野の花と 我をなよびそ 二日月 夢詩香
*二日月は、新月の次の夜の月。とても細くて、見えるか見えないかわからない月です。
句の意味は、要するに、二日月みたいな細い目でわたしを見て、簡単に決めつけないでほしいということです。
まあ長い人生を生きていれば、こんなことを思う日もあるわけで。
女の人は、女の人だと言うだけで、時々不当な評価を与えられることがありますからね。
愚痴を言っても何にもならないので、あまり言わないようにしますが。
でもまあ、こんな気持ちを、俳句に詠んでみれば、かなりいいものができたりして。
それで少し気持ちも整理できたりするわけです。