カムカムエブリバディの
あんこのおまじない、
脚本家さんが考えたと思いますが、
我が家は父が津山でしたから、
作州小豆を使って
昔から、
ぜんざいやあんこは
家庭で普通に炊いていました。
この冬も玄関の練炭火鉢で炊くぜんざいを
毎日のように食べていました。
ダンスクの鍋をぜんざい専用にしています。
あんこやぜんざいは
あずきと同量の砂糖を入れますが、
それより砂糖を控えめにして、
てんさい糖や
最近はウクライナのひまわり蜂蜜を使って
ほんのり甘いかな？という感じにします。
醤油を少し入れますと、引き締まります。
母は全てミキサー食になっていますから
おまんじゅうとか食べられないのですが、
このぜんざいの上澄みにとろみをつけて飲ませています。
私も血糖値管理が必要ですが、
あずきのポリフェノールは血糖値を下げますから、
ぜんざいを食べていると、
時々、100を切りそうになり、
気をつけながら食べています。
このぜんざいに、玄米餅やよもぎ餅を入れて食べると
市販の和菓子がわりになっています。
ケーキも好きですが、
和菓子系は満足感があります。
岡山は大豆もよいものがとれますから、
きぬちゃんちの豆腐店も出てきて、
脚本家さんは兵庫県出身だそうで、
岡山の産物のことも、
姫路の御座候の回転焼も
岡山空襲のことも調べて、
よくご存知なんだろうと思います。
カムカムエブリバディは庶民の
日常生活の細かな部分を取り上げていて、
その細やかな生活が
実は、いかに大切で
家族を生かしているかが
よくわかるドラマでしたね。
おいしゅうなれ、は
あずきだけでなく、
いろんな料理を作る時に言ってます。
最後にひなたが巻いていた
青と黄色のスカーフは
大柄のひまわりでした。
カムカムエブリバディ放送中に
ウクライナ侵攻があり、
岡山空襲、
湯島生まれの母が
上野公園まで逃げた東京大空襲と重なり、
楽しくドラマを見ている間にも
ウクライナの人々が亡くなっているわけですから、
なんとも言えない気持ちで
ドラマを見ました。
ひなたのスカーフは
未来の平和を願っていましたね。
半年間、素敵なドラマでした。
ありがとうございました。
良子さん、寒い時に、たくさん走ってくださってありがとうございました。
もじりさん、演出の意図、受け取りました。
