル通信が一般的で、シリアルUSB変換ケーブルを使うことで読み出すことができます。

ただし、シリアルインターフェイスからタッチパネルまでの通信は専用のケーブルを使用することが多い場合があります。

これはPLCとの接続も同じで、たとえば三菱電機製のシーケンサFxシリーズには専用ケーブルが必要となります。

さて古いタッチパネルがデータの引き出しは、メーカと協力しながらどうにか行いますが、これを新しいタッチパネルに変更する際には仕様の違いなどから調整が必要になる場合があります。

あまり知られていないのですが、現在のタッチパネルはシーケンサのメーカを超えて接続することができます。


▲Panasonic製タッチパネル作画ソフト対応PLCを選定します!!


例えば、三菱電機製のタッチパネルとキーエンス製のPLCを組み合わせることも可能です。

この場合デバック時に多少の機能が使えなくなりますが、これはあくまでも我々エンジニアが作業する際の問題であり作業者さまがお使いになる際には不便は感じません。

このようなご提案もできます!!

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昨日の作業で柘○さま下○米さま、ありがとうございました。またご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした!!

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珍しい業界紙!!

2011-10-15 21:15:55 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!と株式会社ムラタの村田洋介です!!

他社の製袋機の不具合をなおしていると、その設計思想がわかるときがあります。また自分の見逃していた方法や、配線を行なっていることがあり新たな発見をすることがあります。

製袋機に限らず産業用機械の制御に正解はありません。それでも何が一番よい方法かを考えお客様の要望に可能な限り応えていこうと思います!

本日行った作業もしっかりとアーカイブしていきたいと思います!!


▲本日の作業内容です!


さて、社内には毎日様々な部品が届きます。なかでも巻き替えをおこなったゴムロールはその量も多いのですが、とどいたゴムロールは新聞紙に包まれていることが多いのですが中にはこんな新聞がありました!!


▲ゴム報知新聞は週刊紙のようです!!


様々な業界があるのは承知しておりますが、このような新聞があるとはびっくりしました。

私どもの取引のあるゴムロール屋さんはその他様々な新聞を巻きつけて送ってきてくれます。
スポーツ新聞から、全国紙、地方紙がありますがこの新聞を見たときに業界は広いなと思いました!
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『世界地図』とは!!

2011-10-14 14:49:16 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!

昨日はiOS5のダウンロードが開始され、早速私もアップロードしてみました。

多くの新しい機能が追加されたとのことですがメッセージやリマインダーと言ったアイコンが増えていることが見た目には一番新しく感じることでしょうか?

今後はitunesに接続しなくてもwifi経由でアップロードされる点も評価したいと思います!

詳しい内容はまたの機会にお話したいと思います。

さて、製袋機の部品の名称にはあだ名のようなものが多々ありますが、株式会社ムラタの電気チーム独特の呼び名のものがあります。

それが『世界地図』です!

製袋機の古い配線や、新しくどう配線をしていったのかこれを見たらすぐにわかります!!


▲世界地図です!!

この世界地図は回数を追うごとに進化し最近ではI/Oやその他の情報まで記載されております!!

写真の世界地図は数年前のものですが、最終的にはこれを配線図としてまとめていきます。
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温調器の出力!

2011-10-13 23:51:58 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日のより四国入しておりますが、四国に入ると朝のニュースでダムの貯水率が報告されてます。

鹿児島では桜島の灰の流れる方向が取り上げられます。出張にでると仕事のことで頭がいっぱいになりますが、ちょっとしたことで地域らしさを感じると楽しい気持ちになります。

さて、一昨日の温調器のご注文に続き、本日も追加で2台の温調器の注文をいただきました。

通常、株式会社ムラタでは熱板のヒータ制御におきましてSSRを使用しておりますが、野崎製製袋機や太洋商会製製袋機ではマグネットを使っております。

今回発注した3台このマグネットを使用する温調器です。


▲温調器の出力にはこれだけの種類があります!


見た目は普段使っている温調器とまったく変わりませんが、型式や配線図でその違いをしることができます。

株式会社ムラタでは通常のSSR出力の温調器を常時在庫としてもっております。
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パソコン制御はタッチパネルに載せ替えることができます!

2011-10-12 09:42:08 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は富山県より香川県へとやってきました!本日はさらに南に移動していきます。

昨日は打ち合わせと新しい製袋機でトラブルが発生した際に信号の入力の確認方法のご説明をさせて頂きました。シーケンサを確認することでどこに信号が入力されていて、どの信号が入力されていないか簡単に確認することができます。

課長さま、高○さま昨日は遅い時間までありがとうございました。

さて株式会社ムラタでは社内スタッフが必死になってパソコン制御用のパソコンをどうにか動くようにしていました。



▲懐かしいパソコン制御の画面です!



