イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

子どもがいても、、、

2022年02月06日 | 在宅介護
母は無事90歳の壁を越えてくれまして、私はとても安心したのですが、
気になるのは、
隣の認知症お婆さんひとり暮らしや、ご近所の高齢者たちです。

何時間も庭に水を撒く、
我が家の洗濯物びしょ濡れにする隣のお婆さんは、
母とは、4つくらい年下の85、6歳なのですが、
歩いて20歩の家に娘が住んでいて、
お婆さんを見ているか、いないか、わからないのです。
私なら別居でも、足がよろよろの母親の
晩御飯食べさせて、風呂に入るのも見て、寝かせたりすると思うのですが、
全くしていないと、ご近所も心配しています。
庭の水が1日半出しっぱなしのこともあり、
私が娘に言いに行って、ようやく家に入りました。
離れたところに住む息子は、
ゴミ捨ての日のみ車で来て、さっさと帰ってしまいます。

我が家は、お婆さんの散水被害さえなければよいのですが、
先日、私が洗濯物を干していたら
隣のお婆さんの家から、
何とも言えぬ、ドスン‼️という音がしました。
「あ、人が倒れた」とわかりました。
人の声は全くないので、
私も何もしようがなく、大丈夫かな?と考えるだけしかできません。
他人様の家に押し入るわけにもいきませんから。
ただ、気がかりなのは、
重症の認知症は、痛みや、暑い寒いの感覚がないこと。
猛暑日でも、寒い日でも
3時間も5時間も庭に立ちっぱなしで散水しているんですから。
感覚が麻痺しているんです。
ですから、怪我をしていても、
痛いという感覚がないかもしれません。
お婆さんの娘や息子から、
何かあれば連絡してくれと頼まれてもいないですから、
見たことではないものは、
私もどうしようもないのです。

数年前から、隣のお婆さんが救急車を月に3回くらい呼んでいて、
救急車に乗ったと思ったら、
2時間くらいで、ひとりタクシーで帰宅するのを繰り返していたのです。
もし、何かあれば、また救急車がくるかな?と思っていましたが、
、、、そうなんです。
今はコロナで、岡山市も救急隊の数が足りなくて、
1隊増やしたとニュースで見ました。
救急車をタクシー代わりにしていた常習のお婆さんは、
打ち身くらいでは救急車は来なくなっています。
救急車を呼ぶ常習犯とわかっているでしょうしね。
大丈夫かな?と心配しましたが、どうしようもない。

そうしましたら、翌日、
ゴミの日でもないのに、
息子がタクシーでやってきたのが見えました。
やはり、何らかお婆さんにあったらしい。
普段は全く聞いたことのない洗濯機を回す音がしました。
洗濯物を外に干しているのを、私は見たことがないのです。
娘は全く何もしない。
息子もすぐには来ないから、
お婆さんの頼りだった救急車も呼べなくなり、
早く施設に入れてやればいいのに、と思うのですが、
何もしない息子、娘なら、
いよいよ死にかける時でないと動かないのだろうなと思いました。

ドスン‼️と音を聞いた日から
お婆さんは全く外に出ていません。
もちろん、我が家への散水被害もありません。
どうなっているのか?わかりません。

子どもたちがいても、
介護の認識が全くない子どもたちだと、
まわりにも迷惑をかけて、
ひどいことになるものだなと思います。
娘は、ほとんどお婆さんの家に入らないので、
おそらく、ほったらかしでしょう。
お婆さんが、さらに、ひどい状態になっていなければいいなと思っています。
何かあれば、警察だと思いますが、
家の中がわからないので、どうしようもないです。
ご近所、みな心配しています。


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