イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

表現の自由

2013年08月14日 | イコン
風立ちぬ を、まだ観ていないので
どんな喫煙シーンがあるのか
よくわかりません。

けれども、日本禁煙学会の苦言をYahooニュースで見る限りでは
まさに、宮崎監督が描こうとしていた
夢見る自由さえも奪っていく
戦争中の特高みたいだと思いました。

個人的には、
私たちの自由に描いた絵を見て
「これがバラぁ⁈」と
「これがイコン⁈」と
自分の好き嫌いを生徒に押しつける画家にうんざりしたばかり。
あの画家の教え方も
自分の好きなようにしたい特高みたいだと
戦争を経験した両親が言っていました。
自分の思い通りにしたければ、
自分だけがすればいい。

風立ちぬ の当時も
私の生まれた50年前も
タバコを吸わない大人に会う方が
珍しかったのです。
いいタバコが吸えることが、
大人のステイタスでした。

妻が結核でも、夫は吸っていた。
私の祖父母がそうでした。

宮崎監督は、風立ちぬ で歴史の事実と夢を描いたと言っていました。
事実では、喫煙は当たり前の時代でした。
それを、今の時代に当てはめるのは奇妙なことだと思います。


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