15年ほど前は製袋機にパソコンを搭載し独自開発のパソコンプログラムにて製袋機を制御していました。しかし現在の技術の進化はとても早く、またあるメーカーの技術者の方との対談をしている際に、製袋機において各部の制御はそれぞれの機器に任せる方法を取っていくと言うアイデアを頂き、日々改善を繰り返しながら実行しております。

つまり温度制御は温調器に、サーボモータの動作はサーボアンプに任せるという方向性で制御しております。

余談ではありますがこの電機回路の設計思考ですが、他社の製袋機を見ていると外部に委託したものや、後付で追加された回路などをサーボ改造の際に知ることができとても興味深くなっております。

今回はパソコンをどうにか立ち上がるようにすることができましたが、今後のことを考えるとシーケンサ、タッチパネルに載せかえを薦めます!
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Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏がなくなって各方面で様々な動きがでておりますが、香港の学生が製作したApple社のロゴが注目を集めております。

かじられた場所にジョブズ氏の横顔のシルエットが表現されています!


このロゴを見るだけでも悲しい気持ちになってきます。
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ベアリング入エキセン!!

2011-10-11 19:21:37 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!

昨日は夜遅くまで作業をしていたのですが、社長様にも顔を出していただき常務様はじめ皆様が見守っていただき大変心強く思いました。

今回の作業は電気的なものではなく機械的な調整でしたが私としては出来る限りのことをさせてもらいましたが、少し納得のいかないところもあり早急に自分の技術を磨きたいと思います。

皆様ありがとうございました。

さて、熱板やカッターを上下させる機構にはエキセンが使われています。

偏心機構を使い熱板やカッターを上下させる機構で機械の内部の主軸についています。


▲丸い部品がエキセンです!このエキセンはベアリング入りです!


私個人としてはクランク機構の方が好きで、今後スタンダード製袋機の機構を新たに設計することがあれば必ずクランク機構にします!

ただし、現時点での株式会社ムラタの方向性は太洋商会製の製袋機との互換を重視しておりますのでスタンダード製袋機にはエキセンは従来通り使用しています。

このエキセンですが従来の太洋商会製 製袋機では給油が必要なものですが、株式会社ムラタではベアリングを内蔵しているので無給油でしようすることができます。
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プログレとは

2011-10-10 16:41:14 | その他
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!!!

3連休の最終日となりました本日は北陸経由で四国に向かっております!思いの外高速道路は空いていましたが、月曜日出勤の企業が多いからでしょうか?

神奈川県の株式会社ムラタでも2名が本日出社して仕事をしております!

さて、本日は休日ということもありまして、プログレについて書こうと思います。

プログレとはプログレッシブロックの略で、私のすきな音楽ジャンルであります。

キング・クリムゾンやピンク・フロイドが代表的ではありますが、重厚なサウンドは精神世界などを表しています。

ビートルズ解散後の1970年代前半にその黄金期を迎えますが、音楽の追求はとどまること知らずレコード時代において片面すべての時間で1曲となるなど従来のシングルの概念を崩して行っております。

例えばピンク・フロイドの『ECHOES』は23分を超える曲であり、情緒的な曲に仕上がっています。

ビートルズの最後のスタジオ録音アルバム『ABBEYROAD』でも、B面のGOLDENSLUNBERSからCarryThatWeightへと続く箇所など、もし1970年にビートルズが解散しなかったら、プログレ色の強いアルバムを出していたのではと思わせます。


▲世界で一番有名な横断歩道です!!『ABBEYROAD』


キング・クリムゾンの中心的メンバーであるロバート・フィリップは自分たちの音楽をプログレと称されることは嫌っているということを有名な話です。

Pink Floyd - Echoes Live at Pompeii Part 1

▲Echoesのライブバージョンです!!

Echoes - Pink Floyd Live at Pompeii Part 2

▲Echoesのライブバージョンです!!曲が長すぎて分割されております!
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プログラムにおける微分とは!

2011-10-09 13:05:32 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

世間では3連休ということもあり、株式会社ムラタもお休みを頂いております。

しかしこの連休も出社して仕事をしております!

昨日も福島県から次長さまから製袋機の不具合についてご連絡をいただきました!

製袋機業界ではお休みに関係なく作業をされているかたがいらっしゃいます。そう思うとなかなか休みをとることができません。

さて、製袋機のプログラムだけに限ったことでは無いのですが、プログラムを書いていると数学的な要素が多々出てきます。

その中で名前からして難しそうなものに『微分関数』があります!

微分と聞くと高校の数学を思い出し、?マークが頭の中を回る方が多いと思いますが、微分の意味を知ると難しいことではありません。

微分の意味はある一瞬を切り取る数学なのです。

これを踏まえるとプログラムで意味する微分関数は、例えば信号が入ってくる一瞬を捉えたものを指します。

具体的に記すと、信号の入った瞬間(立ち上がり)や信号が切れた瞬間(立下り)の信号のことを言います。

C言語などのプログラムではイベントとして定義付けられており、例えばマウスでボタンを押した瞬間の『立ち上がり』、ボタンからマウスを離した『立下りに』プログラムを書くことによってプログラマーの意図する動作を行うことができます。

その他、さらに虚数も使われておりますが、これは表に出てこないのでまたの機会に話したいと思います!!
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リレーと『食べたらブタになるゆで玉子』

2011-10-08 18:01:25 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨日は一旦、高知県での作業を終え次の行き先を雄三と話あったのですが、8時ころに神奈川に向けて帰宅することとしました。

神奈川についたのは明け方でしたが、出発した時間が遅かった点と途中事故渋滞に巻き込まれたことを考慮すると順調だったと思います。

また運転を交代ですることができたため今朝は少し早起きして出社する前に部屋の掃除をすることができました。

私は高知県には1週間いましたが、作業にあたっては堀○さま、白○さまはじめご迷惑をおかけしましたが、ありがとうございました。

連休は神奈川で準備をし休み明けに再度、高知県入り致します。

さて、本日は原反不足のセンサが利かないとお問い合わせをいただきました。

古い太洋商会製の製袋機をお使いの方で、電話で調べていくうちに本来ならDC24Vのリレーが入っていないといけないところにAC200Vのリレーが入っていました。

今回の場合、原反不足センサーがオンしてもリレーがAC200Vのためコイルは動作しません。またノーマルクローズ(以下NC)で配線が繋がっていますので、信号の入力のない状態でも製袋機は動作します。

リレーの入れ違いは弊社のスタッフでもしてしまいます。通常は1箇所のみDC24Vのリレーがつかわれていますので一度その位置を確認しておくと良いと思います。

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今朝、雄三を送りに実家に立ち寄るとテーブルの上にこんなものが置いてありました。

母親が作ってくれたゆでたまごです!!



▲私が実家を出て一人暮らしを始めてから10数年!実家ではゆでたまごがマイブームなのでしょうか?(笑)


雄三曰く『食べたらブタになるゆでたまご』と言う立派な名前を母親が付けたそうですが、全く絵心のないそのブタの顔に思わず笑ってしまいました。
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新しいリレーを使用する!!

2011-10-07 08:18:29 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!

本日は関東より西では気持ちの良い秋晴れとなるそうです!すっかりあつあった夏から季節がかわりました!

さて、リレーはどの製袋機にも1つは使われております。これはサーボ式の製袋機になっても同じです。

通常はオムロンのリレーが使われていることが多く、LYで始まるものとMYで始まるものをよく見かけます。

互換性のあるものとすれば、Panasonic製のリレーもAHKで始まるものとHJで始まるものも見かけることもあります。

リレーの構造はマグネットをつかい接点を切り替える単純な構造のため多くのメーカーから互換性のある品が発売されております。
そして昨日は新しく使用するリレーが届きました。


▲OMRON製のリレーと完全互換があります!!


欠点をあげるとすると、コイルに巻かれているフィルムにコイル電圧が書いていないことでしょうか?
ただしコイル電圧に対してはリレー本体に印字されているので特に問題はないと思います!

最後にカタログ値がHPにて公開されていますが、先に述べたようにリレーの構造は単純なためメーカーに信頼性があれば問題なく使用することができると言えます!

またOMRON社のHPではリレーについてのテクニカルガイドも公開されております!

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CISCとRISC、そしてスティーブ・ジョブズ氏へ

2011-10-06 13:18:30 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日はApple社の創業者でものあるスティーブ・ジョブズ氏がなくなったとのニュースを聞いて大変驚いております。

パソコンの処理の中心を担うCPUには従来CISCとRISCの2種類がありました。

CISCはその後インテルが発展させPentium、CoreDUO、Core2DUO、Corei5など現在まで続くCPUとなっております。

それとは一線を画したのがRISCと呼ばれるCPUでMacintoshで採用されていたことを思い出します。

数年前にAPlle社が自社とIBMによって共同で開発していたCPUから、Intel製に切り替えたことは記憶に新しく、同時にCPUの歴史がWindowsとMacの歴史だとも思っていたので大変驚きました。

Apple社を立ち上げ、一時は経営難から同社を追い出され、数年後に経営に戻りその後はiPodやiPadなどの革新的なデバイスを世に送り続けた生き様は圧倒的です。

人をひきつけるスピーチのみならず、どんな立場であろうともジーンズ姿を変えない彼に共感します。


▲Googleのトップページにもジョブズ氏を偲ぶように・・・
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ギロチンカッターの隙間??

2011-10-05 23:15:29 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日は作業中にボールペンを使い切りました!ボールペンを使い切るのは受験勉強をしていたとき以来でしょうか?


▲使いきりました!!


なんだか変な達成感があります!

さて、先日お客様からのご相談でカッターが左右にずれると言うものがありました。

通常買カッターは横方向ではゴムロールフレームによって巾決めされているので、左右に振れることはありません。

確認していただくと、上カッターがすこし反っているように感じられるとのことでした。


▲矢印の部分に隙間が確認されるとのことです!!



長年使っている間に歪みがゴムロールフレームと摩耗していたと思われます。

今後も長くお使いいただくためにオーバーホールを含めたご提案も視野にいれております!!


見積もりをご提出するまで他に何か良い方法がないか模索しております!。
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サーボモータのゲインとは?

2011-10-04 23:44:46 | 製袋機のエンジニアな日記
こんばんは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

高知県にきて3日目となります!坂本龍馬はお客様の工場へ向かうなかにも何度も目にしますが、昨日はホテルで飲むためのビールを買おうとしたら視線を感じました!!こんなところもに龍馬さんがました!!


▲950円で買えるようです!!(笑)


さて、本日は朝から株式会社ムラタ社内にいる設計スタッフの大岡と電話ではなしました!

内容はサーボゲインの調整についてです。

サーボモータが夜に出回り始めた頃のサーボモータのゲイン調整はかなり手間がかかりましたが、最近ではオートチューニングによって自動化することができます!

ところこでこのゲインとは何でしょうか?

簡単に説明すると目標座標に対して、どれだけの誤差を許容するかの値となります。

もちろんサーボなので位置決め精度は高精度なのですが、高速で移動させると通り過ぎてから目標座標へ戻ろうとします。

この時『位置ゲイン』を調整していきます。

またサーボのパルスの単位はHz(ヘルツ)であることから、周波数が高くなるにつれて高速で回転します。

この回転速度を安定させるためには『速度ゲイン』を調整します。

さらに製袋機やその他の産業機械では『位置ゲイン』と『速度ゲイン』の組み合わせが重要となってきます。

位置ゲインだけが高くてもいけませんし、速度ゲインが高いだけでもいけません。

先に述べたように、通常はオートチューニングによって最適なゲイン調整を行えるようになっていますが、例えばボールねじを使った移動機構によってはボールねじのたわみや共振などによりオートチューニングが正常に動作しないこともあります。

この場合は、経験とカンによってゲインを調整していきます!
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温調器のデジタル化!!

2011-10-03 16:54:07 | 製袋機のエンジニアな日記
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日は高知県にきております!!肌寒かった東京に比べ日中は半袖で気持ちよく過ごせる陽気です!

さすが南国と言った感じでしょうか?

あまりにも気持ちが良いので本日は昼食を屋外でとりました!

さて、昨日は温調器の交換を行いました。旧太洋商会製の製袋機の温調器をデジタル化しました。

2台の製袋機に対して改造工事を行ったのですが、それほど製造年が離れているわけでもないと思われるのですが、電気回路がまったく違うものとなっておりました。

1台目ではまず温調器の交換を行なって、そのまま2台目へと作業を進めていったのですが2台目を作業している最中もどうやって1台目で温度が設定温度の許可範囲にならいときに製袋機を止めるか、回路のことばかり考えていました。

最終的にはどちらも温度アラームが発生するときには機械を停止するように改造できたのですが、こころの中では少し焦ってしまいました!!

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昨日はお休みにも関わらず、お付き合いくださいました堀○さま、ありがとうございました。

社長さまには残念ながらお会いできませんでしたが、再度立ち寄らせていただいます!

ありがとうございました。
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新幹線の進化!!の

2011-10-02 10:19:18 | 出張中のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

本日は岡山県へ向かう新幹線の車内からブログを更新しております!!

新幹線に乗るたびに便利になったと感じるのはN700系のぞみですと窓際のすべての席にパソコン用の電源があることです。


▲N700系の新幹線のパソコン用電源!!


また東京~新大阪間はインターネット接続サービス(別途プロバイダーと契約が必要)が利用できる点もビジネスマンにとってはありがたいことです。

さらに新大阪駅より西の駅では時刻表示板の行き先にに『鹿児島中央』と西日本と九州が日本の誇る高速鉄道でつながっていることを教えてくれます!

ちなみに私は鉄道マニアではありませんが、700系から進化したN700系と言うのはとても興味があります。


▲700系(左)とN700系(右)


培った技術を進化させることで、性能を磨くということはエンジニアな私としても大いに触発されます!



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